今更ながらだけど、素人がAviutlが6年ぶりに更新された恩恵をレビュー!したいと思います。
いやー、最近ニュースにはなっていましたけど、そのまま1.0のまましばらく使っていたんですよ。
ですが、ちらほらと良報を耳にしたもんですから、ついぞ重い腰を上げて、最新版に更新ってした訳です。
と言っても、なんだかんだ言って、やったのはAviutlのホームページ(http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/)からZipファイルをダウンロードして解凍し、エグゼファイルを上書きしただけ。
まあ、インストールとかあるのかなと思ってたら特にそんな作業は必要なく、単なるエグゼの上書きで終わりました。
ですが、若干システム設定とかで設定していた所が初期状態に書き換わっている所があって、拡張編集からのバックアップの設定がデフォルトに戻っていたので、そこは直しました。
その他は特に変更されているところはありませんでした。
出力や入力のプラグインの設定もそのまま使えます。
ですが、折角なので、久々にAviutlの初心者ページ(https://aviutl.info/intro/)に行って、もう一度基礎から勉強し直していきました。
そしたら、なぜか入力プラグインのL-SMASHが複数出ていたんですが、その原因がファイルを置いた場所が複数あって、それで複数出現になっていたのが分かり、余分な方を削除することで、すっきりさせることが出来ました。
また、他にはDirect ShowFileReaderを入れてなかったので、サイトを見ながら導入して入力プラグインの優先度も設定し直しました。
他には、出力プラグインでNVEncを入れていたのに使ってなかったので、それを使ってみたら、ちゃんとグラボを使ってくれてハードウェアエンコが出来ました。
また、x264guiExが新しくなっていたので、それも更新してなどちょこちょこと今まで放っておいたAviutlのメンテナンスをしました。
そして、Aviutl1.1になって、何よりも目玉なのが、そう、システムの設定から使えるメモリを指定することが出来るようになったことです!!!
そして、今までメモリ使用量を倍にする為にしていた項目のチェックの有無が無くなり、デフォルトで常に有効ということになりました。
なので、Aviutl1.1にしてから、システムの設定を開いて、
あれ?「YUY2フィルタモード」のチェックの下にいつものアレが無いぞ?
って思ったら、Aviutl1.1からは常にデフォルトで有効になっているって分かり、一安心しました。
そして、一安心どころかメモリの設定値が最大で1048576MByteなので、約1TBまでメモリの設定が可能ということになりますね。
まあ、まだそんな化物みたいなメモリのPCは少ないと思いますが、今後の技術発展を考えてのあえての上限を大きく余裕を持たせておいた感じでしょうか。
いやはやありがたいですね。
この設定をすることで、32ビットアプリとしてのメモリ制限を受けずに、映像用の共有メモリとして利用出来るようになるみたいです。
実際に使ってみましたが、エンコードする時に今まではメモリの使用量が増えることは無かったのですが、今回設定した値までガン!っと上がって使っている状態になり、エンコした動画のファイルを閉じるまではずっとメモリがそれを専有しているような状態でした。
エンコ後に解放するのかなとか思ったんですが、どうもそういう感じでは無さそうでした、
今度、試しに続けざまにエンコしたらどうなるのか試してみようと思います。
2重にメモリが専有されるのか、一度専有していたメモリを開放して再度使うんか、色々と試してみたいと思います。
それから、メモリをガッツリ使用してくれるので、CPUの使用率が全然上がらないで、温度もエンコしてても高温にまで行かない感じで普通に他の作業とか平行して全然いける感じでした。
僕のマシンはCPUがなにせ古いんで、CPUへの負担が軽減されているのは非常にありがたかったです。
因みに、キャッシュサイズを20GBに設定してみましたが、普通に使えています。
そして、こころなしか前よりもエンコードが早くなった気がするので、Aviutlを使っていて、まだ新しくしてない方がいましたら、エグゼファイルを上書きするだけで済みますので、更新することを強くオススメします!
さてさて、Aviutlへのモチベーションも上がったので、動画作りももちっと本腰入れて勉強していこうかな?
今日はそんなところです。
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