サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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ドレミの読み方

以前、音楽教育を受けてきた方は、ドレミの読み方を調合による♯♭は頭で処理して、単純な読みは、純粋にドレミファソラシドで読んでいるという記事を読んだことがありました。

 

また、別の本では、ドレミの読み方で、♯♭系での読み方が無いのは日本だけで、12オン全てに読み方が付けられているみたいな話も読みました。

 

日本語でそれをやろうとすると、実は、発音の仕方で、区別がしにくいだとか。

 

なので、結局日本のドレミ読みは、調合は頭で処理し、読みは普通に読んでいるみたいな事が書かれていた気がします。

 

そういえば、と思って、僕は自分であまりドレミを読んだことがなかった事に気が付きました。

 

最近は子供達のレッスンで一緒にドレミを読みますが、これに触発されてか、最近では楽譜を読む機会が増えました。

 

そこで気が付いたのが、ギターやピアノで弾く場合、ドレミなどの音はあまり意識せず、キーと、始まりが何の音か、到達音が何かだけを意識して、後は感覚で弾いていました。

 

なので、聴き取れていない音や、自分の中で認識できていない音については弾くことが出来ませんでした。(まあ、当然と言えば、当然ですが)

 

ですが、楽譜でドレミを意識して弾いてみると、今まで取れなかった音や、聴き取れなかった音も弾けるようになりました。

 

また、もう一つ気が付いたのは、サックスで吹く場合は、思いっきしドレミを意識して吹いているということです。

 

これは、単に練習量の差なのかも知れませんが、サックスの場合、まだ指癖が付くまで練習していませんので、メロディを吹こうとした場合、どうしても、ドレミを意識せざるを得ません。

 

最近では、ギターでドレミと弾いている場所を紐付けようと、ドレミを口ずさみながら、スケールを弾く練習をしているのですが、面白いのは、ドレミのパターンがあるということでした。

 

ドレミのパターンとは、ドレミファ、ソラシドというパターンだったり、レミファソ、ラシドレというパターンだったり、音符で書けば、4つの塊ずつ、当たり前といえば、当たり前ですが、始める音とリズムによって、色んなドレミの読み方のパターンが有る訳です。

 

ですから、同じドレミファソラシドでも、ドレミ、ファソラ、シドレという風に、3つ区切りのシーケンスの場合とドレミファ、ソラシドという4つ塊のシーケンスでは違いますし、同じ4つ塊でも、スケールをドンドン上がっていくと、ドレミファ、ソラシド、レミファソ、ラシドレと始まる音が変わってくるので、それぞれの音から始まる4つを覚えている必要がある事にも気が付きます。

 

また、ギターの場合は、区切りのいいところで折り返すのではなく、スケールポジションで折り返すので、必然的に、登るだけのパターンと、登って降りるパターンが組み合わされます。

 

そんな風に考えながら弾いていると、今まで、如何に手癖で形だけ覚えて、その中で弾いていたのかよく分かりました。

 

ところで、ギターのアルペジオって皆さん出来ます?

 

まあ、普通にコードの形をしてアルペジオなら出来ると思うんですけど、そうでななく、ピアノで弾くみたいな、音を省略しないバージョンのアルペジオの事なんです。

 

これ、やってみると意外と指折の体操になって、コードを押さえるのにも、スケールを弾くのにも、両方の練習になるなと思って紹介したいと思います。

 

基本的には、6弦を人差し指から始めるパターンから、4弦を人差し指で始めるパターンまでの7種類の押さえ方でやります。

 

そして、それをそれぞれのポジションごとにダイアトニックコードを網羅すると、より効果的です。

 

ピッキングはスイープかエコノミーにすると右手の練習にもなると思います。

 

手っ取り早く曲で使いたい人は○m7と○7の2つを2~3ポジションで練習して覚えると、結構カッコいいフレーズが使えるようになります。

 

○M7が出てくる場合は○の3度上の●m7を弾けばOKですし、万が一○m7-5が出てきても、3度下の●7を弾けば、代理和音として機能してくれます。

 

また、○m7と○7は、ブルース進行でも使えるので、セッションなどで、ペンタに飽きたら取り入れてみて、組み合わせて使うと結構面白いです。

 

特に、○m7のアルペジオと○マイナーペンタの運指はほぼ同じなので、意図的に音を減らしてコードを鳴らす場合にアルペジオを使って駆け上がっていって、ペンタでうだうだしてからまたポジションを変えるなど、バリエーションが増えます。

 

そして、○m7と○マイナーペンタをリンクさせておくと、コードに沿ったソロだけでなく、スケールに沿ったコードチェンジ(アッパーストラクチャーとか、代理コードとか)にも使えます。

 

同じように、○m7とそれぞれのダイアトニックのモードを対応させておけば、コードから即座にモードスケールへのアクセスが可能となります。

 

ってか、ジャズメン達は既にそうやっているのかしら?

 

とにかく、コードジャカジャカと、スケールでメジャー、(ナチュラル)マイナー、ペンタだけを頼りにしていた藤四郎には、非常に重宝するアプローチ方法を得た気がしました。

 

今度はこれもドレミで読み上げながらやりたいんですけどね。

 

まだ、慣れてないので、その内に出来る様になると思います。

 

ドミソシ、ドミソシ、ドミドシ、ドミドシ、ソミドシってね。