皆さんは動画サービスって何を見ていますか?
ネットフリックス、Amazonプライム、Huluなんかは日本だと結構有名な有料配信サービスですよね。
特に、アマゾンプライムビデオはAmazonプライムに入っていると普通に付いてくるから、それで映画とか海外ドラマとか見ている人も多いかと思います。
ニコ動、いい加減、海外に進出しないのかなってちょっと思うんですけど、まあ、色々と事情があるんでしょうね。
ニコニコ動画は独自の文化があって、特に日本のオタク文化とか2チャン文化がすごい根強い感じがしますよね。
なので、後発の人、初期からニコニコ見てない人って、入りづらいイメージとかあんまり見ないイメージがありますが、You Tubeは割ともう小学生でも見るくらい、ポピュラーに浸透していますね。
ですが、最近はYou Tubeも広告が沢山入ってきたり、案件動画があったり、それ以外にも規制が厳しくなっていたりと、色々と波が来ています。
そんな中、新気鋭の新しい動画サービスがつい数年前くらいから出てるんですが、あのInstagramってあるじゃないですか。
あのInstagramが動画サービスも実はやっていて、そのインスタの動画サービス名がIGTVって言うんですね。
IGTVのIGはInstagramのIGでしょうね。
それで、例えば、テレビとかで協賛とか提供ってあるじゃないですか。
んで、お金をもらってその番組を作っているからそのお金をもらっている企業に計らった内容にするみたいな。
例えば、食品会社が提供だったら、その食品会社の商品をさり気なく写すとか、車が提供だったら、その会社の車は壊さないみたいな、一見だと見逃してしまいそうだけど、よーく見るとあー、そういうことねって思う場面やシーンってあると思います。
で、テレビの場合、これがかなり自然に行われているから、注意してないと気が付かないレベルなんですよね。
勿論、制作側は何年もそういう映像を作り続けているプロなんで、構成も編集も構図も演出も全部しっかりしているから、視聴者が気がつくか気が付かないかのギリギリのラインをちゃんと狙ってやっているんですよね。
ところが最近、You Tubeでも広告がつくようになってきて、動画を作る側もそれに配慮した動画を作って来るようになったんですよ。
それで、You Tubeでも普通の動画に見せかけて、ちょっと協賛に配慮した内容にしていたりとか、提供元を紹介する部分を入れ込んだりとかがあって、それが今まで無料で見ていたユーザからは案件動画うざい的なバッシングもあったりなかったりで、そんなかんやでステマ(ステルスマーケティング)って言われないように、以後はちゃんと案件動画は案件って公言して動画を流す人が増えたんですね。
で、段々と広告が付いてるのにも視聴者も慣れてきて、案件動画へのアンチさも無くなって来たのが最近かなと。
そうして、広告費がテレビ業界とネット業界が逆転した最近、You Tubeで色んな事件があって、海外で人が亡くなったりとか、死体を移したりとかで色々と過激な動画に対する批判や議論が多く取り沙汰されて、そういう意味でも影響力を持ったYou Tubeは規制をせざるを得なくなったって感じで、色んな規制が入ってくるようになりました。
そして、その規制が入ることで、今まで動画を上げていた人達から、規制によって今まで自由な表現の場であったYou Tubeがテレビのように大人と規制にまみれたつまらない業界になってしまうんじゃ無いか?みたいな危惧が謳われました。
そういった空気感の中、さっそうと出て来て、今じわじわと来ているのがIGTVなんですよね。
TwitterやFacebookを一気に抜いていったあのスピード感。
実はInstagram事態は全然結構前からあったんですが、それが、やっぱり広告が入りだすと広がり方、インフルエンサーとなる人の力の入れ方も半端なくなるんで、一般層への広がりもすごいんですよね。
そのInstagramが、You Tubeほどの規制がなく、動画をアップ出来るサービスが展開されているという事で、まだ動画を上げる時間に制限があったり、You Tubeほどの自由度は無いのですが、それでも、そので拡散されていく情報のスピードというのは確実にあるので、これから徐々に影響力を持っていくと思います。
そんなIGTVで、アベマTVみたいにテレビ番組みたいなのも作っているんですよね。
それで、僕、ローランドって歌舞伎町のホストの人が結構好きで、ちょくちょくチェックしているんですが、IGTVで歌舞伎町のホスト軍団と港区おじさんの戦いみたいな動画のドラマがあるんですよ。
それで、その中になんかかなり不自然なんですけど、ウコンの力が配られるシーンとかあって、それがもうツボにハマってしまって、堂々と、提供ですって言い切っているのが、そういう振り切ったわざとらしさが、逆に狙ってやられたーって思って、つい、大声で笑ってしまいました。
他にも、You Tubeは最近性的なコンテンツにはかなり厳しくしているようですが、IGTVはまだそういった規制もなく、性的なコンテンツを持っている人はこっちに少しづつ移行しているケースもあるみたいです。
アダルトコンテンツとかではなく、例えば、夜のお仕事の人の実情みたいな、そういうギリギリな、グレーゾーンな感じのコンテンツですね。
Instagram事態、写真で結構ギリギリな感じの写真をアップしているケースも珍しくないので、文化的にはありなんだろうなって思います。
他にも、音楽系のコンテンツとかで海外の有名ミュージシャンが割と頻繁に生配信したり、それで、その生配信をIGTVで後から見れるみたいなのも多くあります。
色々な意味で有名人とリスナーの距離が縮まって来ているSNS、同時に色々な意味で一般人から影響力を持つ人への最短距離にもなりつつあるSNS。
ネットの良し悪しはありますが、僕はいい面に着目して、これからもチェックして行ってみようと思います。
IGTV、気になった方は、ぜひチェックしてみて下さい!
今日はそんなところです。