サブカルアキバパパ

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ソルフェジオ周波数とかって書いてある記事にご注意下さい!

ちょっち色々と調べ物をしていて、色んなサイトを覗いてたんですが、WEBの情報はなんだかんだで珠玉混合なのを改めて感じました。

 

その一つが、周波数に関する記事で、ある特定の周波数を聞くと身体に良いとかで、いくつかの記事をたまたま見たのですが、まあ、情報の間違っている事、間違っていること。

 

っと言うよりも、多分ですけど、その記事を書いている人が、恐らくですけど、書いている内容を理解しないで、何かに書いてあった事をそのままリライトしてるとか、或いは引用(コピペ)していたりって感じなんですよね。

 

んでもって、コピペ元が大いに間違っているんだろなって記事が結構あって、しかもかなり断定的な言い方で、自信満々に言われていて、確かにアフィリエイトやブロガーのライティング的には断定的に自信満々に書くってのはあるんですけど、もう少しちゃんと調べるとか裏を取って書いて欲しいなぁとふと思ったのです。

 

それも1ページ以降の記事ならまだしも、Googleのトップに出てくる記事が間違いだらけな情報が書かれてたもんですから、なんだか、ちょっとそれは違いますよって言いたかったのです。

 

まず、多いのが、基準周波数と単なる周波数を間違えている人。

 

周波数ってまあ、音の高さを物理的な数値に置き換えた値なんですけど、ドは〇〇Hzとかミは△△Hzって決まっている訳じゃ無いんですよ。

 

で、楽器ごとに調律が必要で、その調律をする時に必要なのが、基準周波数A=なんちゃらHzって奴なんですよ。

 

で、基準周波数には色んな値があって、ルネッサンス時代とかバロック以前では今よりも高いA=450Hzとかあったり逆に全然低いA=390Hzとかあったりで、バロック時代から徐々にA=416Hzとか上がっていったんですが、1950年頃にISOでロックフェラー財団ナチスに肩入れする形でA=440Hzって決まったんですね。

 

なので、基準周波数としては、大きな幅を取ったとしても、A=380~460Hz位の値になる訳です。

 

なので、例えば、528Hzとかって言うと、A(ラ)の音よりも高い音になるんですよ。

 

でも、なんか528Hzは身体にいい音だとかって話が有名らしく、特にソルフェジオ周波数とかってキーワードだとよく出てくるみたいで、私は432Hzよりも528Hzがいいとかって言ってる人がいたり。

 

それって、基準周波数A=432HzのA(ラ)の音よりも、基準周波数A=444HzのC(ド)の音の方が好きだって言っているなら、まだ分かります。

 

ですが、多分ですけど、単なるキーワードを拾ってきて、その周波数の音がどれくらいの高さなのかとか、恐らくですけど、僕の見た記事を書いた人は音すら聞いてないんじゃないかなと。

 

もしくは、聞いていたとしても、音階とか音の高さがあんまり分からない人(音痴)なのかなって思いました。

 

他にも、先にも言いましたが、528Hzってのは基準周波数をA=444HzにしないとC(ド)の音に出てこないんですね。

 

それを、国際基準周波数A=440Hzにすると528Hが出来るとかって書いてあるんです。

 

A=440HzだとC(ド)は大体523.25Hz(少数第3位以下切り捨て)なので、当然528Hzって周波数の音は、半音低いB(シ)にも、半音高いC#(ド#)にも出てこないんですよ。

 

それなのに、「国際基準」とか、「癒やしの周波数」とかってキラーワードにつられて、間違った情報を書いてあったりするので、ソルフェジオ周波数系の記事を書いている人にはご注意が必要かなと思って、みなさんもそういう記事を見かけたら、ちょっと立ち止まって見られて下さいと思います。

 

因みに、528HzにはどうやらDNA修復を促す音だと言われているようで、今の国際的に決まっている基準周波数A=440Hzでは、その音は音階に現れないようになっているんですね。

 

その事が原因か、A=440Hzは不安を煽る周波数だとか、あえてDNA修復を促す周波数が音階に現れないよにした的な陰謀論とかが言われています。

 

また、一昔前にA=432Hzって18世紀末にイタリア政府で制定されたピッチをシュタイナーさんって人がこの周波数以外は考えられないみたいな事を言っていて、A=440Hzは良くない的な事を言ってたんですね。

 

それでA=432Hzって注目されてたりするんですが、どこでどうなったのか、ソルフェジオ周波数の記事を書いている人達は基準周波数とそうでない音の周波数をごっちゃに語っている人がとても多く見受けられます。

 

多分ですが、「A=」という基準周波数が抜けてしまったんだと思います。

 

まあ、周波数とか音階とか音律とか色々とごちゃごちゃしていて、これらを全部体系的に理解している人とか、話せる人、実際に使いこなしている人は稀でしょうから、仕方がないと思いますが、それでも、A=440Hzで528Hzが出る!って真っ赤なウソを確認もしないで書かないで欲しいなって思いました。

 

スピリチュアル系っぽい感じもしないでも無いですからね、まあある意味では仕方のないところなのかもですね。

 

何というか、きっとこれ以外にもネットの記事って間違っている内容を確認しないで理解しないで書いちゃうケースって多々あるんですよね。

 

なので、いつぞやかに某ひろゆき氏が言っていたように、嘘を嘘だと見抜けることというのが非常に大事なんだなって思いました。

 

今日はそんなところです!

 

 

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