サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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情報の伝わる速さ

こんにちは、今日ふと、テレビを久々に付けてみて、そこのテレビでクイズ形式にやっていたんですが、そのクイズの答えが、普通に知っている内容だったので、何気なく、ああ、こういう内容もクイズになるくらい知っているか知らないか微妙なんだって思ったんですね。

 

ところが、そういえば、10歳位年が離れてたり、あまり詳しくない人に自分の知っている話をすると、すごく珍しがられる事ってあったよなって思い出したんです。

 

自分にとってはひどく当たり前で、昔から知っていた情報で、別に真新しい事でもないのに、意外と自分のいる軸と離れたところから見ると当たり前ではない情報だったりするんですよね。

 

そこでふと気が付いたんですが、今って、情報の流行り廃りや伝達速度、それから価値の上下動が、昔に比べてものすごく早くなっている、加速され続けていると思うんですよ。

 

例えば、昔だったら、電話もなかった時代は、情報伝達の速度は人の歩く速度に比例していた訳です。

 

次に車や移動手段が出来ても、すべての人がいきなり等しくその新しい移動手段を使えるわけでは無いですから、情報伝達の速度はまだ歩く8割と馬車や車、電車などの乗り物2割位で割った平均位でしょうね。

 

そして、交通手段がすべからく均等に使えるように行き渡って初めて、情報の伝達速度は乗り物の速度とイコールになります。

 

例えば、織田信長なんかは、あの時代に情報戦に目をつけて、桶狭間長篠の戦いで勝利を収めたと有名ですね。

 

当時の最速の移動手段は馬ですから、その情報伝達の速度を上げるために信長はいい馬を得る為、そして、良い騎手を得る為に奔走したとも言われています。

 

いち早く情報伝達の重要性を考え、そしてそこに惜しみなく先行投資して勝利を収める信長は流石としか言いようが無いですね。

 

そんな風に僕らは時代と共に情報の伝達速度も上がる中で生きていましたが、インターネットとスマホ、そしてSNSが一般的に誰でも使える時代になり、情報の伝達速度が一気にピークを迎えます。

 

つまり、1秒で世界中の全ての人に何かを伝えることが可能となり、そして、その情報がどのようにどんな風に伝わっていくのかは誰もコントロールが効かないという時代です。

 

つまり、情報操作がしにくい時代に突入したということです。

 

アラブの春でも、SNSが活用され、今までだったら、隠蔽されし尽くされてきた情報が、一瞬の内に外に拡散されていき、そして、その情報を元に様々な人が議題を投げかけられ、考えされされ、そして、突き動かされていった訳です。

 

情報の価値というのがすごく実はドンドン変わってきている時代。

 

そんな中、落ちている石と同じ様に、無価値と思われている情報、そう、自分自身にとっての常識、当たり前の知識というのが、実は知らない誰かにとっては、とってもありがたい情報だったりしてもおかしくないのが、今の時代ですよね。

 

例えば、日本の常識、当たり前な感覚って僕たち日本人にとっては多分、無価値じゃないですか。

 

でも、日本語勉強したいとか、日本に本気で来たいって思っている外国人にとっては、そういう情報って欲しい情報ですよね。

 

どれだけのお金になるかは分かりませんが、少なくとも、我々、一般的な日本人にとってよりは、価値が高いはずです。

 

そういった、当たり前を発信していくスモールビジネスが今はネットやブログを使って様々な形で具現化されていますよね。

 

今は、昔だったら10年かかった事が、5年で、いや下手したら1年で到達可能に、なっているようなスピード感を感じます。

 

20年かかった事が10年や5年で達成出来るような、そんなスピード感です。

 

逆に、同じ位に年月をかけて衰退していくスピードも急速になっていて、一回頂点まで到達したので、昔だったら10年位はしばらくは安泰と問題ないとしていたのが、今は5年、1年で急速に衰退していく可能性もあると思います。

 

ですが、このスピード感に気が付いた時、僕は逆にチャンスだと思いました。

 

なぜならば、今までは成熟させるのに10年20年かかっていた事が、1年、5年のスピードで急激に成熟させることが出来ると思ったからです。

 

なので、先見の明ではないですが、何でも良いから、今から5年後に向けて、1年間なにかに頑張って知識と経験を打ち込んで自分自身にインプットしておけば、その経験と知識が、5年後まで続けていたら、財産に化ける可能性がとてもあるということです。

 

ブログやアフィリエイトサイト、YouTubeがまさにそれですね。

 

こんな風に自分で何かを今のうちに見つけて、何でも良いから始めた人ってのが、5年に価値を得ているのだと思います。

 

仮に、もう既に何年も蓄積してきた何かがあるのだとすれば、その知識を他人に説明できるスキルを磨けば、その知識と経験は富を生んでくれる資産へと化けます。

 

ただし、条件は、どんなに素晴らしい才能をご自身が持っていても、それを相手に伝える伝達力が無いと知識と経験が財産になってくれないという点です。

 

伝達力とは、テキストであったり、トーキングであったり、なんでも良いのですが、とにかく、もう既に何かの蓄積してきたものがある人は、自分の知識と経験を他人に伝える力を1年間磨き続けて、それを5年間発信し続ければ、最強の資産へと化けてくれることでしょう。

 

誰もが誰かの役に立てる時代になっていっていると思います。

 

昔の画一的な人材が求められ続けていた時代から、価値のない人なんて皆無な時代へとフェーズが移り変わっていっている、まさにその転換期に僕らは生きているのだと思います。