サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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よっしゃラッキー

昨日がヘビーで長かったので、今日はライトに短く行きます。

 

キュウレンジャー、皆さん見ていますか?

 

主人公のラッキー、名前からイイですね。

 

そして、その主人公の彼が放つ口癖がもう、最高☆

 

「よっしゃ、ラッキー!!」

 

全国の子供達が真似しまくりだと思うんですが、これって相当素晴らしい効果だと思うんです。

 

人の人格形成って、3つ後の魂100までとあるように、幼少期に出来た人格がそのまま大きくなった時に影響してくる訳です。

 

そして、幼少期にどのように人格が形成されるかというと、それは、周りから耳にする言葉なんです。

 

そして、言葉の質と回数がそれぞれ影響に関わって来ます。

 

分かり易く、言葉の質をネガティブとポジティブとして、回数は他人やテレビを含めた外部から聞こえてくる回数と、自分が発した言葉の回数も含みます。

 

そして、自分が言葉を発した場合、外部から聞こえてくるよりも数倍影響を受けると思っておいて下さい。

 

小さい頃から、裕福な家庭で育ってきた子は、比較的ポジティブな言葉に囲まれています。

 

そういった環境で育った子は、幼少期に認証欲求が満たされた人格となり、他人や周りに対してとても安心して信頼をおける人格になります。

 

稀に厳しい教育の中育ってきた人もいると思いますが、使われている言葉がネガティブだった場合、認証欲求が満たされず、他人からも厳しく批判されると認知するので、不安定な人格になっていきます。

 

一般的には裕福な方が貧困であるよりも心に余裕がありますので、ポジティブな言葉が使われやすいです。

 

それは、裕福な人は周りも裕福なので、ポジティブな言葉を使っている人が多く、雰囲気的にも確率的にもポジティブな言葉が使われやすいのですが、貧困層の人達の場合、余裕がないので、どちらかというと、楽観的ではなく、悲観的に物事を捉えます。

 

そうした中での会話は、どうしてもポジティブよりもネガティブな言葉が多くなってしまいます。

 

現状、楽観できない状況にいる中で楽観的な言葉を言うと、どうしても非現実的に周りからは受け止められてしまうので、そんな事を言うと、

 

「お前、頭お花畑か?」

 

って言われちゃいます。

 

裕福層の間では、これとは全く逆転の現象が起こると思います。

 

なので、小さい頃に「ラッキー」と言うポジティブワードを耳にする機会が多くなるのと、自分から「ラッキー」とポジティブワードを発する機会が増えることは、その後の人格形成にとってとっても良い影響を与えてくれると思う訳です。

 

この辺り、キュウレンジャーの監督さんや脚本家さんのセンスが非常に良いよなぁとか思うんですが、キュウレンジャーっていつもよりも多いじゃないですか。

 

大体が5人戦隊だったのが、9人ですよ。

 

更に物語が進んでいくと、11人にまで増えちゃう訳です。

 

この辺の人件費ってどうなんだろう?って思った所の解決策が、きぐるみです。

 

9人ともなると、下手に若手俳優を使うと、沢山並べてしまっては若手なので、演技を仕分けたとしても、どうしても被る感が否めない。

 

また、ファンもそれぞれにいるので、物語上の扱いを気をつけないと今は炎上リスクがあります。

 

でも、きぐるみならば、物語上の扱いによって炎上するリスクも少なく、また、見た目上人間ではないので、9人集まった中でも、大きな見た目の変更が出来ます。

 

つまり、被り感を人間9人でやるよりも少なく感じさせやすい訳です。

 

そして、きぐるみなので、中の人は変わっても大丈夫ですし、恐らくセリフも後録りではないかと思いますので、後は東映さんお抱えのベテラン中の人達の演技で演じ分けられて差別化を図っているのではないかと思います。

 

個人的には、前回のジュウオウジャーでヒロインが二人出てきたので、今回も女の子が二人かと思いきや、生身の人は一人だったので、ちょっと残念ですが、仮面ライダーの松田るかさんがメチャクチャ可愛いので、良しとしています。

 

そう言えば、特撮繋がりで、4月から「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」っての始まってますよね?

 

うちの子供達もドハマリ中ですが、これ総監督が三池崇史監督なんですよね。

 

三池崇史監督と言えば割りとアウトロー的な作品のイメージが強いですが、中にはゼブラーマンとか、ヤッターマンなど、そうでもない作品なども手がけていて、とっても幅の広い監督さんですが、なんと、少女アイドル戦士モノってところまで来たかあ!という面白さがあります。

 

最近では土竜の唄(生田斗真君主演)とか無限の住人(キムタク主演)などありますね。

 

僕、個人的にはバラエティ枠とか、夜の7時台とか、月9とかその辺りの大人が見る番組層が段々と面白味が無くなってきて、ネットに押されているな感を感じてはいるのですが、アニメとか、この特撮枠や土日の子供達のテレビ枠には非常に期待感を持っています。

 

これって、きっと作品に対するスポンサーの近さじゃないかなと思うんですね。

 

夜の番組は沢山の人が見るので、スポンサーはなるべく人が見るであろう番組にお金を投資して、宣伝してもらって、回収しようと考えます。

 

その際に、作品に対しては自社製品にとってのマイナスがあればそれを指摘しますし、ライバル社にとってプラスになるような要因があれば、それも指摘するでしょう。

 

ところが、アニメ枠、特撮枠などの子供番組の場合、多くのスポンサーはおもちゃ会社だったり、関連するゲーム会社だったりします。

 

そうすると、スポンサーはそもそもその作品の商品を作っている訳ですから、作品により近い訳です。

 

なので、スポンサーと制作スタッフが一丸となって、その番組を成功へと導こうと言う気持ちが夜の番組よりも強いんだと思うんですよね。

 

夜の番組の、「文句を言ったり口を出してくるスポンサーVS番組」という構図ではなく、「スポンサ&番組」というタッグを組んだ感じになっていると思うんですよ。

 

そうすると、制作側のモチベーションも変わりますし、監督なり脚本家なりの力の入れ具合、気持ちの入り方が変わりますから、より作り手のメッセージ性の強い作品になりやすいんだと思います。

 

クロサワ映画が世界で賞賛されたように、日本のアニメや特撮モノももっと海外向けに発信されないものかなぁなんて思うんですけど、既に評価されているけど、日本のメディアがそれを報じていないだけなんでしょうか?

 

単なる子供の見る番組以上に、もっと価値のあるモノだと僕は思っています。