Tスクエアの安藤さんのソロについて
動画を見ていたら、Truthにおける安藤さんのソロ17連発なんて動画があって、。見ていたら、何となく気が付いたことがあったのでちょっと書いてみます。
まず、当然の事ながら、安藤さんのソロ集なので、Truthでは安藤さんのソロの後に伊藤さんのソロが入るのですが、伊藤さんのソロになった瞬間フェードアウトされてしまいますので、若干、伊藤さんが蔑ろにされている感が否めないです。。。
まあ、そこはギターソロ集ということで、割りきって見てます。
安藤さんのTruthのソロって、まずは最初の定番盛り上げフレーズありますよね?
テーレッテー!
って行ってからの、
テレテレレレエレレレレレレレレレレ~(全然違いますかね)
みたいな感じで駆け下りていく奴。
この他にも、大体好きな音を決めていて、それを伸ばす感じと、次の好きな音に色んなバリエーションで渡っていくって感じですよね。
あの最初のフレーズ過去良すぎですよね。
んで、意外とランフレーズを使うんですが、そのランフレーズが、意外と短いんですよね。
んで、ちょっと物足りなさを残して、また違うフレーズに行く。
この物足りなさを残して次に行くってのが、もしかしたら、カッコいいクールな大人のソロのコツなんじゃないかなって思ったんです。
ギターソロって、ギター弾いている側からすると、見せ場じゃないですか、一番自分が目立つ。
そこで、あえて出し過ぎないという、普通は全力で行く所をあえて見せない。
もう大人ですよ。
いや、僕も十分年齢的にはいい大人なんですが、モテもギターソロも、出し過ぎないってのがやっぱ秘訣なんですかねぇ。
音の伸ばすところと、速弾きの弾き分けとかがホント絶妙なんだよなぁって思います。
唐辛子ばっかり入れてないで、ちゃんと甘味の調味料も混ぜるみたいな。
そう、キレの中にちょっとした甘さというのか、マイルドな、なんて言うんでしょう、なんか、本来は凶悪なエレキギターを飼い慣らしている感というか、意識しないでいると、切れすぎてしまうというのか、棘が出てしまう所を、ちゃんとバラのトゲをカットして打ってくれるお花屋さんみたいな感じです。
もう、全然意味が分からないですね。自分でも書いててよく分からなくなって来ました。
他の人のソロは、割りと大体聴いていると何となく、ああ、こんな感じかぁって感じるんですけど、安藤さんのソロは、色々聴いていても、全然飽きないんですよね。
リズムのバリエーション、使っているスケール、奏法、色々とあるんですが、ふと思ったのが、休符を上手く入れてスケールを使っているのかなって思ったんです。
どういう事かというと、普通に1拍目からドレミファソラシドってやったら、誰でも聞いたことあるありきたりじゃないですか。
でも、安藤さんは、ドの始まりを、絶対に1拍目の頭でやらないみたいな感じです。
つまり、必ず半拍とか、16分拍とか、置いたり、アウフタクト?弱起でやってるんですよ。多分。
そうすると、聴き慣れたフレーズも、アレ?なんかちょっと知らないっぽい?って勘違いし易いのかなって。
後、アウトとセミアウトの入れ方がめちゃくちゃカッコいいんですよね。
それから、結構、決めている終着音に行くまでに、意外とリズムとかフレーズの繋がりとか関係なく、一気にもうそこに行くから!この話終わり!!みたいな感じで強制的に終着音に行く感じとか、そういうリズム的にもわざと綺麗に弾かないのに、めっちゃ綺麗に聞こえるみたいな。
とにかく、なんかやっぱこの人スゲェなぁって思ったのでした。
TスクエアやCasiopeaは音楽としてかけてて飽きないですねぇ。