意外とグルメな秋葉原
秋葉原って昔は富士そばか、じゃんがらラーメンか、とんかつ丸五しか無かったイメージ(ひどく独断と偏見の僕の個人的な勝手なイメージです)ですが、今、秋葉原を数メートル歩くたびに美味しそうなお店とか駅前やらナントカビルやら色んな所に食べ物屋さんがあるなあと思います。
GOGOカレーやケバブ屋さんなど、いわゆる秋葉原のB級グルメみたいなものも多く出てきたと思いますが、今回は個人的に好きな食べもの屋さんや昔を振り返った事を語って行こうと思います。
秋葉原のケバブ屋さんと言ったらまず真っ先に思い浮かぶのがスターケバブのドネルサンド。
これ昔は車の屋台だったんですよ。まぁ知っている人は皆知ってますけど。
んで、当時(多分10年以上位前)から値段はあまり変わっていなくて、500円とか600円だったと思うんですが、当時の僕としてはこの大きさでこの値段は高いって思っていたんです。
だって、500円払ったらマックだとハンバーガーだけじゃなくてポテトとジュースも付いて来たんですよ!
なのに、こちとら屋台で売ってるのに、店舗代かからないのに、マックのセット以上の値段でサンド一つって、んなもん絶対買わないぜー!
って思っていたのを思い出します。
そんな中、友達と秋葉原を歩いてたんですが、ある時ふと友達がケバブの屋台にふらっと寄って、「これ旨いんだよ、知ってる?」って言って、あっさりと買ってパクパク食べていたんですよ。
もう、僕の中では
「なぁーにぃー!アレ買うの!?」
って状態で、んでもってその友達はどっちかって言うと、僕の様にケチンボ根性ってよりは逆に、割りと大盤振る舞いな人だったので、どうせリッチ層狙いの商売か!とか勝手に僻んでいたのを思い出します。
でも、通る度に陽気な笑顔で言ってくるお兄さんとそれをさらっと買って行った友達の、
「これ旨いんだよ、知ってる?」
の言葉が何度も何度も押し寄せてきて、とうとう僕も
「よし、文句を言う前に一度買って食べてみよう!」
そう思って、試しに買って食べてみました。
当時は割りと食べ盛りだったので、パクっとさらっと食べてしまい、んーこれで500は高いなぁ、でも確かに旨いなぁって思ったのが第一印象でした。
牛丼が1杯280円で、リンガーハットが1杯340円で、バリューセットが1つ500円で、割りかしお腹がいっぱいになるのに必要な金額が少なくて済んでいたデフレ真っ只中だったあの頃、僕の頭の中はコストパフォーマンスによって支配されていました。
そういえば、サガフロ2のアルティマニアでプロデューサーの河津氏が、若木の杖はコストパフォーマンスが一番いい武器なので、使いきってから売るとお金も増えて戦闘によるスキルや経験値も増える事が出来るので、ウィルの所持金の全てを若木の杖にするのがウィル編の始まりの鐘だとか言っていたのを思い出した。
コストパフォーマンス繋がりでした。
んで、そんなコスパに縛られつつも、なぜかまたあのケバブが食べたいと思って何回か買って食べている内に、価格帯が気にならなくなり、いつの間にか買って食べているようになっていました。
それと最も足繁く通ったのが、じゃんがらラーメンでした。
元は学習塾だったとか異色のラーメン屋さん。
秋葉原以外にも原宿、日本橋、銀座、赤坂と色々と店舗があり、銀座は確か一回無くなったと思ったのですが、さっきネットで見てみたら再開しているようですね。
更に今見たら池袋にも出来ていたんですね。
情報のリライトも記事のリライトと同じように重要だなぁと思いました。
西池袋店、今度行ってみようと思いました。
さてさて、九州じゃんがらラーメンですが、昔は外にテーブルや椅子を並べて、普通に半屋台みたいな感じでやってました。
外席がない今でも人気で並んでいましたが、当時は外席があってもっと席数が多いはずなのに今よりもっと並んでいた記憶があります。
秋葉原のタダゲー仲間におごってもらったり、一緒に食べたり、普通のじゃんがらを頼んだつもりが、全部入りが来て、じゃあ勿体無いので食べますって言って全部入り分お金を払うつもりが、お店の計らいで、じゃんがら分で良かったり、僕にとってはとても色んな思い出があるお店です。
ついこないだも、替え玉無料キャンペーンやっていて、友達と食べに行き、食べ過ぎてお腹を下しました。
何回行っても逸話が絶えないお店だなぁとついつい思ってしまいます。
この九州じゃんがらラーメンですが、一時期に友達との間である食べ方が流行りました。
じつは、おじやってメニューがあったんですよ。(今も有るのかな?)
それで、おじやのご飯だけ食べた後に、替え玉したらラーメンとおじやと両方食べられるよねって言って、おじやを頼んだ後に替え玉をするという食べ方をしていました。
でもそれって、ラーメン食べた後にご飯入れれば良くね?って思うと思いますが、なぜかその時はこの食べ方に夢中でした。
それからじゃんがらの味噌にもハマった時期があり、一時期は味噌を頼みまくった思い出があります。
後、じゃんがらラーメンってさっき出てきた麺のおかわりで替え玉ってのが出来るのですが、これを頼むタイミングってのが実はあるのです!!
例えば、如何に細麺だから茹でるのが早いとは言え、麺を全部食べきった後に替え玉コールをすると、若干ではありますが、手持ち無沙汰感が出てしまうのです。
そして、その手持ち無沙汰が危険で、その間についついレンゲでスープを飲んでしまうアクションを行ってしまいガチなんです!!
でも、よく考えて下さい!ここでスープを飲み干してしまったら、後からくる替え玉の麺を迎え入れる為のスープが無くなってしまうんですよ!
なので、理想は替え玉が来るまでにスープをなるべく飲まない事なんです!!!
そんで、更に言うならば、最初に頼んだ分の麺が食べ終わった瞬間に次の替え玉が来れば最高じゃないですか!!
(そんなに熱く語ることでもなく、もはや常識ですか??)
そこで、僕らは替え玉を頼んでから麺が来るまでの時間、他のお客さんの替え玉コール状況、その日の店員さんの手際の良さなどから、麺の湯で時勘を鍛えることに成功しました。
そして、麺の茹で時勘を手に入れた我々は、いつどんなタイミングで秋葉原のじゃんがらラーメンに行っても、ジャストのタイミングで替え玉をコールする事が出来るようになりました。
最初の麺を啜り終わったまさにその時、店員さんから替え玉が運ばれてきた時の俺最高感は、多分僕らしか思っていませんし、誰にも分からないかも知れませんが、とにかく心の中で密かによっしゃー!!!と声高らかに叫んでいます。
応用すると、じゃんがらラーメン以外でも博多天神や風龍、一風堂でも使えます。
とにかく、じゃんがらラーメンは秋葉原にあってくれたお陰で、僕はここから色んな事を学びました。(主に麺の茹で時勘。。。)
語り始めるとキリがない秋葉原の食レポじゃないですけど、食べ物の記憶ですが、一旦ここいらで切ろうと思います。
気が向いたらまた違い記事で書くか、この記事をリライトして追記していこうかと思います。