ご利用のApple IDはロックされました!とか、支払いの問題でとかメールが来ませんか?
みなさんの中で以下のようなメールを受け取ったことは無いでしょうか?
支払いの問題でAppleIDがロックされました。【警告】
対処が必要です。請求先のApple IDを確認する必要があります
Apple ID不正な当事者による請求先住所の置き換え ~うんぬんかんぬん
あなたのApple IDはロックされました!
あなたのApple IDはロックされています
あなたのApple IDパスワードが正常にリセットされました
あなたのApple IDに疑わしい動作があります
あなたのApple IDに新しい支払いを設定いただきありがとうございます
などです。
もし、これらの文言のメールが来て、そのメール内のリンク先をクリックして、パスワードやIDの変更、支払い情報の入力とかカード情報を再度入力された等を行った方がおりましたら、すぐに本家のAppleのサイトからAppleIDの支払い情報とパスワードの変更をした方がいいです。
なぜならば、これらの文言で来るメールの9割以上がニセサイトへの誘導が目的だからです。
もし、このようなメールが来て、不安だと言う方は、まずはメール内のリンクに飛ばないで、新たにブラウザを開いて、検索からAppleのサイトに行き、そこからログインしてみて下さい。
恐らくは何も問題無いのが確認出来るはずです。
この他に恐ろしいのは、Amazonや楽天を語って送ってこられたり、更には銀行を語ってメールが送られて来る場合があります。
ネットバンキングなどを利用されている方は、本当にご注意下さい。
これらのメールは所謂フィッシングと言われる手法で、偽メールを送り、偽サイトに誘導して、メールに紐づく銀行のカード情報や、アカウント情報をユーザーに入力してもらって情報を収集するという悪質なメールなのです。
しかし、一見宛名はちゃんとAppleとなってたり、メールの中身も普通にAppleから来るメールみたいに見えるので、メールの来た内容が本当なのかどうかを見分けるのってどうすればいいの?って思うと思います。
見分ける方法は簡単!!
メールのリンクには触らないで、自分でAppleとかAmazon、楽天、銀行のサイトを検索して(ブックマークとかもできるだけ使わないで下さい)、出てきた本家のサイトからログインして、状況を確かめるのです。
ブックマークを使わない理由は、過去にメールが来たものをブックマークしている可能性があるので、検索でヒットして一番上に来るサイトの方が、信頼性が高いからです。
(とは言え、あるサイトのサービスで一時期本家サイトよりも偽サイトの方が検索優位になっていて、問題になったりもありましたが、それは例外と思っていて下さい。)
逆に、メール内のリンクさえ触らなければ、そんなに警戒する事もないです。
ちなみに、なんで宛先がこんな風にAppleってなっているかというと、URL短縮サービスとかあって、違うURLなのに、リダイレクト(転送みたいな感じ)しているので、メールに書かれたアドレスはそれっぽいアドレスに見えるんですが、実際に飛んだ先のアドレスは違うんですよ。
そして、そういう偽サイトって寿命が著しく短いので、1ヶ月とかもっと短いと2週間位すると、もうそのメールに添付されたアドレスをクリックしても、このサイトは存在しません的な感じになっていたりします。
なので、もし本家サイト見て、なんにもないけど、本当に心配だったら、1ヶ月後とか2ヶ月後とか経ってからそのメールのアドレスをクリックしてみて下さい。
高確率で無くなっていますから。
なので、メールから見に覚えのないアカウントに関するメールが来たら、絶対にメールに載っているURLはクリックしないで下さい!!
それと、これを読んだら、ぜひ、ご自身のご両親や義理の両親など年配の方などにもご注意を施して下さい。
ご高齢であればある程に引っかかる確率も高くなります上に金額の被害も高くなる傾向にあるので、出来る限りこういうフィッシングに引っかからないように教えてあげて下さい。
あ、後、今は子供もスマホを持っていてIDとかアカウント持っている時代なんですよね。
なので、スマホや課金出来るアカウントを持ったお子さんがいましたら、子供達にもこういった情報は伝えておいた方がいいかと思います。