思い切って連絡先を聞くことは決して失礼な行為ではない
これね、過去の自分に本当に言ってやりたいんですけど、それは出来ないので、今もしこれから彼女を探している人、彼氏を探している人いたら、ぜひ聞いて欲しいんですけど、本当に。
多分、かなり多くの人たちが、あの人いいなって思いながらも漫然と通り過ぎて行っていると思うんです。
道端であったり、電車の中であったり、仕事場であったり、あらゆる日常において、この人素敵だな、あの人キレイだなって思う瞬間って沢山あって、それでもそれは良いなって思うだけで終わってしまう、儚い恋の始まりですら無い一瞬のシャンパンの泡のような恋の欠片達が、毎日、沢山の人達の間からこぼれ落ちていると思うんです。
でね、流石にね、道端でいきなり声をかけるのはハードルが高いです。
でも、仕事だったり、プライベートでのイベントやお手伝いとか、何かしら関わりがある場で知り合った人だったら、全然、次あってお話しましょうとか、連絡先聞いてもいいですか?って素直に相手に切り出してしまっていいと思うんです。
そこで、相手も考えますでしょうし、選択権は相手にありますから、断られようが、なんだろうが、他人からどう思われようが、構わずに自分の思うままに連絡先を聞いてしまうのって僕はあの時やっておけばよかったと、沢山後悔していました。
なので、そんな後悔は他の人にはして欲しくないと思い、今日は僕が失敗だったなと思うシーンと、それに対して今だったら、どんなモチベーション、心持ちでそれを乗り越えるかというのを話してみようと思います。
まず、昔の僕は学生と社会人とでは、何かよく分からないけど、世間という目を気にしていたからか、明確ではないけど、明確な線引がされていました。
つまり、
「学生の時は良いけど、社会人になったらそれは駄目だよ」
みたいな、よく分からないNGな言動がありました。
今にして思えば、それって全然NGじゃなくて、寧ろなに人の事気にしすぎてんの?ってくらいな本当に考えなくてもいい基準だったと思います。
また、学生だったら学生で、どこか自分に自信が無かったんでしょうね。
好きな人にストレートにアタックすることや、誘うことが恐ろしくて恐ろしくて仕方がなかったのです。
ケース1は社会人の時です。
割と働き始めの時に職場が色々と変わる仕事だったのですが、期間限定で1ヶ月だったかな?の職場に同い年のキレイな人が居たんです。
んで、色々と最初に挨拶した時に同じフロアの中で多分その人ともうひとりが可愛いなって思って、よくよく話を聞いたら、もうひとりの人はもうじき結婚するとかなんとか。
んで、一番キレイだなって思った人はどうもフリーっぽかったので、内心「やったー!!」ってすごく心のなかでガッツポーズしていたのを思い出します。
その人と仕事中に直接絡むことは無かったのですが、お昼休みの時に僕は割と一人で食べることが多かったのですが、ご飯を食べ終わった後にその人が時々ふらっとやって来てくれて、少し話したししてたんです。
今にして思えば、これってかなり脈アリだったなと思いますが、当時はなぜか社会人だからちゃんとしなくちゃみたいなよく分からない感覚と、まあ、多分それはビビってた自分の言い訳だったんでしょうけど、それと会社の看板背負っているから軽いことは出来ない的な事を考えてしまっていたんですね。
後は、仮に連絡先を聞いて断られた場合、会社にも怒られるんじゃないかみたいなよく分からない不安を抱えていました。
そのため、何度か話したり、連絡先を聞こうと思えば聞ける場面があったのですが、みすみす逃してしまい、その一ヶ月間があっという間に終わってしまいました。
そして、その後、再びそこへ出向くかどうかみたいなのを上司が打診してきたのですが、僕は正直に言うとそこへ行きたいと思ったのですが、先輩があそこはなあ、、、、みたいな返答をしていて、それを聞いた上司もならやめようって感じで終わってしまったんですね。
今思えば、その先輩の不満はよく分かるので、それを上司に説明して、僕は正直あそこの職場へ行きたいと強く発言すればよかったのだと思います。
ですが、自分は若輩だから発言は控えようとか、よく分からない弱気な自分がいて、よくもまあ、自分の人生の舵取りを惜しげもなく他人に預けてばっかりな行動をしていたなぁと、今にして振り返れば、そう思います。
ここでのキーポイントは、自分から行ったのではなく、相手が来てくれているというところと、再度チャンスがあったにも関わらず、そのチャンスを自分が活かしきれなかったというところです。
僕の後悔はこの2点、チャンスの時に連絡先を聞けばよかったというのと、チャンス再来時に上司へ自分の言葉をきちんと発言すればよかったという事です。
この時の僕の心理は先に書きましたが、おさらいすると、
「社会人、新人、おとなしくしていないといけない、軽い行動はダメ、会社に迷惑をかけたらダメ、断られたらどうしよう、生意気なやつはダメ」
大体はこんなキーワードが取り付いていたメンタルでした。
これを一つ一つ取り除いていってみようと思います。
まずは社会人だからとて、他人の連絡先を聞いてはイケナイ事は、まあ、みなさんも分かる通りそんな事はないですよね?
寧ろ社交辞令で連絡先を交わすぐらい普通ですから、女性だからといって、変に気兼ねして連絡先を交わすのを躊躇うのは本当に勿体ないと思います。
なので、もし、これを読んでいる人で社会人で新人とか、学生さんやインターンとか、とにかく、あんまり自分は社会を知らないかもって方には特に聞いて欲しいのですが、とにかく、連絡先を聞くことは決して恥ずかしい事でも、不埒な事でもなく、挨拶代わりに連絡先を聞いてもいいくらい、普通な事であると思っていて下さい。
本当に、これが分からないと、僕みたいに後悔してしまいますから、マジで、ピンと北人がいたら、男女構わず連絡先を聞くようにした方がいいと思います。
そんで、それを怒ったり、卑下したり、なじったり、悪く言うような人がいたら、それはその人は単に自分にはそういう勇気のある行動は出来ないから、僻んでいるだけなのです。
なので、例え直接他人に責められようとも、それは決して悪いことではありません。
そして、重要なのは、相手から断られたら、素直に引くという事です。
そこから先はほとんどの確率で、その人とのその先には未来は無いと言っても過言では無いので、連絡先を聞いて断られたら、素直にありがとうございますと感謝の言葉を述べて退きましょう。
勇気ある撤退もまた、勇敢な突撃にまさる人生のおける最大の武器となります。
次に、新人って感覚ですが、これは当時僕は悪い方の意味で捉えていました。
新人=控えめ、おとなしい、突き出たらダメ
みたいな感じです。
これだと、自分の個性が死ぬだけでなく、チャンスも無くなってしまいます。
再度戻れるかもしれないチャンスがあったのに、発言を控えた為に、そのチャンスの可能性すら、潰してしまったのは何よりも自分自身でした。
なので、逆に
新人=失敗しても次がある、ドンドン新しくチャレンジ出来る、生意気なくらいが丁度いい
みたいな感覚で居たほうが良かったなと思います。
なぜなら、自分がいざ後輩を持った時に、そう感じたからです。
そう、その後輩たちも最初の僕と同じように、控えめでおとなしくすることをしていましたが、僕が先輩として望んでいたのはその反対だったからです。
なので、当時僕が新人だった頃、恐らくは上司や先輩もきっと僕がもっと果敢にチャレンジしたり、突き抜けた行動をしていたら、
「お!こいつ結構面白い奴だな!!」
って逆に拾ってくれた可能性もあるんですよね。
いやあ、僕が後輩たちがそういう感じだったら、きっとそんな目で助けたりアドバイスしたり、したと思うです。
だから、今新人的な立場に居る方がこれを読んでいたら、僕が最初に抱いていた新人イメージではなく、後に考え直した方のチャレンジして突き抜けるような新人イメージに考え方を上書きしてもらえたらと思います。
きっと、社会はそんに冷たくないです。
会社も意外と人って温かいです。
だから、迷惑をかけることもあるでそうけど、はみ出したからとて、途端に責められたり、追い立てられるような事はないので、逆に、例え怒られることがあっても、そういう事をしたとしても、怒る人と反対にあなたを支援してくれる人、頑張れって言ってくれる人も必ず現れるのです。
それから、軽い行動はダメって事はなくって、会社に迷惑かけるって相当な変人でなければ、まあ無いですよ。
電話番号聞いて、断られても、ナンパは寧ろ声をかけて断られてからが勝負ですからね。
まあ、どうでないにしても、リカバリのやりようはいくらでもありましたし、それ以上にやらなかった後悔ってでかいと思うんです。
だから、やって失敗すると、そこから得られる何かしらがあるんですけど、やらなかったらそれって失敗にも成功にもならずに、ノーチャレンジ、つまり、何の糧にもならないんですよね。
これって非常に良くないんですよ。
結局考えているだけで行動しないのと同じように、ノーチャレンジが一番良くないんです。
仮に電話番号を聞くことがそぐわなかったとしたら、その時点で頭フル回転して、どうにか、自分のポジショニングを確保するトーク勝負に持ち込むんですよ。
そうすると、不思議なもんで、人間どうにかなってしまうんですよ。
ってか、潜在能力が発揮されて、火事場のクソ力じゃないですけど、どうにか収められるもんなんですよね。
だから、若い人には特に言いたいのが、チャレンジするかしないかって迷ったら、迷わずチャレンジして行って下さい。
後はどうにか自分自身がなんとか収まるようにどうにかしてくれますから。
そんなこんなで、結局ケース1しか書きませんでしたが、とにかく声を大にして言いたいのが、職場でもお店でも、どこでも、気になったらその人に話しかけてみるとか、連絡先を聞いてみるとか、そういうのはすごく僕はありだと思います。
今日はそんなところです。