からくりサーカス、やっぱり好きだなぁ
これが好きシリーズ、続きます。
からくりサーカス、これはホントに大好きな漫画の一つで、息子がもうちょっと大きくなって漫画が読めるようになったら、絶対に読ませたい漫画の一つです。
因みに、娘はもう漫画が読めるようになって、ジャンプを毎週僕と一緒に読んでいますが、こないだ実家に帰ったら、幽☆遊☆白書読んでいました。
メッチャメッチャー、びっくりしました。
HUNTER×HUNTERが最近は連載しているので、これあのメッチャメッチャーの歌の漫画描いている人だよって教えてあげたのですが、如何せん教えたのが、第4王子の念獣が出てくるシーンだったので、怖い絵が多くて、避けてました。
からくりもホントは読ませたいんですが、まだ描写が怖いのとか耐性が無いみたいで、綺麗な絵とか、わかりやすい絵の漫画を読んでいますね。
からくりサーカスは、うしおととらが終わって、次にどんな漫画なんだろうって思って最初は全然知らなかったんですが、1巻買ってみたんですよ。
んで、ゾナハ病の設定が最初は受け入れられなくて、なんで、こんな無茶な設定取り入れたんだろうって思ってたんですが、後になればなるほど、そこの謎が、伏線の回収が鮮やかで、しかも、伏線も1つではなく、2回、3回と張り巡らされていて、もうこの物語は絶対にアニメで長編でやってほしいって思いましたね。
からくりサーカスの好きなシーンって色々ありますが、読み返しながらやると、全部ってなっちゃいますので、こないだふと読み返した所だけ抜粋します。
まず、好きなのはコロンビーヌが最期に見せたあの表情です。
ネタバレがあれなので、仔細は明かせませんが、最後の大切な人を守るために、自らの犠牲を顧みず、ブワッとやるあのシーンです。
あの時のコロンビーヌの目が、少し虚ろで朧気ながらにもちょっとうっとりしたようにも見える、恍惚と物憂げさと入り混じった、何とも言えないあの表情がとっても大好きなんです。
次に好きなシーンは、まあ主に最後らへんになってしまいますが、やはり、ギィでしょうね。
幸せにおなり、だ。
自らの役割を悟り、自分の最後の舞台を選んだ彼。
こんな時はエスプリを効かせて、こう言うんだ、ボンボヤージュ、と。
何度か言ったこのセリフですが、最後にも言いましたね。
ママンのデスマスクの話をして、最後に抱きしめられるあのシーン。
光の入り方とか、なんかもう、最高です。
シェイクスピア曰く、、、はギィの名セリフですよね。
鳴海と対峙して、彼を見極めようとするシーンの瞳も印象的でした。
そして、やはり、最後は白金が、自らを悔い、兄に謝るシーンでしょうか。
あ、ネタバレしちゃった?
でもいいですよね、そこに至る経緯があの物語の肝ですから。きっと。
ディアマンティーナに自らの愛の形を見出し、勝の中に弟を見出し、そのやり取りの中で、兄の気持ちを見出し、最後のマリオネットの伏線はホント感動でした。
前に、君のフランシーヌは笑っているかいって言いましたが、ホント、全ての人のフランシーヌは笑っていて欲しいと思いましたね。
後、からくりで一番好きなシーンは、3巻の勝が阿紫花に取引するシーンですね。
「で、お代はいかほどいただけるんで?」
名セリフですよね。
勝の成長もそうですし、阿紫花の立ち回りもかっこいいです。
黒のビルマの流星は、弾丸よりも、早いのさ。
これは物凄くかっこいいフレーズですよね。
これだけで1曲出来ちゃう位、すっごいかっこいいなぁって思います。
阿紫花もビルマも殺し屋同士気が合ってましたね。
阿紫花と言えば、テントでのしろがね大戦で、新プルチネルラが出てきた所とかも大好きです。
「……へ…誰か知らねえが、味なコトしやがる…ありゃ…あたしの人形だ。」
とか、ファティマが倒れた時かな?
「ねーさん、ホレた男の名を呼ぶ時はもっと色っぽい時って、相場が決まってるんですぜ。」
とか、もう阿紫花語録今度作りたい位ですね。
阿紫花は完全に前作のうしおととらで言う、流と凶羅と鏢ですよね。って、全然前作で言えてませんね。
ああ、なんか、今度もっとちゃんと本もっかい読みなおして自分が選ぶ名シーンってのやりたいなぁ。
久々に実感で漫画読み返して、楽しかったです。