自分だけじゃなくて、子供も里見八犬伝にハマった話
最近、曲亭馬琴の南総里見八犬伝にハマったって話から、ファミコン版の里見八犬伝が面白いってなって、自分の中の八犬伝熱が熱い今日この頃だったのですが、なんと、その熱がうちの子供にまで伝染することになりました。
まあ、半分は意図的ってのはあるんですが、自分が南総里見八犬伝を借りるのと一緒に子供向けに書かれた八犬伝とマンガの里見八犬伝も一緒に借りてみたんですよ。
マンガから本に行くかなーって思って。
でも、マンガは普通に読んで面白い!ってなったんですが、本の方はどうも最初が難しかったらしく、まあ読まなかったんですよ。
他のサイトでお子さんが確か小学校2年生の娘さんだったのかな?が、読んで面白いって言ってたと書いてあったので、それじゃうちはもうちょっと上だから読めるかな?って思って、借りてみたんですが、どうも苦手のようでした。
で、最初はまあ仕方がないかと思って返そうかと思ってた所、いきなり、ゴロゴロしながら何かを読んでるんですね。
それで聞いてみると、八犬伝面白い!!!って言うんです。
おお、あの本、自分から読みだしたか!と思って、見ていたらドンドン読んでいて、終いには学校の読書の時間に持っていく!って行ってもう手放さなくなってしまう始末。
ある意味嬉しい悲鳴で、全4巻なのですが、あっという間に読み終えてしまいそうで、既に僕が読んでいるところは、もうはるか飛ばされてしまいました。
話題も八犬伝の話になったりして、僕が、江戸時代にものすごく流行った話なんだよーとか、板元(出版社)が2回も変わったんだよー、28年間も続いたんだよー、日本で初めての職業としての小説家と言われているよーとか諸々と豆知識を入れたりして楽しいです。
他にも雨月物語とかあるんだよーって言ったら、既にチェックしていたようで、僕が借りてきた本を持ってきて、これでしょ?みたいな。
こっちは若干難しいかなとか思いつつも、大庭みな子さんの雨月物語ならば、割とカナも多く振ってあり、読みやすいかもと思い、八犬伝の4巻を読み終わった後、こっちも読んでみてはくれなかと密かに期待をしているのです。
雨月物語はもう一つ春雨物語と対になっているので、どちらも読まないかなぁと。
ちなみに、雨月物語って短編なんですよ。
だから、八犬伝の長編4巻を読めたら、こっちも読めるんじゃ無いかなって思うんですよね。
そんでもって、こういった昔の雰囲気の小説に慣れてきたら、最終的には夢枕獏の陰陽師を読んで欲しいなとか思っていて、いつか子供と一緒に陰陽師の話が出来たら素敵だなぁとか思いながら、少しづつ読める本のステージを底上げしていけたらなって思っています。
他にも、マンガだったら、実家へ行った時に昔のマンガだったり、ゲームではレトロゲームだったりと徐々に共通言語を増やしていっています。
なんか、そんな教育方針でいいのかって感じですけど、まあ、勉強もこういった事から興味を持って、積極的になってくれたらなぁなんて、希望的楽観視をしております。
今日はそんなところです。