サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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イーロン・マスクが好きです

みなさん、イーロン・マスクって知ってますか?

 

僕は以前、スーパープレゼンテーションで紹介されて初めて知ったのですが、ペイパル作った人なんですよね。

 

そんでもって、この人、グーグルの創始者の一人、ラリー・ペイジを言わせて、全財産を誰に託すかと言われたら、どの慈善団体でもなく、イーロンに託すと言わしめる程、すごい事業家なんです。

 

まあ、ラリーとイーロンは仲がいいそうなので、そのジョークも半分あるかもですが、シリコンバレーで今、投資家達に最も注目されているのがイーロンであることは間違いないようです。

 

イーロンを知っている人は、電気自動車を発売しているステラ社のCEOでも有名ですね。

 

ステラネタでは、エイプリルフールにツイッター上で冗談を言いい、それが原因で株価が下がったとかそんな逸話もある面白い人です。

 

それでも揺らがないのは、この人は一つの会社だけでなく、様々な会社を設立して同時並行で事業をやっているからなのかなとも思います。

 

一般的に収入源が複数あればあるほど、リスクヘッジになり、単一収入源の時の様にそこに依存する必要がないので、思い切った判断は決断が出来ます。

 

だから、一般の会社員は収入源が会社に依存しますので、会社側の要求に無碍にも従わざるを得ません。

 

ですが、フリーランスで働いてて、得意先がいくつもある人は、無理な要求をするクライアントを蹴って、もっと条件の良いクライアントを選べます。

 

イーロンはこのフリーランスの更に上位版、CEOを複数やっている訳ですから、例えステラの株価が一時的に下がって、収入が下がったとしても、その他の黒字分があれば、それで補填出来ますから、一時の株価の上下動に対して一喜一憂する必要がない訳です。

 

また、イーロン自身、彼に投資をしたいと言ってくれる投資家達がとても沢山いますので、仮に彼が資金繰りに困ったとなったら、恐らくはこぞって彼に恩を売りたいと資金提供する個人資産家達は名乗りを上げると思います。

 

なので、そんな背景も相まみえて彼は堂々とした彼のスタイルで自身の経営を進めていくことが出来るのだと思います。

 

まあ、そんな革新的な彼ですから、保守派の人々からは嫌われているようで、ステラの株主総会ではアナリストや機関投資家達からはどうも快く思われていない模様ですね。

 

テッドでは、電気自動車の先として、自動運転を開発している事を話し、また、電気自動車の馬力もトルクもガソリン車以上の長距離トラックを作っているなど自動車産業でガソリン車から電気自動車へと転換するべくその技術をどんどん推し進めているようです。

 

更には、すごいのは、その電気自動車の技術を、自社で隠すのではなく、オープンにしている所です。

 

彼の目標の一つで年間自動車販売台数を世界で1億台にするとというのがあります。

 

これは、ステラ社の~ではなく、世界でって言ってるんです。

 

つまり、彼は自社だけの成功や目標というのではなく、業界として、世界として、ガソリン車に変わって電気自動車が新しく買い替える場合は全て置き換わるような未来を実現させようとしている訳です。

 

だからこそ、自社の技術を隠すのではなく、オープンにしている訳です。

 

このあたりの考え方って、ホワイトハッカーの思想に近いなって思いました。

 

そう、リーナスやウォズニック達です。

 

リーナスはOSをオープンソース化することで、全世界だれでも自由に使用、改変が出来るOSを生み出しました。

 

その結果、全世界の善意の開発者達が(悪意ある一部の人達もいますが)常にバージョンアップをしていき、それも彼らも無償でそれを行うことで、このオープンソースという技術が成り立っている訳です。

 

この考え方ってすごく僕は素晴らしいなって思うんです。

 

人の善意に頼ったシステム。

 

脆弱性は人の悪意かもですが、それでも人がいい未来を作ろうと思い続ける限り、そういう人の数が悪意の数よりも多い限りは、良い方向に発展し続けてくれる訳です。

 

脱線しましたが、イーロンは他にもトンネル事業でハイパーループ(物資の超高速移動システム)、や自動車の地下トンネル計画などもやっています。

 

ハイパーループは、ものすごい超高速で物資を届ける仕組みで、そのためにトンネルを使用するという物です。

 

で、その地下トンネルの着想でどちらが先かは分かりませんが、渋滞解消の仕組みとして地下トンネルを使って車を輸送するシステムもやっているようです。

 

車の方は、通常運転して通過するトンネルと作ると、膨大な掘削面積を必要としますが、トンネル内の運行は運搬用カートにし、トンネルへの侵入も横型走行ではなく、エレベーター式にすることで、トンネルの掘削面積を通常の何分の一にも抑えることが出来るようです。

 

イメージは、駐車場に停めると。その駐車場の地面が地下に潜っていき、そのまま地下の高速レーンに合流し、後は自動的に目的地の地上まで超高速で行ってくれるみたいな感じです。

 

分かりにくいですかね、ぐぐると出てこないかな?

↓これにテッドの話の動画がありますね。

https://wired.jp/2017/05/13/ted-2017-elon-musk/

 

後は、テッドで言っているのは火星移住計画ですね。

 

そのためにロケットの打ち上げと回収を成功させています。

 

元々彼は最初に火星移住を考えて、地球の環境汚染問題の解決かな?それを考えて実現させようとしたけど、でも実際に実現させるにはかなりの年数がかかると計算して、その前にガソリンによる自動車の汚染を無くす事を先に考えて、電気自動車を作る構想を考えたみたいですね。

 

んで、渋滞解消と同時に自動車を地下に送ることで、車自体の排気問題を軽減させようとしているのかと思います。

 

電気自動車と地下トンネルのダブルプロジェクトで、火星移住が実現させるまで、車による地球の環境汚染を軽減するようです。

 

更に、蓄電池と太陽光発電の屋根材も開発していて、アメリカの一般家庭で使われる電力は全てこの屋根材の太陽発電でまかなえるようないわばスマートハウスのような構想も打ち立てているみたいです。

 

この太陽光発電の屋根材は、値段的にも自信があると言っていて、まあ、勿論普通の屋根材よりは高く付きますが、その後の電気代などを計算した場合の採算としてかなりコスパよく回収できる位まで値段を下げて設定するみたいですね。

 

そして、彼の構想だと、80年後(屋根の張替えは20年から30年ごとに行われる為)位には、全ての屋根にこの太陽光パネルが付けられるみたいなそんな未来を語っていました。

 

電気の発電でも火力と原子力がメインですから、家庭の電力を減らすことで、少しでも地球環境の維持になる方向へとしているのでしょう。

 

ですが、電力発電方面で地球に優しくとなると、実は家庭の電力程度ですと、全電力の数%程度で、お店や商業施設や特には工業施設の電力がかなりの割合を占めていますよね。

 

でも、その電気は発電所に頼ったままというのは、なんか、スマートハウスの構想が、実際に地球環境に優しくするというよりは、ユーザー向けの分かりやすいイメージなのかなとか思っちゃいました。

 

それか、もしかしたら、電力の本丸を打ち倒すための実は布石で、彼の頭の中では今の段階では叩き潰されぬよう、商業、工業の電気ですら、発電所に頼らない電力発電が可能な技術を作ろうとしているのかも知れませんね。

 

例えば、彼の電池事業で、大きな工場を建設しています。

 

今は一部しか作られていませんが、それが徐々に拡大していき、形状が先端が北を向くダイヤモンドの形になっていくようにしていく予定だと言っていました。

 

もしかしたら、この工業施設で、自身の開発した家庭用自家発電装置を拡張した、工業用自家発電装置を作って、実稼働させ、実際にこの規模でこれだけの期間の運用に耐えうりますよって実例を作ってから、販売と広げる活動に行くのかなとも思いました。

 

そうそう、最近ですと、彼はタイの湖に取り残された少年たちを救う為に、小型の潜水艇を開発し、それを現地に持っていって、よかったら使ってくれと自身も乗り込んでいったようですね。

 

実際には使われること無く救出がされたそうですが、今後の事もあるからと彼はその潜水艇をタイに残して帰ったそうです。

 

そんな、フットワークの軽さも彼の魅力の一つなのかも知れません。

 

イーロンは、宇宙業界、自動車業界(とそれを取り巻く石油利権)などと真っ向から立ち向かっています。

 

単なるシリコンバレー式成功ではなく、こんな風に巨悪に立ち向かっていく彼の姿を、未来を見る投資家達はその願いを込めて、彼に資産を託そうとするのかも知れませんね。

 

イーロン・マスク、顔もイケメンで素敵そうな人です。

 

ぜひぜひ、チェックしてみて下さい。