テレビを観なくなってから、テレビを観ないという効能についてちょっと気が付いた話
どうも、そう言えば、自分の中では当たり前になっていたのですが、人と話してみたり、他の人と関わると「ああ、そうか」って気がつく事が一つ。
そう、それはうちはテレビを観ないんですね。
なので、他の人がテレビの話題を話していたり、或いはテレビを付けているところにお邪魔したりとかでテレビが付いている状況を感じると、自分の中でそう言えばいつの間にか自分の生活の中からテレビが消えていたよなって気が付いたんです。
でも、10年前はテレビを観ていないというと好奇な目で見られていましたが、今は割と同じ様にテレビを観ていないって人にも会ったり話ししたりするんですが、そこでふと気が付いた事がありました。
それは、テレビを観続けている人とテレビを観ていない人とで違いがあることに気が付きました。
その違いとは、何かというと、テレビを観ている人の方がテレビを観ていない人よりも、愚痴や不平不満が多い傾向にあるという事です。
これは、僕が自分自身で身の回りに感じた範囲の事ですので、統計的な話ではありませんから、それが真実だとかそんな事を言うつもりはなく、寧ろ不思議な現象というか、感覚として、ちょっと誰かに伝えたいって思ったことなんです。
で、テレビを観てない人の方が、情報に敏感でこれから流行るんじゃないか?みたいなコンテンツを自分で見つけて、それで教えてくれるんですよ。
でも、テレビを観ている人は、基本的に情報のソースが毎回テレビである事が多くて、何か話していてもこれテレビで言ってたとか、そういう場合が多くて、それでいて、真新しい事も無いので、その人が今面白いと思っている事も少ないのか、そういった人から楽しいコンテンツとか面白い話題って聞いたことが無いんです。
また、本を読んでいるかいないかってのこれにはあまり関係なくて、本を読む習慣のある人でも、やはり、情報のソースはテレビになっている事が多くて、不平不満や愚痴泣き言がすごい多い傾向にあります。
逆にテレビを観ない人は本を読んでいる人も読んでいない人も、どちらもわりかし前向きな意見の人が多いようにも感じますし、すごく今を楽しんで生きている、或いは困難があっても、それをどうやって乗り越えるか、建設的に考えていたり、新しいチェレンジを常に考えていたりしているように思います。
で、ふと、昔にまだテレビを全く観ないってなってなかった状態の時、そう、観たり観なかったりをしていた時期のことを思い出したんです。
あの時は、テレビを付けてない期間が続くと、なんかふと心が軽くなったような、イライラしたり不安みたいな衝動がすごく少なくなって行ったのを自分の中で実感したんですね。
でも、当時はラジオとかかければ良かったんでしょうけど、ネットも今ほど普及していなくて、スマホも無く、結局テレビを無造作に付けてしまう習慣に戻ってしまうってのを繰り返してたんです。
その時に思ったのが、なんでこんな風にテレビを付けてしまうのだろう?という事と、なぜかテレビを観てない状況からテレビを観始めると、イライラというか不安感みたいなのがすごく顕著に自分に出てくるなって事があったんです。
それで、試しにテレビを1週間だけ付けないって決めて、自分のメンタルを観察してみたんです。
そしたら、やっぱりテレビを付けていないほうがメンタルが落ち着いている事に気が付いたんです。
でも、何だかんだでみたいドラマとかはあって、そういう場合どうしようかな?みたいに考えていたんですが、何でそもそもテレビ見ると不安衝動やイライラが出てくるんだろうって改めて自分なりに観察してみたんです。
テレビって一口に言っても、放送されている内容は色んなジャンルに分かれていますよね。
ドラマ、ニュース、アニメ、CM、映画、バラエティ、自分なりに枠組みを考えて、どのジャンルの時に自分のイライラや不安衝動が高まるかって見ていったんです。
そしたら、自分が好きなドラマやアニメ、映画だけを見て、その他をなるべく見ないもしくは音量を小さくするって事をやってみたんです。
そしたら、テレビを観ていない時と同じ位のメンタルが保てたんですよ。
逆になんでこのジャンルに絞ったのか?って事なんですが、自分の中で、ある時、ニュースを観ていて、そのニュースに対して腹を立てている自分が居たことに気がつくんですね。
そして、ニュースを通じて、腹を立てている相手を責めている自分が居たんですが、そもそも、その人を責めた所で、自分にとって何もメリットが無いじゃないですか。
今ならSNSとか炎上とか狙うのもあるかもですが、当時はそんなの全く無かった時代です。
それで、なんでニュース見て腹立ててるんだろう?って思ったら、2つ理由が見えて来て、一つは、昔、自分の両親が政治関連のニュースを見て、すごくそれに腹を立てていて、本来はこうじゃなきゃダメなんだとか、こんな事をして全くもってけしから!みたいな感じで怒ってたんですよね。
それで、まあ、その時は両親の事は正しいんだろうなって思っていたので、ニュースで悪い人だと取り上げられている人は悪い人なんだって思ってたんです。
朝まで生テレビも本気になって見てました。
でも、いつしかテレビが嘘をついている事に気が付き、また情報操作や恣意的なコントロールが働いているのが分かり、そうなってくると、両親が腹を立てていたのも、メディアの戦略に乗せられて、そうなっていた可能性が高いなって思ったんです。
そんな時、人は怒ったり、恐怖すると判断能力を奪われるという研究と、怒りや恐怖の感情を起こして、判断能力を低下させている時に、物を売り込むと成功率が高くなるという事を本で読んだんですね。
そこで、あ!っと気が付いたんです。
なるほど、ニュースで腹を立てていた両親はやはりメディアの戦略に乗せられていた訳で、ニュースは見ている人を怒らせたり、怖がらせたりして、その後にCMを流すことで、CMに対する信頼性を誤認させることに成功していたんだなと。
気が付いたもう一つはまさにこれで、ニュースって人が怖いって思ったり、なんなんだ!って思わせるような内容が多くて、逆にハッピーな内容とか、心がほっこりする話題がすごく少ないなって思ったんですね。
割合的に7対3で悪いこと(怖がらせたり怒らせたり)の方が多いように思います。
自分としては、そんな嫌な事をわざわざ知らせられるよりも、楽しいこと、ハッピーなニュースを沢山届けてくた方がいいのにって思ってたんですが、恐怖と憎悪が判断力を鈍らせ、そこに売り込むテクニックを知ってからは、テレビの機能的にハッピーなニュースを望むことは無意味だなと分かり、逆に、そういう視点から冷静に見れるようになった気がします。
また、ドラマやバラエティにしても、視聴率を取りに行ってない番組とか局がそんなに力を入れてないだろうなって番組は、この恐怖や憎悪を駆り立てるような内容なモノが多いように思います。
で、そんな風にカテゴリごとに色々と自分のメンタルの状況などを見ながらテレビを見て自分のメンタルがどんな反応を起こすのかを見ていった結果、最終的に自分の好きなドラマやアニメ、映画、バラエティも自分の好きな番組なら見ていてもあまりメンタルに影響が少ないということが分かりました。
反対に、ニュースやCMを見ていなくても、音が流れている状況だけでも自分に影響していて、自分では見て無くても、音が聴こえるとどうも自分には影響があるらしい事が分かったんです。
また、CMやニュースのときって、なぜか音量のボリュームが大きいんですよね。
テレビのボリュームを0.5~1.5、場合によっては2.5メモリくらい上げた感じですね。
この、0.5の刻みが絶妙で、リモコンでは操作できないくらいの微量な変化なんですよね。
なので、いっそ、CMやニュースの時は音量をミュートして、テレビの画面もなるべくみないようにして行きました。
そうして、最近では録画機能にチャプター機能が付いて、CMを飛ばせるようになりましたよね。
で、このCM飛ばし機能が優秀過ぎて、一時期の機種ではCM飛ばしの精度を下げたモデルが発売される位、CM飛ばしはとっても視聴者にとっては有益でありつつ、企業側にはとっても大打撃な機能でした。
それで、最近ではごく一部の番組と子供達が見るアニメや特撮なんかを見る感じだったんですが、ここでもまた面白いことを発見しました。
そう、子供達が見る番組の時間帯って、怒らせたり怖がらせたりする制作側の恣意的な物がとっても少ない感じだったんですよ。
まあ、終始CMではおもちゃ買ってね!CD買ってね!って言いまくってますが、この枠はあまり局の洗脳支配者としては力を入れてないんでしょうかね?
それとも、それやるとあからさまに子供の場合視聴率が下がった過去があったのかもですね。
なにより子供はどっても敏感なので、大人が気が付かない微小な変化を子供は捉えて感じることが出来るとも言われています。
なので、子供が見る枠については、下手に恣意的なコントロールを入れると、如実に子供達は観なくなるので、商品紹介とか単純な繰り返しによる接触効果だけに絞ったのかもですね。
そんな感じでテレビをかなり観なくなってったので、たまにテレビを観ると、なんかものすごい違和感を感じるようになりました。
なんでみんなこれに突っ込まないんだろう?なんでこれが当たり前みたいな空気が当然みたいな感じで番組た進んでいるんだろう?みたいな、違和感をものすごく感じるんですね。
その度に、ああ、これはこういった恣意があって、それでこうなっているのねって思う訳です。
最近はテレビつまらなくなったとか、色々と言われていますが、多分なんですが、子供が恣意的なコントロールに敏感で離れていったように、今の世代の人達はテレビや新聞以外にも動画とかSNSというメディアがあってそれによって容易に比較することが出来ますから、それで徐々に今まで無意識的にテレビを付けていた人達も、SNSや動画サービスを観ている人達はテレビの恣意的な部分に嫌悪感を抱いて離れていっているってのもあるんじゃ無いでしょうか?
面白いコンテンツってやっぱり何だかんだでテレビにしか作れないものってあると思うんですね。
また、CMにしても、いいCMって動画でいくら飛ばせると言っても、最初から最後まで観ちゃいますもん。
なので、番組制作にしてもCM制作にしても、殿様的なあぐらをかいたスタイルじゃなくて、視聴者に向けてメッセージを明確にして作って行けば、間違いなく動画サービスやSNSとはまた別にちゃんと視聴者は戻って来るんじゃ無いかなとか思うんですよね。
でも、まだ一部の老人たちはテレビの恣意的なコントロールに気が付いてないで観てますから、政治家と一緒で、その層をターゲットにする番組制作とかで生き残る事方が、数の論理で行くとまあいいんでしょうけどね。
50歳以上の方が人口も多いし、所得や資産も多いから、結局流れるお金の総数で考えるとそっちをメインにした方が良くて、わざわざ茨の道を突き進むメリットって制作側には無いですからね。
なので、そっちのメリットをテレビが取り続けていくってのは大方の予測は付きます。
そうなると、ネットなどの動画サービスはそれを見越した形で展開していきますよね。
なので、それらを牽制したり、駆逐してテレビが更に大きな存在になるって事は逆に無いかなって考えると、まあ支配層に握られていた時代からまた大きく変わるんだなって前向きに受け止められますよね。
ですが、依然としてまだ旧体制というのは力を持っていますから、これから新体制がどうやって立ち回るかってのが非常に見どころな世の中になっているなって思いますよね。
テレビと動画メディア、既存政党とN国党、みたいな、そんなドキュメンタリーなエンターテイメント性がある時代だと思いました。
今日はそんなところです。
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