子育ては可愛いけど大変?子育てのストレスと可愛いはトレードオフなのかちょっと考えてみた
私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む
- 作者: ポール・タフ,駒崎弘樹,高山真由美
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2017/09/06
- メディア: 単行本
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よく言うじゃないですか、良い事と悪いことはプラマイゼロだよって。
それみたく、子育ても苦労はあるけど、まあ、それをすることで得られることもありますよね。
んでもって、特に子供が小さい頃ってすっごくストレスフルな事がたくさんある思うんです。
言うことを聞かない、駄々をこねて泣きじゃくる、いたずらをやめないなど特にその日、その時にやらないといけないこと、例えばご飯を食べるとか、宿題をやるとか、或いは保育園に行くだとか、出かける準備をするとか、とにかく何かに付けて、一人だとすんなり行くことが、まったくもって進まないのが子育てあるあるだと思います。
ですが、こんな風に子育ての日常でストレスフルな状況がある反面で、子供が純粋に可愛いって思えたり、子供によってすごく与えてもらうモノって多々ありますよね。
そこで、果たして、禍福は糾える縄の如しじゃ無いですけど、子育てってストレスと可愛いはどのくらいの比率なもんかなって事をちょっと考えてみたいと思います。
まず、子育てって一言に言っても、時期(幼児、園児、小学生、学生)と役割(お父さんかお母さんかみたいな)によって大分変わってきますよね。
なので、とりあえずは幼少期ということで、小学生以下の子育てに焦点当てていこうと思います。
っというのも、中学生以上の子育てと小学生以下(多分ですが、思春期の前後って感じだと思います)では、大分子育ての毛色が違うと思うんですね。
大きくなった子は物理的な手間や世話は無くなってきますが、反面、経済的だったり精神的に負担が多くなってくると思います。
逆に、子供が小さいうちの方が、経済的負担(主に学費や習い事や塾ですかね)はかからないかなと。
で、精神的な負担というのは、子供との精神的なやりとりという意味で、小さい子を世話することからくるストレスによる精神的負担とは分けて考えました。
まず、小さい子の子育てで一番はやっぱり子供が泣くことがすごくストレスに感じてしまうんじゃないかと思うんです。
別に、嫌でなくても、笑っているより泣かれている方が、気持ちまあ、落ち込みますよね、こっちも。
別に泣かせたい訳じゃない、でもどうにかしなきゃいけない、だけど、みたいな。
僕は正直子供が泣かれると、ちょっと、うってなります。
なんで泣くのよ?って。
泣かないで気持ちを整理して普通の精神状態でやれば出来ることも、泣かれてしまうとそれが出来なくなってしまいます。
コーチング的な考えだと、泣いた時点で、その事は履行不能ということになります。
つまり、本来であれば、泣いてしまう前に子供が率先して自ら楽しんでそれに向かうことが理想な訳ですが、それがまあ、理想通りにならない、ならない。
そのたんびに、自分のマネジメント能力についてうーんって考えてしまうのですが、それを悲観して考えてしまうと、自分も参ってしまうので、最近はあまり悲観的に捉えず、子供がなく事と、自分の能力は別であると思うようにしました。
昔をふと思い出しましたが、上の子がまだ乳児だった頃で、家内がまだ居てくれていた頃、たまたま何かで休日に外出していて、夕方から自分が子供を見ていたのですが、まあ、何分寝ない、寝ない。
泣いていて、おむつなのか、ミルクなのか、全然分からなくて、とにかく泣くたびに抱っこして、抱っこしていても泣き止まなくて、もーどーしーよーって思いながらずっと抱っこし続けてようやく家内が帰って来てくれた時には、本当に女神様が帰ってきてくれたと思いましたね。
ですが、その時の僕はすごくすさんでいたので、なんでもっと早く帰ってこなかったんだ!って思ってしまっておりました。
今ならもうそんな事は思わないのですが、まあ、過去のこととして時効にして下さい。
そうでなくても乳児の時の泣く駄々っ子はホントどうしていいか分からないなぁと思ってましたが、それが幼児になっても小学生になっても、結局子供が泣く時、どうすれば正解なのか?未だに答えが出てません。
怒った時もそうですが、どこまで何をしてあげればいいのか?
突き放したほうが良いのか、抱きしめてあげれば良いのか?
すごく毎日迷います。
そして、そういうのが続いたりすると自分でもすごくストレスフルになって、ついつい子供に八つ当たりしていらぬことで怒ったり、機嫌をそこねたりしてしまいます。
ですが、考えるに、そういう風に自分がイライラやストレス、機嫌を損ねた矢先を子供に向ける事で、また子供もそういうのが溜まって、ある時泣くことやわがままをすることで吐き出されて行くんですよね。
なので、ああ、これは負の連鎖を断つためには、自分が子供にイライラをぶつけたり、機嫌を損ねたりしないようにした方がいいんだなって思ったんです。
ある、子育て評論家さんが言ってました。
小さい頃の子供にかける手間と子供が大きくなってからかかる手間は小さい頃の方がコスパがいいのだと。
どういうことかと言うと、まあ線を2本引くとして、最初の内なら修正も小さい範囲で住みますが、線を長く弾いてから戻そうとすると、修正するのにすごく長い修正が必要になるじゃないですか。
それと同じで、小さい頃は子供は抱っこしたり、褒めてあげたり、言葉と身体の温もりで愛情を与えてあげれば、子供が仮に間違った方向へ行きそうになったとしても、それを正してあげる事が出来るけれど、大人になってから正そうとすると、抱っこや優しい言葉だけでは到底正すことは無理で、時にお金や膨大な時間と手間暇がかかるか、或いはもう正す事は無理になってしまうのだと。
なので、将来お金と時間が膨大に失われるリスクを考えたら、子供の小さいうちから、抱っこしたり、日頃から毎日いい言葉をかけてあげたりすることがとてもコスパの良い行為になるそうなんですよね。
んで、一昔前に乳児が泣いていたら、方って置いてあげた方が良いのか?それともすぐに抱っこして上げた方がいいのか?って議論がありましたが、これは40年くらい前に抱っこしない方がいいみたいな論文が出てたそうなんですが、今はそれが逆転したそうなんですよね。
そう考えると、乳児そ過ぎた幼児、小学生としても、泣いた時は放っておくのではなく、側にいてあげた方がいいのかな?とかちょっと考えます。
そう言えば、冷徹に突き放すことの弊害って、僕らは沢山、漫画や映画や小説で学んできたはずなんですよね。
だって、物語に出てくる悪い人で、幼少期に愛されまくった人ってあんまいないですよね?
むしろ厳しくて、親から突き放されてた人がまかり間違って悪い人になることのケースが多いと思うんですよ。
勿論、厳しい親元で育った人の中でもすごく素晴らしい業績を残した人も大勢います。
ですが、愛されて育った人でめっちゃ悪人って、イメージですけどなんかあんまいないんじゃ無いかなって思ったんですよ。
で、愛することと甘やかす事は違うじゃないですか。
親から突き放されて甘やかされた人はすごくネジ曲がると思います。
でも、親からちゃんと愛されて育った子は、きっと真っ直ぐいい子になるんじゃ無いですかね?分からないですけど。
なんか話がそれまくってしまいましたが、まあ、要はストレスが多くなるかどうかって、きっと親自身の気持ち次第なんじゃないかなって思うんです。
自分自身のコントロール出来る範囲であると。
つまり、どんなに問題児だったとしても、どんなに泣きじゃくる子だったとしても、自分の心を落ち着かせて、平常心で向き合うように努力すれば、子育てのストレスって減らせると思うんですよ。
で、乳児期のストレスの一番の原因って、多分ですが、その時の旦那さんが起因する事が一番じゃないかなって思うんです。
きっと僕も、家内のストレスの原因になっていたのだろうと思うのです。
で、夫婦間のストレスって結局子育ての問題というよりかは、二人問題なんですよね。
なので、乳児期において、夫婦間が良好だった場合、ストレスというのはかなり軽減されるんだろうなと。
そして、子供が大きくなって、一人で出来ることが一つ一つ増えていって、そこでも起きるストレスフルな出来事も、結局自分自身が子供に対してどういう風に向き合うか?というのを意識して、機嫌を自分で上手に取って、意識して上機嫌を取り続ければ、きっと子供にもそれが伝わって、徐々にだけど、少しづつ改善していくんじゃないかなって勝手に思いました。
そうなったら、ストレスは自分で回避出来るし、子供の可愛さは相対する時間に比例すると思いますので、ストレス値よりも、子供を可愛いなって思える値の方が必然的に大きくすることは出来るだろうと。
そんな感じで、普段の自分の子供に対する態度なんかの反省を込めて考えを綴ってみました。
今日はそんなところです。
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