ソロの作り方
最近、サックスを練習していて、徐々に曲が吹けるようになって来たんですが、いざソロとなると、ちょっと微妙で、そもそもソロってどんな風にやっていたかなぁって自分なりに思ったことを、頭の整理がてら書いてみます。
まず、ギターの場合。
ギターは基本的にスケールの形を指板上に展開させて、その形上の音をリズムに合わせて弾いている感じなんですよね。
まあ、大体がマイナーペンタの5つのポジションを行ったり来たりするのが多いですね。
そして、駆け上がりとかは、メジャースケールを元にか、殆どがペンタの指癖になっていると思います。
狙って音を出していないんですが、何となく、トニック的な響きだったり、ドミナント的な響きみたいなのは意識して終わらせようとするフレーズ、盛り上げようとするフレーズというのは、多分、指と音を頭が何となく覚えているのだと思います。
ピアノの場合ですが、殆どが、メジャースケール主体の指癖ですね。
そんで、メロディアスになるようなラインをなんとなく作って、それを繰り返すとか、後は適当に黒鍵(または白鍵)を踏んで、半音進行でジャッジーっぽい感じをやったりとかですね。
ピアノの場合は、割りと適当なインターバルで、複音したりもしますね。
その場合、ボトムをそのキーのメジャースケールの何かにして、高い方でうようよと動くとかそんな感じです。
たまに、3度で動かすとか、6度で動かすとかありますが、臨時記号の少ないキーでないと中々上手く行きにくいのが現状ですかね。
んで、サックスに戻ると、サックスの場合、まだ指もそんなに動く感じではないので、手癖で一気に駆け上がるとか、ペンタトニックで遊ぶとか、そういうのは出来ないんですよね。
でも、今思ったのが、逆に、イメージした音を出せたら、すっごくかっこいい音、フレーズになっているので、ひたすらにイメージ→音を出す→あっているor間違えたを繰り返して、この正答率及び変換スピードの向上を目指していけば、理想のソロが吹けるようになるかも知れないですよね。
そう考えると、スケール練習はスケール練習として、曲は曲として、ソロはソロで間違ってもいいから、とにかくひたすら自分のイメージした音を出すという練習をしたらいいのかも知れませんね。
ちょっとやってみようと思いました。
まずは、好きな曲、得意な曲のコード進行を思い浮かべて自分なりのソロを描いてみて、それを音にしてみます。