今週のジャンプ 27号
そういえば、あるタイミングで始めようと思っていたのですが、中々区切りが見つからず、いつぞやか忘れてしまった企画を今回から始めようと思います。
来週からは毎週月曜に更新していきたいと思います。
基本的にネタバレ記事ですので、未読の方は、先にジャンプを読んでからこの記事を読むことをオススメ致します。
さてさて、今週のジャンプですが、表紙はアスタのブラッククローバーですね。
魔法騎士団のお話で、主人公のアスタは魔法を一切使えない劣等者的な立場から始まって、ある魔法書との出会いで、魔法が使えないけど戦えるようになる的な、主人公が這い上がっていくパターンのお話です。
劣等者的な立場の主人公が、ある出会いをキッカケに、一番強い存在になろうとするってストーリー的には、ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)も一緒ですね。
そして、今週は月イチ連載のボルトが掲載されています。
ボルトになってからは、作画が変わり、作風が若干硬い感じに変わったように思います。
そして、先週から予感はしていたのですが、僕的には結構意外だったのですが、サモン君が連載終了になってますね。
さてさて、前から順々に行ってみましょう。
まずは先に紹介したブラッククローバー。
いきなり正体不明の悪そうな風体の強そうな奴が現れる展開になりましたね。
そして、相変わらずアスタはモテモテで人気者です。
次にワンピースですが、四皇ビッグマムの過去編の最後っぽい感じですね。
エルバフでの出来事と巨人族から嫌われるようになった経緯と、マザーカルメルの正体が明らかにされました。
最後の描写ですが、突然いなくなったお友達とマザーカルメル。
最後のコマ最後から3ページ目の最後のコマで、マザーカルメルの着衣に歯型が付いて破れています。
そして、もうひとつ前の最後のコマでは、リンリンが美味しそうに食べている声と同時に悲鳴らしきものが響いています。
取り方によっては、嬉しいリンリンの悲鳴とも取れますが、夢中になって机まで食べてしまったという言い方から、途中でリンリンは記憶がなく食べまくってしまったと考えるのが妥当です。
となると、恐らくは、記憶なく食べ続けているリンリンの「美味しい」と嬉しがる声に、リンリンに食べられることへの恐怖と阿鼻叫喚の声だと取れると思います。
テロップで、楽しい誕生日って書いておきながら、その実、恐ろしい出来事が本人の記憶にもないところで行われていたということです。
もしかしたら、マザーカルメルは食べられたのではなく、他の子と一緒に逃げたのかも知れません。
それは、パンドラを作ったのがマザーカルメルだったからです。
ビックマムにはパンドラと同じ様な、ゼウスとプロメテウスを引き連れています。
ゼウスとプロメテウスがソルソルの実の能力っぽい意見を聞きますが、もしかしたら、そうでないのかも知れないです。
それともう一つ、羊の家の子供達の中で、黒い冠をしている子がいますが、この子はウェディングパーティで出ています。(ビックマムの悲鳴で倒れている描写がありました。冠のデザインは一緒です。)
なので、ウェディングパーティに呼ばれていた裏社会の人達は、この時逃げた羊の家の子供達ではないかと思われます。
つまり、リンリンは、勢い余って友達を食べようとしたが、カルメルと他の子供達が逃げたのか、もしくは、世界政府がリンリンを引き取ると称して、カルメルと子供達の捕獲をしに来たところ、リンリンにだけは手が出せなかったみたいな感じではないでしょうか。
そしてネット上では、この回は、食べられた、食べられない論争がどうやら起こっているみたいですね。
ドンドン行きましょう。
そして、更なる解明が進もうとしたところで、鬼達がやって来てしまいます。
外の世界観がどのような設定になるのか、とっても楽しみです。
次にDr.ストーンですが、前回、長い伏線を経て、復活した千空ですが、今回からは、大樹が復活する前の千空が復活してから大樹に出会うまでを描かれていきます。
それにしても、作画のボウイチさん、ヤンマガでもオリジンってサイボーグの話を連載させていますが、週刊連載を2本抱えて、絵がこのクオリティって、物凄い人だなって思います。
先週から一転、煉獄さんはかなりの傷を負っての戦いになっています。
お互いに最後の一撃がぶつかったと思われたその後、煉獄さんの身体をアカザの腕が貫きます。
勝負あったかのように思われた直後、煉獄さんの回想シーンに入ります。
母親との対話の中で、彼が如何にして自らの強い意志と優しさを保ってきたかが伝えられます。
再びの反撃、それに驚愕するアカザ。
そして、迎えた膠着状態で、夜明けを知らせる陽の光が!
決着を付けて逃げようとするアカザを離さない煉獄さん。
さて、来週以降の展開がとっても楽しみです。
ハイキューはゴメンナサイ、読んでないので飛ばします。
ボルトは、久々に読んだので、大名の子供を誘拐する話をすっかり忘れていました。
絵は固くなった感じですが、話の展開はとっても面白いです。
ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)ですが、サンイーター環君とミリオとの交友が描かれます。
そして、彼が如何に本当は強いのか描きつつ、心の成長を語ります。
こういう、登場人物の心が成長していくシーンって、とっても僕個人的には共感して好きです。
読んでいて、ブワーって盛り上がっていきます。
「僕たちは勉強が出来ない」は、当初ツートップヒロインでいくのかと思いきや、後から出てきた、3人目の幼なじみが最近推している感じですね。
作者の方も描いていて楽しいのかも知れませんね。
食戟のソーマは元十席の女木島が勝って、反逆者連合が全勝した後、次のバトルのカードがどうなるかみたいな流れになりましたね。
第1席の司が出て来そうな雰囲気の中、元十席の久我が震える手を押さえつつ、司に戦いを挑もうとしていました。
これは、恐らくですが、第3回戦以降に、司にソーマが勝つために、自らが捨て石となろうとしているんじゃないかと思いました。
「斉木楠雄の災難」は冒頭のラッキーマン対ジョルノの話、のっけから面白いです。
お互いのキャラごとに、好きなキャラがものの見事にハマっています。
でも、彼らは今高校生ってコトなので、ラッキーマンもジョルノも知っているってのがアレですよね。
作者との世代の距離感を感じて面白いです。
読んでないのは飛ばしてます。
火の丸相撲は、お互いに接戦ですね。
そして、両者、必殺の間合い。
で来週を迎えます、楽しみです。
間にあった、本宮ひろ志のインタビューが面白かったです。
編集者とのやりとりとか、この人の考え方や豪胆さがよく見えます。
昔この人が、
「ジャンプは俺に金と女を与えてくれたんだよね」
みたいな事を言っていて、なんか面白い人だなぁって思ったのを思い出しました。
男一匹ガキ大将、万吉親分は読んだことはないのですが、ファミコンジャンプって昔出た時があったんですが、その時の主人公キャラの一人で出てきたのを覚えています。
ここで、ジャンプは男の引きだ、みたいな話が出てるんですが、まさにこの前の火の丸相撲はそれでしたね。
次がどうなるか気になるようなワクワクを作るみたいな。
そして、個人的には続けて欲しかったサモン君が終わってしまいます。
急に時が進んで、昔と今の変化を描きながら、最後に向かっていく、いわゆる打ち切り時の王道パターンって言うんでしょうか。
それでも、1ページ目のテッシーの笑顔は凄く丁寧に綺麗に描かれているなって思いましたので、作者のモチベーションがそこまで落ちきってはいないのかななんて思いました。
黒子のバスケから一転、ゴルフ漫画へと転身を決めた、藤巻忠俊氏。
ロボレーザービーム。
主人公が主人公らしい熱血じゃないのが、この人の漫画の特徴でしょうか。
周りに魅力的なキャラクターを作って、そのコントラストで魅せる作風はとっても面白いです。
一見何が凄いのかが分からない視点を、ちゃんとキャラが読者目線を代弁してくれて、それを知っているキャラが解説してくれることで、その凄さが伝わる感がとっても好きです。
キャプテンのキャラが、統率者として人格的な描写と支配的な描写の両方が描かれていて、意外性の表現がとっても上手なんだなって思いました。
すっ飛ばして、U19は打ち切りっぽい空気感が強いですね。
中々厳しい世界なのでしょうか。
打ち切りと言えば、アスタのブラッククローバーも途中で、物凄い打ち切りになりそう感が半端無かったきがしたのですが、盛り返してアニメ化まで行きましたよね。
安定の磯兵衛は普通に面白かったです。
さてさて、今週はこんな感じの感想でしたが、先週の読み切りの「アリスと太陽」、とっても面白かったです。
出来れば、形を変えてか、設定を変えてか、いい感じに連載になって欲しいな、なんて思いました。
それと、最近では、上の子がジャンプを読むようになりまして、ボロの留学記と腹ペコのマリー、ゆらぎ荘の幽奈さんとものの見事に僕の読んでいない所を読むようになりました。
被る所では、ボルト、約束のネバーランド、鬼滅の刃、Dr.ストーンを読んでくれていますので、その辺りでは、共通の話題が出来ました。