サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


スポンサードリンク

牛角のサブスクリプションが面白かったです!

一時期牛角サブスクリプション始めますって冷やし中華はじめました的なノリでやりましたよね。

 

そして、あっという間にサービス終了の運びへとなってしまいました。

 

色々と思うところはあるかもなのですが、僕はこの牛角サブスクリプションはじめましたって話はすごく前向きに捉えています。

 

そう、今まではパッケージを個別に買っていたものが、よく使うから毎月お金払うので使わせてよって感じのサービスがサブスクリプションだと思うんですよ。

 

で、サブスクリプションって言わないけれど、実は電気ガス水道通信費って全部実はサブスクリプションだった訳です。

 

で、サブスクリプションって言葉が生まれてから色んなサービスがこの定額支払いの良さに乗っかっていったと思うんです。

 

このサブスクリプションってどういうケースの場合有利かと言うと、一度仕組みを作っておいて、後はそれを利用される分にはコストがかからないような業種の場合、非常に有利です。

 

一番はIT関連ですよね。

 

通信サービスやアマゾンプライム、ネットフリックスなどのネット上のサービス以外にもITソフトウェアなどのIT資産についてもこれが非常に有効です。

 

そして、インフラ系、つまり電気ガス水道も実はこれに当たります。

 

仕組みを最初に用意するのにものすごくオーバーヘッド費用がかかりますが、仕組みさえ出来てしまえば、後は利用者が利用した分プラスして上乗せしてお金を取っているので、あるいみサブスクリプションよりもたちが悪いんですけどね。

 

このサブスクリプションって言葉、元々は定期購買って意味で、権利に対してお金を支払うビジネスモデルなんですよね。

 

最近は物の価値感が昔からくらべてがらっと変わってきました。

 

やっぱりその中核をなすのはインターネットとスマホの普及ではないでしょうかね。

 

色んな情報へ誰でもいつでもアクセスできるようになった時代なので、色んなものの希少性というのが多分、下がった部分があると思います。

 

そのためか、人々はものを所有する時代から共有する時代へと移り変わっていきました。

 

また、共有するのは物だけではなく、情報は言わずもがな経験や知識も共有する時代です。

 

そうすると、物を買うという概念が非常に曖昧になってきたとも言えるのかも知れません。

 

今はまだ生活用品とかちょっとしたものはスーパーやコンビニで直接買っていますが、そのうちに、買い物をするって行為自体が無くなっていくかも知れませんよね。

 

ちょっと何言っているのか意味不かもですけど、ともかく、人々の何かを買うということに対しての概念が大きく変わってきているというのは事実だと思います。

 

そんな中、飲食業界としてサブスクリプションへと踏み切った牛角は非常に興味深い企業であるなって思うんです。

 

牛角といえば、日本全国に店舗を構える大きな企業ですよ。

 

そこが新サービスを今の時代にまさにマッチした仕組みを持ち込んで踏み入ったというのは、非常に高く評価されるべきだと思いますし、例え、一時的に株価や利益に赤字が出たとしても、サブスクリプションを一番初めにやったという業績と歴史はいつまでも残ります。

 

それだけでも、これをやった功績というのはすごく大きいと思います。

 

サブスクリプションという言葉が出る前ですが、一昔前だと知り合いの飲食屋さんに学生時代お世話になっていた若い人が、毎月5000円支払うから、お昼のランチを何回食べに来てもいいよみたいな事をやっていたのを見たことがあります。

 

他にも割と最近ですが、月定額での飲み放題というサービスを始めた飲み屋さんというのがちょっと話題になったと思います。

 

そういう意味では、牛角が飲食業界で史上初の何かをしたというわけでは無いかも知れませんが、それでも、少なくとも、世の中にものすごいインパクトを与える事をしたのは間違いないんです。

 

なので、そのインパクトを与えた事について、僕は牛角を強く高く評価したいと個人的に勝手に思っています。

 

なので、僕は牛角サブスクリプションは決して失敗などではなくて、この先の大きな成功への偉大なる第一歩だと言いたいです。

 

飲食業界におけるジョン・コルトレーンジャイアントステップだと言い張りたいです。

 

今日はそんなところです。