サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


スポンサードリンク

悪の帝王トップ3が発表されましたね。

面白い企画だなぁと思いつつも、トップ3に並んだのは自分の読んでいた世代だなぁと思ってついついほくそ笑んでしまいました。

 

第1位 フリーザ ドラゴンボール

第2位 白面の者 うしおととら

第3位 ディオ ジョジョの奇妙な冒険

 

ってさ、フリーザはまあ分かりますよ、国民的人気漫画ですから。

 

でね、2位と3位のこの根強さ!

 

漫画が連載していた当時はアニメ化されてなかったじゃ無いですか。

 

それが、年を経てからアニメ化やゲーム化されて、再度人気が再認識された漫画タイトルだと思うんですよね。

 

うしおととらは、シャガクシャからのギリョウさんへの流れが本当に好きで、あの伏線の回収の仕方が最終回間近にして本当に神がかっていたし、伏線回収は、からくりの時は何度も何度もあって、藤田和日郎、伏線マシーンかよ!って勝手に思ってましたもん。

 

チルチルミチルの時もそうだし、とにかく伏線の張り方と回収の仕方が上手いってかなんだろう?すごいグッと来る感じな話なんですよね。。

 

熱量がすごい。

 

読んでいて、セリフもだけど、絵と物語と人物の熱量が本当に半端ないと思うんです。

 

うしおととらの時も、からくりの時も、毎回、描き終わってから真っ白になったみたいに、燃えついている感じのあとがきを読みますが、本当に熱量と勢いがないと描けない漫画なんだろうなって思います。

 

そりゃ、吼えよペンに半分レビュラー出演しますよね。

 

そして、藤田和日郎のすごいのは、アシスタントが育っていくってトコです。

 

数々の歴代のアシスタントの人でサンデーで同じくデビューした人も数しれず。

 

勿論、チーフアシスタントとして長年やっている人も。

 

そういう意味で、藤田ファミリーというのでしょうか?人を養い、育て、それでいて自分が一番成長しているみたいな化け物か?この人って思います。

 

まあ、一言で言って、カッコよすぎです。

 

ディオのジョジョに至っては、やっぱりスタンドの出て来た第3部の人気は根強いですよね。

 

キャラクターにある特殊な能力を持たせるって概念がそれまで無かったんじゃ無いですかね?あったかな?

 

幽遊白書でも最後の方でテリトリーって念能力の前段階みたいなのがありましたね。

 

悪の帝王、そう、帝王って言葉の響きがディオには本当によく似合っているんですよね。

 

ディオ・ブランドー

 

名前からしてかっこよすぎです。

 

親父さんは飲んだくれのアル中でしたが、極貧層から這い上がって来るハングリーさには敵側のキャラクターと言えど、魅力的なものがありますよね。

 

1部の、

 

ジョジョー、俺は人間をやめるぞー!!」

 

ってめっちゃ大好きなセリフです。

 

それと、1部2部で吸血鬼の象徴とも呼べる、

 

「ウィィィィィィィ!!!!!」

 

って狂気的な叫び声とか、表紙やコマの中の独特なポージングから来た、ジョジョ立ちってすごく流行りましたよね。

 

スマホとかネットがまだそんなに普及してない時に、ジョジョ立ちのオフ会とかあって、すごいっ盛り上がりを見せてましたもんね。

 

100人以上集まって、サンタナの時でしたっけ?電気が感電するシーンを全員でやるって動画、まだありますかね?

 

結構マイナーなんじゃね?って場面を、集まった全員が全員で再現出来るって奇跡がすごいなって思いつつ、それも含めてジョジョの魅力なんだろうなって思ったのを思い出しました。

 

ネーミングも洋楽ロック要素がふんだんに取り込まれてて、後から洋楽ロックを聴いて知った時に、あーこれジョジョに出て来たー!!って感動と共にすぐに覚えてしまいますよね。

 

洋楽ロックの普及にもジョジョはいくばかしかの貢献されたんじゃないかと個人的には思っています。

 

中でも、後々になって気が付いた例で、エシディシって風を扱う第2部の吸血鬼が居ますが、これの元ネタが、AC/DCってオーストラリアのロックバンドだったんですけど、AC/DCを知った後に、エシディシがそれを元にネーミングされてたって知ったんで、すごい強烈にうわー!!!って思った記憶があります。

 

他にも最近、キラークイーンのバイツァダストが、地獄に道連れ(邦題)の事だったんだってラジオ聴いてて分かって、その瞬間、おおおおお!!!!ってなりました。

 

こんな風にいつまでも記憶に残って離れない漫画ってすごいなって思います。

 

そして、堂々1位のドラゴンボールフリーザ様。

 

もうこれは、何よりも天才と時代が生んだ本当の意味での悪の帝王ですよね。

 

だって、53万ですよ?

 

35億?いえいえ、それよりも53万ですって。(いやー古いですよね)

 

まず何よりも、あのベジータが手放しに恐れる描写とか、ザーボンさんの変身すると強くなる伏線からの3段階。

 

そして、悟空が超サイヤ人になって盛り上がりが最高潮になっていく所の敵がフリーザ様ですからね。

 

あとアニメで、僕はベジータの声ってちょっと最初違うなって思ってたんですよ。

 

今はもうあの人の声でないと成立しないなって定着し過ぎてますし、コラでも使われまくってるんで、堀川さんいなくてはベジータはいや、ドラゴンボールは成り立たないなって位ですけどね。

 

で、フリーザ様はなんとあのバイキンマン中尾隆聖さんな訳ですよ。

 

(そういえば、なんで、漫画家さんの名前が呼び捨てで、声優さんの名前がさん付けなんだろうって今更ながらに自分で自分に思いました。)

 

まあ、中尾さんの声がカッコよすぎってかドラゴンボールは声優陣がもうやばいんですけど、それにしたって、声がバッチリ過ぎて、見ていた当時、ああ、フリーザってこんな声だったんだなって納得してたのを覚えています。

 

フリーザはその人気の高さからか、最近では映画にまでなって復活キャラになってますからね。

 

昔の世代だけでなく、今の世代の人もフリーザは知っているんでしょうね。

 

秋葉原のスパゲッティ屋さんだっけな?確かナポリタン屋さんで、漫画のセリフが壁に書かれてたんですけど、絶対に言う場面は無いけど、一生に一度は言ってみたいセリフみたいなのが確かあって、そこにフリーザ様の、

 

「私の戦闘能力は、53万です。」

 

ってあったような気もします。(無かったような、僕のただの妄想だったかも知れません。)

 

物語の面白さを引き立てるのは、主人公達が立ち向かうべき巨悪の存在なんだなぁってこのランキングを見て、すごい思いました。

 

巨悪がカッコよく、巨大で、強いほど、より主人公達が映えるんだなぁと。

 

悪の華というわけではありませんが、歌舞伎でも敵役という準主役みたいなポジションがあるように、悪い奴!ってハッキリした存在があることで、物語が分かりやすくもなるんだなあと思います。

 

そして、敵役は分かりやすく悪いことを堂々としていると、それだけ、読んでいる読者も、こいつ倒せ!!って共感していくんでしょうね。

 

でも、魅力的な敵には、倒せと思いながらも簡単に倒れて欲しくない。

 

この微妙なバランスに成り立ったのがこのそれぞれランクインした漫画達なのかなって思いました。

 

今日はそんなトコです。

 

 

 

 

ドラゴンボール超 ブロリー
 

 

 

 

 

ジョジョの奇妙な冒険 in Prime

ジョジョの奇妙な冒険 in Prime

 

 

 

ジョジョの奇妙な冒険 全63巻完結セット (ジャンプ・コミックス)