
ハーモニーに新しいカラーを加える リハーモナイゼーション・テクニック エクササイズと模範解答付
- 作者: Randy Felts,ランディ・フェルツ,佐藤研司,山口紀子
- 出版社/メーカー: エー・ティー・エヌ
- 発売日: 2018/06/25
- メディア: 楽譜
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とある記事で、ギターの生徒さんが言い訳でG弦が狂いやすいみたいな言い訳をするということをすごく憤慨していた記事がありまして、読んでいて、ああ、なるほどって思ったんですね。
そのギターの先生が言いたいのは非常によく分かることで、まあ簡単に言うと過ちを指摘しているんだから、言い訳しないでやることやれよって話で、そもそもプロを目指すというのであれば、なになにだから出来ませんでしたって出来ない言い訳をするんじゃないよって事なんですよね。
それは非常によく分かります。
まあ、何にせよ、出来ない言い訳をする人に優秀な人はいないですよね。
また、クリエイティブアボイダンスって言葉があるくらい、人はやなこと、やりたくないこと、ネガティブな印象を持っている事に対して、普段には無い位のものすごくクリエイティビティを発揮して言い訳を作り出すんですよね。
だから、それを聞かされている先生からすると、まあ怒り心頭ってのもありますし、正直うんざりしてしまうってのは分かります。
さて、それはそうと、さっきのG弦が狂いやすいって話についてに戻ります。
先生の前で演奏するのにとか、人前で演奏するのにチューニングをしっかりと合わせておくのはとても重要ですし、ある所では必須でもあり、そこはないがしろにしてはいけないと思うのですが、多分なんですけど、この注意された生徒さんって、一応自分でもチューニングのチェックはしていたんだと思うんですね。
でも、先生に注意されたら、G弦が狂っていた。
はてはて、生徒さんの耳がおかしいのでしょうか?
いやいや、先生がちゃんと指摘した時は気がつけるくらいの耳は持っている訳ですから、そんな訳ありません。
では何でそもそもこういう現象が起こるのだろうか?
G弦が狂いやすいってかチューニングが中々あってくれない現象、僕も実は見に覚えがあります。
そして、ある時別のサイトで純正律と平均律についての話を読んでいた時に、セント単位での音のズレについて、ギターのハーモニクスと実音で違いについて解説している記事を読んで、あああああーーー、そーゆーことか!!って思ったことがあるんです。
何かというと、そもそも僕らが今使っている調律方法というのは、平均律というものを使っているんですね。
平均律は、ドからオクターブ上のドに至るまでの12個の鍵盤、(ドレミファソラシドで7個じゃんって人は、黒い5つの鍵盤を7に足して下さい。ね?12個でしょ?)これを均等に分割した音にしているんですね。
んでもって、オクターブは周波数で考えると、倍数になります。
なので、倍数に対して12分割する形になるので周波数としては割れない音になります。
ですが、純正律で考えると、5度は基音の整数倍になっていて、純粋な5度のハーモニーは平均律では出せないんですよ。(ざっくり言うと、本当は整数倍の周波数なのに、平均律は割り切れない周波数になちゃうから。。。)
ですが、ギターって純正律と同じハーモニーが聴ける奏法があるんです。
そう、ハーモニクスです。
それぞれの弦の5フレットと7フレットを触れた状態で弦を弾くと、ポーンってきれいな音が鳴ります。
これがいわゆるハーモニクスって奴で、それぞれ6弦から3弦までは上の弦の7フレットと下の弦の5フレットが同じ音になるんですね。
この時の音の響きは純粋な整数倍の比率になる訳ですよ。
なので、6弦から3弦までそれぞれのハーモニクスで取って、チューニングを合わせてしまうと、実はかなりのセント分だけ3弦、つまりは先の問題となったG弦が、平均律のGの音と比べてズレてしまっているんです。
そう、これがいわゆるG弦が狂いやすいギターの正体ではないかなと思うのです。
ある程度チューニングすると、結構面倒じゃないですか。
なので、全部の弦をさらっと合わせたら、後はハーモニクス鳴らして、ポーンポーンって感じで少しズレたかな?って所を若干直して、それでOK!って感じにやってたんじゃないかと予測されます。
つまり、チューニングの確認の仕方が間違っていたってことですね。
また、もう一つは、多分なんですけど、あまりいい弦使ってないと、G弦ってエレキだと一番狂いやすいと思うんです。
アコギだとB弦です。
そう、巻弦じゃない、一番太い弦って一番湿度やサビによる弦の伸縮に影響を受けやすいんですよ。
なので、先のハーモニクスでチューニングしちゃうと平均律からずれちゃうから実音でも確認しとかないとダメよ問題と相まみえて、双璧をなしてよりG弦が狂っちゃうんです発言を醸し出していたんじゃ無いかなって思いました。
まあ、一番はちゃんと先生に注意されたら、素直にゴメンナサイってして、直ぐに直すことですが、そうなる前に、この辺り見直されたらそういった注意をされることも少なくなるんじゃ無いかなって思って書いてみました。
弦は新しく、良い弦を張ろう!!
チューニングはちゃんと実音でも確認をしておくこと!!!
以上です。
今日はそんなところです。

僕がジュリアードとバークリーで学んだこと: 音楽で生きていくために必要な51のルール
- 作者: 藤原清登
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/10/25
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