サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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最新のエヴァのMVがすごい。

見ました?残酷な天使のテーゼに載せた、最新のMV(ミュージックビデオ)。

 

魔沙雪監督が作った、いわば本家本元のMVですよ。

 

OPでは歌は1番しかないから、その分映像も少ないですが、残酷な天使のテーゼのフル尺に対して全部映像を当てているんですよ。

 

一部、OPとかぶるような部分も残しつつ、ほぼほぼ新しいMVになっているのが素晴らしいんです。

 

ちゃんと歌詞に当てていたり、歌の進み具体と物語の進み具合をシンクロさせていたり、シンジくん役の緒方恵美さんが鳥肌が立ったって言っていましたが、これほんと、見ると、当時を思い起こすと共に見るたびについつい物思いにふけってしまいますね。

 

僕はちょうど世代だったのもありますし、始まったのが高校生なのに、漫画が完結したのが社会人ってのが、なんとなく感慨深い感じなんですよね。

 

このMVで好きなところは、「裏切るなーら!」って歌詞のところで、第3使徒サキエルの腕を初号機が捻りちぎるシーンと重ねているとこと、何度見てもうるっと涙ぐんでしまうのですが、「人は愛を紡ぎながら~」からググって気持ちがぐわーってなって、「女神なんてなれないまま私は生きる」でもう、なぜかよく分からない涙腺崩壊状態。

 

んー、なんなんだろう?

 

多分、自分は決して良い奴なんかじゃない、いい人なんかでもない、そんな事は分かっているし、そう人から見られる事にも罪悪感は覚えなくなった、でも、みたいなよく分からない無意識の自分の中の葛藤みたいなものが、きっとここの歌詞の映像と共に歌詞と合間見合って、僕の心を揺さぶるのだと思います。

 

一旦は幕を閉じた物語ですが、再び、スタジオカラーとして再制作に乗り出した庵野監督。

 

最後の最後はどんな終わり方をしてくれるのか?もしくはリピート記号にあるように、別の何かにつなげて、また僕らを楽しませ続けてくれるのか?

 

すっごく続きをどうするのかが楽しみでなりません。

 

そんな中、シンカリオンエヴァとコラボってますね。

 

こういう新しいエヴァネタが出てくる度に、映画版がとうとう来るのか?みたいな、よく分からない期待に胸が膨らまされます。

 

エヴァのキャラクター達ってなんであんなにも魅力的なのかなって思うと、皆それぞれに心の中に葛藤を持っていて、その葛藤がそれぞれを活き活きとキャラクターを魅力ずけているという、なんともアニメとしては非常に珍しい(当時はですかね?)手法でした。

 

普通、葛藤というと、負のイメージですし、そんな負のイメージによってキャラクターを魅力付けるなんて、中々出来るもんじゃないよなと。

 

でも、負のイメージを視聴者と共有することで、共感という形でキャラクターに寄り添うファンと言う構造を作り、また、葛藤によって、キャラクターに深みを持たせて立体的に3次元的にキャラクターを際立たせているなぁとか思いました。

 

庵野さんはキャラクターの表現以外にもアニメを通して、実写映画を通して、など様々な媒体を使って色んな表現の仕方をされてきたんだろうなあと思います。

 

もしかしたら、エヴァの映画の最後も、本当は十中八九出来ていて、それを公開するタイミングを見計らっているとかそんなことは無いですかね?

 

何れにしても楽しみです。