テキストの挿入、条件分岐などの一通りをやってみる|ティラノビルダーでのゲーム制作日記2
今日はシナリオはおいておいて、ちょっと考えたギミックがあったので、それが実装できるのか試してみました。
どんなギミックかは、作ってからのお楽しみにしたいですので、ちょっと伏せておきます。
また、それと同時に基本的なサウンドノベルの機能であるテキストの表示方法や演出、分岐の設定などのやり方を、実際にティラノビルダーを使って、やってみることにしました。
最初に懸念した、出来るのかどうかという一抹の不安も、消し飛ぶかのような簡単さでした。
ティラノビルダーを立ち上げて、画面を見ながら、ホームページのチュートリアルに従って同じ操作をするだけで、なんとまあ、出来るじゃないですか。
そして、テキストの設定が出来たら、保存ボタンをポチして再生ボタンをやると、実際にゲームの画面が立ち上がります。
それをやってみて、思うような操作や表示になっていなかったら、また設定画面で色々やってみるみたいなのを繰り返していたら、何となくこのティラノビルダーに慣れて来ました。
そして、チュートリアルも、基本操作はずっとページに従って同じ操作をしていけば、一通りは学べますが、時間のない人や最初から全部さらうのが面倒な人は、左にメニューがあるので、基本的な操作に慣れたら、後は必要なメニューだけさらって、作りながら、必要に応じてわからない所を参照するみたいな感じで良さそうです。
個人的には、入門チュートリアルの「最初の準備」、「シナリオ作成」と「ゲーム分岐」までやれば、サウンドノベルとしての基本機能はOKで、後は、テクニックにある「フラグ管理」、「変数管理」をさらうと、ちょっと複雑な仕組みを組むことができそうです。
後は、キャラクター登場とか、背景設定などはなんとなく感で出来そうですし、BGMも大丈夫そうです。
最初のチュートリアルを見たら、後は割りかし基本的な操作とかは直感的に使える感じなので、ティラノビルダーはとっても使いやすいです。
ティラノビルダーで幾つかアプリを作ってみて、どうしてももうちょっと機能を拡張したいみたいなのが出てきたら、ティラノスクリプトに移行してもいいかも知れません。
ティラノビルダーとティラノスクリプトの違いですが、ビルダーは殆どプログラムを書いたりとかしないでも、ドラッグアンドドロップとパラメータへ値の入力するだけで、ゲームが作れるようになっています。
イメージは子供のプログラム教育に向けて作られた、スクラッチでしょうか。
論理的に正しくオブジェクトを配置すれば、その通りに動いてくれるという仕組みですね。
変わって、ティラノスクリプトとは、その名の通りスクリプトなので、プログラムを書いていきます。
プログラムで書けるということは、拡張性が高いということです。
つまり、ビルダーではどうしても、制約があって実現できなかったことも、スクリプトの方で作れば、自分で直接書くことが出来るので、より自由にゲームを作れるようになるということです。
なので、マニアックなゲームや複雑なシステム、色んな事を実装したかったら、スクリプトがオススメで、プログラムとかよく分からないけどサウンドノベルのゲーム作りたいって人は、ビルダーがオススメです。
ビルダーはプログラム関係なくと言いましたが、.NETとかやっていた人はきっと馴染みのある感じで使いやすいような気もしました。
だから、ビルダーは全くプログラムを触らない人から、プログラムはちょっとやったことあるけど、そんなに自分で極めたいって思うほどは好きではない程度な人にオススメですね。
さあ、今度はシナリオを作りこんで、実際に打ち込んでいってみようと思います。
が、その前に、プロット作りですね。
プロットというのは、物語を作るに際して、おおまかな流れや状況、雰囲気、方向性みたいなものを書いたモノです。
何もなくいきなり書き出してもいいのですが、サウンドノベルなので、分岐に行った時の流れと、本筋に行った時の流れとか、物語と関係のある分岐なのかどっちを選んでもいい分岐なのかみたいなそういうのを管理するドキュメントを作っていこうと思います。