今日の論理思考 180228
誰かが、ツイートで、病院と製薬会社が儲かる仕組みを作るとしたらみたいな事をつぶやいていました。
それとなく、不健康や病気になる習慣を拡散して、それがあたかも当たり前であるかのような風潮を作り、そして、病気になった人を病院に出向かせて、病院からは製薬会社から流れてきている薬を投与するみたいな巨大な流れのビジネスモデルです。
これにうなずけるなぁと思ったのが、ガンビジネスですよね。
昔、結核という不治の病がありましたよね?
風立ちぬでも出てきましたが、あの時は本当に治らなかった。薬も治療法もまるで無かった時代です。
サナトリウムという、今で言う終末期を迎える死を待つための場所というのでしょうか、そんな施設がありましたよね。
結核は入院するので、病院側はその分患者サイドからお金を取れます。
しかも、死ぬまで治らないので、患者が死ぬまでずっと設けられる仕組みなんです。
でも、結核は特効薬が見つかって、治療法も確立して不治の病では無くなりました。
ここで、気が付いた人達がいるんです。
製薬会社と病院です。
不治の病は、彼らに潤沢な利益をもたらしますが、治ってしまう病は、利益率が悪いという事実です。
治らない病の場合、病院や製薬会社は、患者から治療と称してお金を半永続的に取ることが出来ます。
治らないので、基本的にはずっと使い続けるか薬を変えて治療を続けるかしますし、死が迫っているので、人によっては高額なお金を払う心理も働きます。
でも、治る病の場合、病気が治るまでの治療期間分しか薬や治療は処方されないので、病院も製薬会社も利益が不治の病に比べて、限定的になるわけです。
しかし、全く治らないモノを薬、治療とする訳には行かないので、ある程度の効能はあるものの、副作用等でうまく完全に機能しきれないモノを提供します。
こうすれば、生かさず、殺さずで、患者をずっと縛って利益を吸い取り続ける事が出来ます。
もちろん、ガンに対して真摯に立ち向かって治療法を研究していたり、きちんと治そうと戦い続けている人たちが大勢いるのもわかります。
ですが、一部なのか、大多数なのかは置いておいて、不治の病を半永久利潤機関として利用している人達がいるのは事実だと思いますし、そういう人達が、本当に治そうとしている人達の邪魔をしているのも事実なんだと思います。
ガン保険がアフラック(アメリカ)一択で(一時期は。今はどうか知りませんが)、郵便局(国)が扱っているってのも、単にこの仕組が日本だけでなく、世界的に大きな枠組みでやってるのかなぁなんて思いました。
テレビで死の病として取りただして、恐怖を煽って、保険会社や病院、薬のCMとか普通にありますもんね。
今はそういうのが、徐々に大手メディアだけでなく、アフィリエイトやインフルエンサーなどにも、今はまだそんなに降りてきていないかもですが、恣意的な煽動って増えていくんじゃないかと思うので、ある情報に対して、常に恣意的なのか、本音なのかみたいなのを見抜く目を養っていく時代なのかなとも思いました。