本を読むという瞑想方法
皆さんは本を沢山読みますか?それともスマホの記事を沢山読みますか?
今は紙の本を読む人の割合が2割(もしくは1割だっけかな?)を切ってしまったようで、殆ど本を読む人が少なくなり、更に紙で読む人も少ない傾向になってるみたいです。
バスや電車の中を見るとまあ、分かると思いますが、本を持って読んでいる人が10年くらい前はまあまあ、いたかなぁって感じでしたが、今や皆スマホですからね。
電子書籍が出てきたのもありますが、それ以上にネットの安定化、スマホの普及などによって、動画配信サービスが手頃にどこでも観れるようになったってのが大きい気がします。
後はSNSですよね。
SNS、検索、動画、この3つで時間を費やすのが多いんじゃないかと僕は思います。
その次くらいにスマホアプリゲームですかね。
去年、スマホ中毒になっているなぁって自分でも感じて、夜にはスマホやPC画面をあまり観ないように意識した事があったんですよ。
テレビも観てないので、そしたら自然と本を読む時間が増えたんですね。
子どもたちが寝た後、ひっそりと静かな時間に、ゆったりと適当に本を読む。
こういう時間が増えて後から調べてびっくり、その月のネット検索量がなんと前月やそれをしなかった翌月の半分以下になってたんです。
SNSを極力しないようにしてたのもあったかもですが、逆にそれだけSNS、検索、動画、に時間を割いていたのだなぁとすごくびっくりしました。
夜に本を読む習慣が付いたら、副次的な作用として、上の子供が、前にも増して本を読むようになりました。
夜に読んでいる本の続きを、子どもたちがいる前でも読んでいたので、その姿を見ていたのもあるのですが、一番は読み終わった本を、適当にその辺に放っぽっていたのが理由でしょう。
机に適当に放ってある本を、なんとなく手に取って、読んでみたら面白かった。
そんな一つのきっかけから、僕が読んだ後の本を、子供が手に取って読む、という事が起こるようになりました。
そうなってから、今度は僕自身も自分が読む本を、なるべく子供が読んでも、大丈夫そうな本だったり、或いは積極的にこれなら読みたくなるかなぁ、と思うような本を探すようになりました。
更に、知り合いからオススメの本などを聞いて、それを買ってみたりして行くうちに、いくつか本が溜まるようになりました。
そう、積ん読です。
積ん読が出来てから、その山を崩すように、少しずつ読んでいったのですが、今度は僕が読み終わる前に、そこに本がありますから、子供の方が先に本を取って読みだしたんですね。
そうなったら、もう、止まらない、止まらない。
シリーズ物に関しては、僕よりも読むスピードが早くなってしまい、パパ早く読んでよ、結末とか本の中身の話しよーよ、ってな具合になり、僕以上に本を読むようになりました。
ちょっと脱線が大きくなりました。
本を毎日、読んでいた副次的な作用はさておき、そんな感じにとにかく毎日、夜にディスプレイを見ない時間を作って、代わりに本を読むようになって感じたのが、本を読むと、なんだか心が落ち着くなぁ、という事でした。
良くわからないのですが、キンドルとか何かしらの媒体を使って読んでいるよりも、紙の本を手に取って読む方が気持ち落ち着くのです。
こう言うと、紙の本市場主義の紙の本教の人って感じがしますが、別に僕自身、そこまで紙の本へのこだわりはなく、キンドルでも何でも読めればいいや、って思ってたんですよ。
漫画なんて特にiPadとかで読むと、かさばらないし、沢山読めるから、めっちゃ便利って思ってました。
なんですが、夜中に毎日、本を読むようになってからは、なんか、そういう本を読むのが、気持ちよくなって来たんですよ。
もしかしたら、リーディングハイ的な感じなんですかね?
読書している俺カッコいい、スゲェ!
的な良く分からない、自己陶酔に浸っていたのかも分かりません。
ですが、一つ確実に言えることは、読書していると、心が落ち着くようになったって事です。
なので、これってある意味で、瞑想と同じ感じの、リラックス効果があるんじゃないかなって考えたんですね。
本を読むことと、瞑想をすることは、全然違う行動ですし、本を読む事で、瞑想の効果がある、とは言いませんが、瞑想することで、得られるリラックス効果は、本を読むことで、得ることが出来るんじゃないか、って考えた訳です。
まあ、後はリラックス効果が出た、もう一つの理由は、SNSの軽減と、夜中のディスプレイ軽減も、あると思います。
多分ですが、SNSとか、スマホや、PC画面での何かしらって、すごく刺激が強いんだと思うんです。
テレビを見ることよりも、脳に対する刺激が、強いんだと思うんですよ。
そんでもって僕らは、そういう刺激を、毎日ほぼ起きている間、ずっと浴び続けている事に、慣れてしまったんだと思うんです。
でも、体、まあ、脳の方はまだ、その刺激の連続に、慣れてなくて、それで疲れてしまったり、何かしらの弊害が、体に出たりとか、そういう感じなんじゃないか、と思うんです。
なので、SNS、スマホ等の刺激を減らし、本という適度な刺激を与えることで、ある種のバランスを取れる状態に、なったんじゃないかなぁって思ったんです。
そして、そのバランスが取れる状態にするってのが、リラックス効果って訳なんじゃないかなぁって僕は考えたんです。
もしかしたら、人によっては本ではなく、漫画かも知れません。
一つのヒントは、ディスプレイの刺激ではない刺激を、代わりに与えるって事なんじゃないかと思います。
今日はそんな所です。
いつもいつも最後までご愛読いただきまして、ありがとうございます☆