楽器が最短で上達する人が使っていた共通しているコツとやり方
今日は楽器をやっている方向けの記事ですが、割と楽器以外にも何か習得したいという事があれば、何かしら得るものがあるかも知れませんので、よろしかったら最後までご一読してみて下さい。
でも、何も得るものが無かったらゴメンナサイ。
さてさて、楽器を最短で上達する方法って言ってますが、結論からズバリ言うと、定期的に人前で演奏する機会を強制的に作るという事です。
そう、たったこれだけ。
これがあると、本当に最短で楽器は上手くなります。
っと同時に、これをしてないと逆に楽器は中々上手くなりにくいもんなんです。
例え、一人で沢山練習していたとしても、定期的に人前で演奏している人に比べたら、上達率は圧倒的に後者が勝ちます。
それはなぜか?
そして、中々この条件を果たすのって難しいと思われますので、そのハードルを下げる画期的なやり方についてお話していこうと思います。
まずは、なんでそもそも人前で演奏するとうまくなるの?って事ですが、これ大事なのは定期的に強制的にって条件付与が必要不可欠です。
そう、1回ポッキリでも悪くはないのですが、定期的にやらざるを得ない状況ってのがとっても人を成長させるのですよ。
だって、仕事とかそうじゃないですか?
誰から丁寧に教わった訳でなしに、やらざるを得ないで続けていった結果、何某かについてはきっと誰もがプロ級に出来るようになっていますよね。
お客様対応だったり、電話対応だったり、何かの業務だったり、操作、技術、知識、色んな事が最初は誰もが初心者でしたが、毎日強制的にやらざるを得ないからやった結果、意図せずか分かりませんが、望む望まないに限らず、上達したと思います。
なので、楽器もこれに当てはまり、強制的に定期的にやるという項目が加わると、まあ、誰でもびっくりするくらい上達することが可能なわけです。
次に、人に聴かせる重要性についてですが、実は皆さん、楽器に触れている時、実は2つの状態があることをご存知でしょうか?
一つは楽器を一人で弾いている時、これは練習という状態です。
英語で言うとプレイではなくエクササイズです。
想像力を限りなく働かせて、観客がいるかのように想像して思い浮かべながらやったとしてもそれはプレイを想像したエクササイズです。
そして、もう一つの状態は、楽器を誰かに聴いてもらって弾いているいる状態、即ち演奏という状態です。
そう、楽器を触っている時は実は練習と演奏と2つの状態が存在していて、その実聴いている人がいるかいないかで、練習か演奏かが変わってくるのです。
だから、究極的に言うと、例え人がいる時に練習をしていても、それは練習メニューを演奏している事になり、例え一人で演奏しているつもりでも、それはどこまでいっても、演奏の練習に過ぎないのです。
そして、楽器が上達する最もな手段は、楽器の練習ではなく、楽器の演奏なのです。
そう、言葉で言ってしまえば、確かにそんな感じしますよね。
楽器を毎日練習している人と、楽器を毎日演奏している人
どちらが上手になりそうか?
考えたらまあ、圧倒的に後者ですよね。
そんな訳で、演奏、つまりは人に聴いてもらうというのが上達のキーポイントとなります。
ではでは、なぜ、練習ではなく、演奏なのか?
それは、まず、楽器を触っている時に人がいると、まあ、誰でも一人の時とは違った状態で、少なくとも多少の緊張があると思います。
次に、聴いている人がいると、自分が弾いている事に対するリアクションが気になりますよ。
そうなると、鳴らす音や選ぶ曲などに何気なく無意識に気を配ることになります。
一人で練習している時とは違う、人に聞かれて演奏している状態になるのです。
そうなると練習ではおざなりに弾いていた所も、演奏になると途端に丁寧になったり、気を使ったりします。
こういった、細かい点に注意したりするところが実は楽器が上手くなるために必要不可欠な要素で、逆に言うとそこまで深いところまで意識して弾かないと、いつまでも楽器が上達することが出来ないのです。
ギターだとスティーブ・ヴァイやトモ藤田さんなどの教則本を見るとよく分かるのですが、本当に1つ1つの音に対する気配りが半端じゃないのです。
そこを弾いたらどんな音がなるのか?なんて音名なのか?そんなことは知っているよって思うような部分でも、静かに耳を傾けて自分が出す音に集中するのです。
ピックの角度、弦への当たり方、速度、強さ、するどさ、左手の押さえる強さ、指の角度、力加減、その時その時の、瞬間瞬間の全てに意識を集中して練習をする訳です。
これはものすごく確かに練習になりますし、上達する練習方法でもあります。
しかし、中々そのスペシャリストが普段やっているレベルにまで練習を自分で引き上げることは難しいのです。
そこで、演奏を使うと、必然的にその必要が出てきて、意識せざるを得なくなるので、演奏することにより普段練習では意識しない事を意識出来るようになったり、あるいは普段よりも弾ける所、弾けない所が如実に分かるようになります。
そうなると、それまで漫然としていた練習も、弾けるところは確認程度に、弾けないところは重点的に意識して目的を持って練習することが出来ます。
この、練習を漫然としないで目的意識を持って行う事にもつながるのが、演奏する機会を持つメリットなのです。
だからこそ、演奏の機会を定期的に持つ事が大事で、そして、強制的にそれをやらざるを得ない状況に、そういう環境に置かれることがとっても重要なのです。
さてさて、ここまでにて定期的な演奏というのが上達の早道であり、それがどうして上達の最短距離なのか?が分かったと思います。
ですが、そうは言っても、演奏する機会なんて普通はありません。
誰かにリアルで聴いてもらうなんて、よっぽど演奏が上手い人出ない限りはまあ、多分普通にしていてそんな機会は定期的には無いですよね?
そこで利用したいのが、SNSです。
そう、TwitterやInstagramを使えばいいのです。
ここで、毎日動画を撮って、アップするというのをやる訳です。
ハッシュタグも何か良いものがあったらいいですが、「#自撮り演奏会」とか「#一人演奏」とかそんな感じでしょうか?
何かいいアイデアがあったらどなたかコメントに書いて欲しいです。
そうして、毎日ないし毎週、あるいは毎月とか自分で更新頻度を決めて、少しの演奏を人に聴かせる目的で、動画にしてアップするんです。
そうなると、多分ですが、動画をアップするために、いや、動画を撮る為にまずものすごい練習をするようになります。
また、動画を撮る際の演奏では非常に様々な事を意識したり考えたりしながらまさに一人でも演奏をすることが出来ます。
また、それに反響があれば、続けるモチベーションにもなりますし、仮に無くても、とりあえず10回投稿するとか、とりあえず100個投稿するとか、何かしらまとめた目標を決めてやるとすごく良いと思います。
基本的には何かを続ける際に週4回以上やると習慣になりやすいと言われていますが、まあ、そこは自分のやりやすい更新頻度でいいと思います。
そんな感じにTwitterやInstagramに演奏動画を投稿するというのが、現代最も最短で楽器が上達するコツであり、今の時代にマッチした方法ではないかなと思いました。
今日はそんなところです。