こんにちは、今回は子育てネタです。
子供達を世話してて、中々言うことを聞かなかったり、駄々をこねたり、やることが遅い時などイライラとしてしまう時ってありませんか?
僕は基本的に「笑う門には福来たる」と思っているので、なるべく笑顔でいようとか思って実践してたんですけど、気が付いてみると、
おお!子育てではめっちゃ実践してない!!!
って事に気が付いたんですね。
なので、そもそもなんでイライラしてしまうのかを自分なりに分析をしてみることにしました。
まず、イライラするパターンを以下に挙げます。
- 余裕がない時(自分自身だったり、時間だったり)
- 不安や悩みがある時
- 他にやることがある時
- 寝起きや寝不足の時
- 夫婦間で子育ての考え方が違っている時
- 夫婦喧嘩している時
- 他人の目があるところで駄々をこねられた時
とまぁ、自分なりに振り返ってみて、自分がイライラするパターンは大体こんな感じでした。
何となく共感出来る方もいるかもしれませんし、また違ったパターンでイライラする方もいると思います。
そして、自分のイライラパターンを見てみた時に、意外と自己管理によって解決できる問題が半分以上あるなと気が付いたんですね。
時間に余裕がないとか、寝不足とかはこれを機に自分の生活リズムを見直せばいいですし、不安な悩みなども自分自身の問題で、実は子供は関係無かったりします。
また、他にやることがあるパターンはなるべく子供といる時はシングルタスクになるようにするか、自分がマルチタスクに慣れるかどちらかで解決が出来そうだと思いました。
夫婦間の問題は置いておいて、他人の目があるところでってのはぶっちゃけ、自分の子供がいい子に成長してくれる為に、自分の他人からの評価を気にしていては、どちらを優先するかと冷静に考えたら、子供の成長を優先した方がいいに決まってるんですよね。
また、よくよく見回してみると、案外子供の駄々とかに対しての周りの方の目線もどちらかというと温かい眼差しというか、見守ってくれている方々も結構いてくださって、逆に批判的にうるせーなって思う人からは別に批判されてもいいやって思ったんですよ。
まあ、あからさまに人様に迷惑をかけることはいけませんが、そうでない範囲で子供の駄々をある程度放任して見ていてくれる環境がとっても有り難いなあと。
そんなこんなでイライラを変換するために色々と自分なりにやってみたことを書いていきます。
1.条件分岐法
これはプログラムの条件分岐のように、予め子供の行動に対して、自分はどうするかを決めておき、その場で考える事をなるべく少なくしました。
イライラってある意味で脳のオーバーフローが原因だったりすると思ったので、こうすることにより、子供が駄々をこねたり、時間が無かったりして脳がストレスを感じている中で、なるべく考えないで行動に移せるようにしてみました。
また、条件分岐の為に子供の行動回数とかをカウントしていると意外と自分の心もイライラよりも落ち着いてきて、「あ、今やり直した」とか「うーん、中々難儀しているなぁ」とか冷静に見ることが出来るようになって来た気がしました。
そう言えば、タイガー・ウッズが自己のセルフコントロールの一つで、良くないショットを打ってしまった後に、直ぐに感情的になって、モノにあたったり、悪たれを叩いたりせずに、心の中で数を数えながら歩くと言ってました。
そして、20歩あるいた後に必ず落ち着いて、次のショットに向かえるようになるのだと心の中で何度も呟きながら20歩あるくようにしたところ、好成績を上げられるような素晴らしい選手になって行ったというエピソードでした。
なるほど、ゴルフという心を落ち着かせる事に重きをおいたスポーツの中で、タイガーみたいな凄い世界的な選手でも、上手く行かない結果が出ると、イライラしたりヒステリックになってしまったりしてしまうのだから、何も心の訓練をしていない自分がイライラしてしまうのはごくごく当たり前の事なんだなと思ったのです。
逆に、そんな心の訓練をしている人でもイライラに対しては対応を考えている訳ですから、我々心の素人が何の対応も用意していないまま、イライラを抑えようなんてのはどれだけ無謀なことなのかってのを思い知りました。
まあ、逆説的には、そういう対応を予めしているからこそ、彼らはプロとも言えるわけですね。
なので、そこはプロにあやかって、心を平常に保つ為には準備が必要であると学ぶこととしました。
2.第2の自分が見ている法
これは、自分の斜め後ろから今の自分の状況を観察しているみたいな視点を持つようにすることです。
コツとしては、今の状況を1つ1つ口に出してみることです。
「あ、今ようやっと靴履きだした。」とか「おお、ズボンを反対に履いている」みたいな。
ただし、条件があって、悲観的なイメージとか否定的な先の未来については口にしないことです。
「ああ、このまま行くと遅刻して怒られてしまう」とか「早く次に行きたいのに、この子が遅いせいでいけない」みたいなです。
あくまで口に出すのは、視覚的に見えている状況だけにするようにするのです。
また、子供の状況だけでなく、自分が今どうしているかなども口にするとより第2の自分感が増します。マシマシです。
3.子供の感情に引っ張られない法
2番目と似ているかもですが、子供が泣いていたり、怒っていたりすると、ミラーニューロンの影響か、はたまた自らの未熟さからか(いえ、ミラーニューロンの働きにしておいて下さい)、その感情って結構持ってかれる場合があるんですよ。
向こうが怒ってたら、こっちもなんかちょっと怒り気味になっちゃいそうになったり、泣いていたら、ちょっと可哀想だなって思ってしまったり。
でも、一々子供達の感情の起伏にこっちが振り回されていたら、たまったもんじゃありませんし、こっちも気持ちが疲れてしまいます。
なので、意識して、意図的に子供の感情にシンクロしないように自分に言い聞かせるようにしました。
勿論、いつでもそうする訳ではなく、急いでいる時や注意しなくてはならない時など必要な時にだけ、シンクロを切り離すように心がけ、普段はなるべく寄り添ってあげよう的には思うようにはしてます。
こんな風に色々とやってみてはいたんですが、
それでもね、
どうしてもね、
ムカー!!!!
ってなっちゃう時ってあるんですよ。
やっぱり。
そういう時は、とにかく止まるようにしました。
文章で書くとこんな感じです。
「っっッッつ!!!!!!!」
そう、ぐっとこらえて声を我慢します。
んでね、最初、これをやっている時に、逆にストレスで自分が体壊しちゃうんじゃね?なんて思ったんですよ。
だけど、ふと冷静に振り返ってみると、怒っている方は怒っている方でそれもそれでストレスがあって、体にも心にも悪いなって思ったんですよ。
更に言うと、自分の周りで怒っている人って大体が多分に漏れ無く病気だったり大怪我だったり何かしら起きてるんですね。
なので、怒ってると自分と子供と両方にストレスかかるけど、起こるの我慢するのは自分だけにしかかからないから、少なくともストレス的にはエコノミーかなと。
んで、そう考えて、やってみ続けてると、意外と怒るのを我慢している期間って少なくって、最初止まるようにしていたら、段々それが癖になって、今度は怒る前に自分で、「あ、ここはちょっと考えどころだぞ」って思えるようになったんですよ。
また、単に我慢ってのも難しかったんで、最初は止まる事から初めて、息を吸い込むようにしたり、「あ、今自分は怒ろうとしているぞ」って第3者目線で自分に語りかけるようにしたり、何となく怒りそうになったら自分で自分を撫でてあげるとかしてみました。
そうこうしていたら、意外とキレちゃうみたいなイライラや怒ることが無くなってきたんです。
そんでもって、大きいイライラや怒りが無くなると、不思議なもんで、小さなイライラの方も全くではありませんが、段々少なくなっていったり、小さくなっていったりするので、ブチ切れて怒らないようにするってのは結構大事なのかも知れないなんて思いました。
まあ、そんなんで自分は大分子育て中のイライラを解消出来るようになって来ましたが、このやり方が使える人もいれば、全く使えない人も多々いると思います。
ともあれ言いたかったのは、イライラしてしまったら、まずは110番!じゃなくて、とりあえず、どのパターンでイライラするのか振り返って思い返してみて、分析してみるといいんじゃないかと思います。
そして、割り出してみると具体的に沢山の事例が出てくると思います。
その時にその事例毎に個別対応を考えるのではなく、出てきた事例を自分なりにカテゴリ分けして、これとこれは総括するとどんな状況なのかって抽象的な概念にまとめると、対応方法もまとまって少なくて済みます。
そして、自分の状況を整理して、まとまったら、まずは実践してみます。
そうすると絶対に一発では解消しませんから、ダメだった対応は却下するか修正するかします。
勿論、一回実践してダメだから却下とかではなく、何回かやってみて、ダメそうだとか、これは効きそうだとかを統計的に考えた方がより正解に近づきやすいとも思います。
最後に、最近思ったんですが、結構子育てって迷いの中手探り感が半端無いと思うんですよ。
それで、何となく、迷っている時に、特に自分の両親とか相手の両親とかに何か言われると、すっごくそれを気にかけてしまったり、余計に迷ってしまったりすることってあると思うんですよ。
でもね、子供達のおじいちゃんおばあちゃんって、色々と偉そうなこととか最もらしいことを言うかも知れませんが、彼らの子育てが正しかったかどうかって、その結果は自分自身(おじいちゃんおばあちゃん自身)が分かっていない事が多いんですよ。
でも、ご自身なら分かりますよね?
自分の両親の正しかったところと正しくは無かったところが。
それに、おじいちゃんおばあちゃんの言っていることって、その時の教育論であって、20年以上古いんですよ。
今は今の育て方や教育方針、今の時代に合ったやり方ってのがあるんですね。
そして、それを分かるのは今子供を育てている親だけなんですよ。
なので、例え肉親であろうとも、自分の子育てに関してはぶっちゃけ外野は黙っててくれって感じで、何か言われても全て聞き流してしまっていいと思うんですよ。
それにね、迷っている子供(あなた)に対して、余計迷うような事を言う人が正しい訳無いじゃないですか!
今あなたが迷って、考えて、手探りで探して、そうやって子供に愛情を注いで育てているやり方があなたの子供を育てる一番の最適な方法なのだと僕は思うのです。
つまりは、他人にはその子を育てる最適な方法は構築出来ないんです。
自分の子供は自分が一番いい育てるやり方が出来るってことです。
子供って、案内小さい頃からもよく見ていて、親が頑張っているとその背中を見てますし、サボっていると、サボってるなぁって結構バレてるモンなんですよね。
なので、一生懸命悩んでいたり、考えていたりしている姿は、例えその場にい合わせていなくても、子供達には十分伝わっていると思います。
それこそが、親の愛情なんじゃないかなって思ったんです。
具体的に何かしてあげたってのもそうかも知れませんし、具体的に何かを言ってあげたってのもそうかも知れませんが、それだけではなく、その子の為に考えたり悩んだり迷ったりしたその心こそが、愛情なんじゃないかなって。
なので、今親として大事なことは、自信を持って、自らが自分の子供を育て上げる最高の教育者であると認識することなんじゃないかなと思いました。
そんな事を書きながら、正直に言うと半分は自分で自分にエールを送っています。
まあ、少しでも共感出来たり、誰かの悩みの荷を軽く出来たらいいなぁなんて思います。
子育てベイベー!!!☆