サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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メロディを作るということ

最近、ふと、メロディを作る事について考えさせられる出来事があったので、それについて書いてみようと思います。

 

メロディってみなさん、ふとした時に何気なく思いついたりしますか?

 

僕は割と適当なメロディが昔から思いつく質(たち)でした。

 

うちの子はというと、下の子は僕と同じようにメロディが出てくるようですが、上の子はあんまりそういうのはないようです。

 

また、友達を見てても、僕が適当にギターを鳴らして、それに合わせて適当にメロディを歌える奴と、メロディは出てこないよって奴と居ます。

 

これは音楽や楽器の経験有無に限らずで、楽器をやっていても、例えば音大まで出てピアノが弾ける奴でもメロディが出てこないという人もいましたし、楽器は弾けないけどカラオケがすげー上手くて好きって奴はメロディが出てきてました。

 

無論、楽器経験があって、メロディが出てくる奴も居ますし、楽器経験は殆ど無くて、メロディが出てこない奴も居ます。

 

僕はメロデイというのは誰でも適当に作れるものだと勝手に思い込んでいたのですが、実際に身の回りを振り返ってみると、こんな風に、ひとそれぞれにメロディが出来る出来ないと分かれている事がとても不思議に思ったのです。

 

しかも、楽器の経験があってもなくても、どっちでもメロディが出てくる人と出てこない人がいるっていうのが、かなりの衝撃でした。

 

だって、楽器をやっているのだから、当然音楽に長けていると思うから、楽器が弾ける=メロディが出てくると思い込んでいたからです。

 

そこで、メロディが出てくるメカニズムというのを自分なりにちょっと分析してみることにしたのです。

 

そこから解明していけば、そのメカニズムの再現性を使えば、誰でもメロディが出てくる人になるんじゃないかと思ったからです。

 

では、メロディを作る時、人は無意識的にどんな事を行っているのか?段階的に説明して行こうと思います!

 

まず、メロディを作る時、2パターンあって、全く何も伴奏がない状態、つまり、無の状態から勝手にメロディが出てくる場合です。

 

そして、もう一つは、伴奏がある状態、オケの打ち込みであったり、ギターやピアノの弾き語りでコードをならしながら、メロディを作っていくというような場合です。

 

どちらにしても、思い浮かんだメロディが既存曲と似ていたりする場合が結構あります。

 

あれ?このメロディどっかで聞いたことあるような気がするぞ!ってね。

 

この似ている原因は主に3つ。

 

コードが一緒である場合、メロディラインで同じところがある場合、リズムが一緒な場合。

 

コードが一緒な場合、どうしても有名な曲の聞いたことがあるメロディが思い浮かんでしまうのは必須です。

 

また、ツーファイブや一般的に常套句として使い古されたコード進行や、ドミナントモーションの時に落ち着くケースでは、使い古されたメロディが出てきてしまい、結果、既存曲と同じメロディラインを踏んでいる事も少なくありません。

 

Key=Cの時にドシドとかドレドとかで終わるアレですね。

 

後、意外と見落としがちなのが、メロディは違うけど、リズムが一緒故に何となく聞いたことある、或いは何かの曲に似ているってパターンがあるんですよね。

 

これは、結構気が付かないで見逃すケースが多いです。

 

なぜかと言うと、日本人はリズミックな変化よりも、メロディラインでの変化の方を非常に好むので、メロディの高低にはすごく敏感ですが、リズムのタイミングやパターンには無頓着な所が無きにしもあらずだからです。

 

試しに、カラオケであの得点が計算出来る奴があるじゃないですか?

 

アレで、リズムは100点だけど、メロディが点数低いって人、多分かなり少数派だと思うんですよ。

 

大抵はメロディの方が点数高くて、リズムの方が点数高いって人は少ないと思います。

 

これって昔から日本人はリズムが苦手とかって言われている事にも起因すると思うですね。

 

よく、シャッフルリズムに対して、日本人は馬に乗る文化ではなかったから、パッカパッカってリズムが苦手なんだとか、アフタービートに対しても、リズムを頭打ちする文化だから苦手だとか言われてるんですね。

 

でも、これって僕は、日本人の文化には裏打ちもシャッフルもちゃんと染み付いてはいるけど、西洋音楽の音楽教育がフラットでスクエアな頭拍なリズムに特化した教え方だったことが原因だと思っているですよね。

 

だって、盆踊りの太鼓聞いたことあります?

 

あれ、ちゃんと聞いていると、太鼓の人ってめっちゃリズムは裏で取っているんですよ。

 

決して表だけでは取ってない。

 

ダンダンダンダダッ、ッダッダッダダンみたいな。

 

つまり、文化やDNAの中にはちゃんとリズムが入ってはいるのだけど、教育としての音楽がスクエア(跳ねない)で頭拍特化な教育故に、リズムが苦手な人が量産されている現状なのかなと。

 

で、これまた日本人の特色かもですが、日本人ってお手本あると強いんですよ。

 

音楽で言うと、楽譜ですね。

 

でも、何もない状態から適当に音を出せと言われると途端、苦手になるんですね。

 

いわゆる教科書がないと出来ない現象です。

 

これは学校での成績が優秀だった人ほど強く現れる現象で、社会人になって、教科書の無い荒波に揉まれて、強くなる人と潰されてしまう人といると思います。

 

メロディが作れないって人の中には、きっとこんな風に教科書アレば出来るけど、って学校での成績が優秀だった人が多いのかも知れません。

 

さて、色々と寄り道してしまいましたが、メロディが生まれる過程で、実は作っている人は2つのことを同時にしかも無意識に実行しています。

 

それは、1つ目はメロディの音程の上下で、2つ目がリズムのクリエイトなんです。

 

そう、グラフで言うとX軸とY軸、楽譜で考えると縦の音の上下の動きと、横の時間に沿った変化の仕方ですね。

 

この2つを同時に、或いはシンガーソングライターな方は、歌詞の作詞も含めて3つの事を同時にこなしているんですよね。

 

そこに気が付いた時、ああ、そりゃ苦手な人は出来るわけがないと分かったのです。

 

だって、1つ1つのことを順繰りとやっていくならまだしも、いきなりやったことのない事を2つ同時に行う訳ですから、これは出来ない人は当たり前のように出来ないじゃないかと思ったのです。

 

そして、逆に自転車を漕ぐのと同じように、やり方さえ順を追って覚えていけば、一度出来るようにさえなれれば、誰でも出来るようになるぞ!とも思ったのです

 

では、そのメロディを作曲出来るようになる手順について、長くなってしまいそうなので、連載みたいな感じで、順繰りに書いていこうと思います。

 

今日はここまでです。

 

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