サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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昔の漫画の偉大さついて

あの、昨日実家で物置にしまい込んだ大量の漫画をですね。

 

ダンボールから出して、そんでもって、拭きまくったんですよ。

 

まあ、物置なので、ダンボールにしまっていたとは言え、結構ホコリとか、チリとか付いていて、汚いので、表紙をアルコールティッシュでフキフキして、背表紙と周りも何となく拭い綺麗にシてたんですね。

 

んで、なんでかってーと、そもそもは最近レトロゲームブームじゃ無いですけど、まあ、子供達に自分がやっていた時代のゲームをやらせてみてら、かなりの好評で、すげー楽しんでるんですよね。

 

で、まあ、それ見てて、なんか嬉しくって、それでこれ漫画もそーじゃね?って思って、ゲームだけじゃなくて漫画も昔の漫画ってめっちゃ名作だもんなって思って、特に横山光輝三国志なんて、今、普通に日経電子版のコラージュに使われまくってますけど、あれ、元ネタ知らないティーンズとかって普通に多そうですよね。

 

元ネタ知らないというか、読んだこと無いけど、絵だけ知っているみたいな。

 

ちょい前に、「俺のエロ本がぁー」ってシーンがあまりにも有名すぎて、本家のセリフで検索するとまるで出てこない魁!男塾のあるシーンが話題になってましたけど、ネットの普及で絵とかシーンやセリフは知っているけど、その作品に触れたことがないって層は結構いるんじゃ無いかなと。

 

で、僕は実は父親が漫画好きで、本も好きなんですけど、漫画も好きな父親で、三国志なんかは父が持っていたので、それで読んだんですよ。

 

で、他にもあしたのジョーとか、エースをねらえとか、後、普通になぜかゴルゴ13が全巻初版で揃っているというよくわからない家でした。

 

それで、自分が父親に教わって面白かった作品を、今度は自分の子供達にも教えて伝えていきたいなというよくわからない思いがありまして、それで、ふと実家に帰った時に倉庫から掘り出して、せっせこと拭きまくって、積んでいったんですが、そしたら、子供達も何やってんの?って感じで興味津々で、拭き終わった漫画を読み出したんですよ。

 

それで、やっぱり、面白いものは古いも新しいもないなって確信して、まあ、昔の名画ってあるじゃないですか。

 

あれと同じ様に、昔の漫画もいわゆる名作ってずっと残り続けている日本の誇るべき文化だと思ったんですね。

 

三国志の26巻の赤壁の戦いが一番の盛り上がりかと思いきや、その先の怒涛の展開で、いつまでも終わること無く読み続けていまうあの感じ。

 

横山光輝さんって、いわば、漫画界の司馬遷ですよね。

 

小説界の司馬遷司馬遼太郎氏なら、漫画界は横山光輝氏。

 

歴史を小説で読むなら司馬遼太郎!漫画で読むなら横山光輝!!みたいなそんなイメージです。

 

まあ、もっと沢山、歴史小説家の方は沢山いますし、日本の歴史は僕はあの学研のシリーズで読みましたから、一概に言えませんが。

 

因みに、当時まんが日本の歴史って学研だったかな?から出ている本があるんですけど、あれ、バリバリの超厳しい受験塾でも、参考資料として認めてたってくらい、当時日本の小学生にすごく普及していたんですよね。

 

そして、歴史や背景を学ぶ教材としてはすごく秀逸だったようです。

 

きっと、1巻の縄文時代編で、牡蠣食べて、死んだ一家の話を憶えている人って今の30代後半から40代前半にかけてすごい多いような気がします。

 

そうだ!今これを書いていて、まんが日本の歴史を発掘するのを忘れていた事を今気が付きました。

 

今度実家に行ったら、そっちも発掘しておこうと思います。

 

それでね、一昔は漫画なんてって馬鹿にされていた風潮があったんですよ。

 

それは漫画家さんの中でもあったと思うんです。

 

アニメだってそうだと思うんです。

 

アニメなんて子供騙しの子供のためのエンターテイメントだって。

 

子供が見るくだらないものだって、そういう時代があったんですが、昔のアニメや漫画を今大人が見ても、全然おもしろく見たり読めたりするのは、これを作っていた当時のクリエイターさん、作家さん、漫画家さん達が、やっぱり魂込めて作ってたからだと思うんですよね。

 

伝えたいテーマがあったからこそ、今も真摯にそれが大人子供と年齢に関わらず伝わっていくんだと思うんです。

 

だからこそ、昔自分が味わった感動を、自分が父親からもらった感動を、今度は自分が子供達に伝えて、そして、子供達がまたその子供へと伝えて欲しいなぁとかって勝手な妄想なんですけど、そんな風にして「楽しい」「嬉しい」「感動した」って気持ちが伝わっていってくれたらいいなぁって思うのです。

 

そして、自分の親父はきっともっと別の事を継いでくれとか思うかもですが、僕は父親の漫画を受け継いで子供達へと受け渡し、子供達にもその漫画達を自分の子供達へと受け継いでいって欲しいと思いました。

 

今日はそんなところです。

 

三国志 全60巻箱入 (希望コミックス)

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