DTMを始めるなら古い中古の機材を使うのではなく、安くても新しい機材を使った方がいい理由

Image-Line Software FL STUDIO 20 Producer EDM向け音楽制作用DAW Mac/Windows対応【国内正規品】

出版社/メーカー: Image Line
発売日: 2018/07/30
メディア: エレクトロニクス
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もし、これからDTMを始めたいって方がいましたら、タイトルにもありました通り、まずは機材は中古ではなく、新品を買うことをオススメします。

っと言うのも、別に古い機材が悪い機材であると言っているのではありません。

むしろ、往年の名機だったり、その機材にしか出せない音というのは確実にあります。

ですが、初心者にはそれがすごく扱うのが難しいという事です。

また、往年の名機とまで行かないまでも、当時すごく流行ったりいいとされた機材で、今は生産中止となっている機材とかも、中古だと割と格安で手に入る事があります。

こういった製品についても、出来れば、初心者は手を出さない方がいいです。

なぜかというと、まず、古い製品というのは、ドライバが更新されていない可能性があるのです。

ドライバというのは、フルスイングするあのドライバでもなければ、ネジを回すあのドライバーでもなく、パソコンと機材とのなかだちをしてくれるソフトみたいなモノです。

一番よく使うのはプリンタのドライバだと思います。

通常は、マウスやキーボードなどUSBを使う製品は、windowsの標準ドライバと言って、windowsに付いているドライバが使われます。

プリンタの場合は各社が独自にドライバを作っている事が多いので、それをネットからダウンロードしたり、ドライバのインストールCDが付いていたりします。

DTMの機材もプリンタの時と同じ様にパソコンに繋げる時、ドライバを使う事が多いのですが、古い機材だと対応するOSが古かったりで、今現在使っているパソコンのOSが対応していない場合があるのです。

特に、オーディオインターフェースはDTMの心臓部になりますので、中古で買ったり、古い機材を使ったりするのではなく、多少グレードが落ちたとしても、安くても新しい物を選んだ方が間違いがないです。

例えば、今はもうほとんど無いですが、USBにしても実は1.0と1.1と2.0とあったんですね。

それで、2.0以外の1.xは音の処理が結構限られてしまって、少し思い処理になったりすると、リアルタイムでの処理が厳しかったりして、バッファを取らないとちゃんと再生してくれない場合が出てきます。

そうなると、バッファがあるというのは、処理が少し遅れるということになるので、リアルタイムで演奏する場合、バッファを大きく取っていると、実際に弾いているのと、聴こえてくる音に若干の差異が感じられる事があります。

他にもエフェクトがかかると音の処理が追いつかなくて、バッファを多くとっても、CPUやメモリの値がマックスになってしまい、ブツブツと音切れの原因になったりします。

ブツブツする音切れなどは特にDTMをやっていると気になる要因の一つですので、できるだけ回避した方がいいです。

なので、オーディオインターフェースについては、古いものではなく、なるべくなら新しい現行商品を選ぶことを強くオススメします。

メーカーのサイトに行って、ドライバを自分で見つけられる人や、パソコンにある程度強い人であれば、多少古めの機材であっても、ドライバの適合などを見て、使うことは出来ると思いますが、もし、機材のドライバのOSが合ってない場合は、強引に使うことも出来なくは無いですが、安定したDTMを行うのであれば、避けた方が良いと思います。

他にも古い機材と新しいソフトシンセがちゃんと動いてくれないとか、そういうケースも無くは無いので、せっかく買ったソフトがちゃんと使えないみたいな事にならないように、始める時は新しめの商品を選んだ方がいいでしょう。

オーディオインターフェース以外にもMIDIで繋げる機材、キーボードやコントローラーなどについても、古い機材だと先のUSBの規格が2.0でない場合があります。

そうなると、処理が遅れて、せっかくオーディオインターフェースはUSB2.0で早い処理が可能だとしても、コントロールの方が遅くて、音が遅れてしまうという場合もあるので、注意が必要です。

っと言うことで、ここで今現在におけるオススメの機材を幾つか紹介して行こうと思います。

オーディオインターフェース