サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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子育てにおけるゲームをやらせるのか両立をどうするか的な話について、自分がゲームから教わった事を踏まえて考えてみる

まず、始めに言っておきたいのが、僕はゲーマーだと言うことです。

 

ゲーマーと言っても、プロゲーマーやゲーム配信するような、すごい人ではなく、単にゲームが好きなまま大人になった人間という事です。

 

ゲームが好きと言いつつ、新しいゲームはあまりやらず、どちらかというと昔のファミコンスーパーファミコンかせいぜいがプレスト2止まりな感じです。

 

ここ最近で言うと、ようやくパソコン版のストVやKOFXIVやサムライスピリッツアケコンと一緒に買ってみようかなとか(本当は餓狼3やヴァンパイアセイバーをオンラインでやってたいです)、零~ゼロ~シリーズの2以降をやってないので、買ってみようかなって思ってる感じです。

 

さてそんな適当ゲーマーな親視点から見た、自分がゲームに教わった経験から考える子供とゲームとの距離感について話してみようと思います。

 

まず今まで僕は割と初期段階というか、幼稚園の段階ではゲームにはほとんど触らせませんでした。

 

理由はハマると他のことへの興味を失うからです。

 

何より自分がそうでしたから、自分の事もゲームには間違いなくハマるだろうなと。

 

そして、ゲーム以外に楽しいことが無かったら、恐らくゲームしかやらなくなるだろうなって予測をしていましたので、まずはゲーム以外の楽しいことに自ら目を向けて自分の手で楽しんで遊ぶ経験を積ませたかったのです。

 

また、自分は過去に子供の頃に人形遊び、僕の場合はSDガンダムでしたが、そういうおもちゃで遊ぶのが好きだったので、子供達もきっとそういう遊びにもハマってくれるだろうという一定の予測もありました。

 

後は、なるべく外で遊ぶ機会を増やして、公園とかも休日にはいつもの公園よりちょっと遠いところへ行ってみたり、普通はそこまで自転車じゃ行かないよねってとこまで連れ回したりしてました。

 

理由は自分が自転車で電車圏内の範囲をよく移動していたので、その感覚でなんとなく子供達を連れ回してました。

 

また、遊ぶ範囲を広げると普段見える景色も変わってくるので、自分の気分転換としても無意識にやっていたのかも知れません。

 

そうこうしている内に、子供達の間ではやれポケモンやら妖怪ウォッチやらが流行っていたようですが、うちの子達はそれらにははまらず、まあ、DSを買うこと無く過ごすことが出来ました。

 

さて、そこからですが下の子が小学生になってちょっとしてから、少し触りでwiiをやらせてみました。

 

所が、wiiは操作が難しいらしく、ちょっと出来ない感じだったので、ダウンロードしていたバーチャルコンソールのゲームを今度はやらせてみました。

 

そしたら、見事にツインビーにハマりました。

 

ですが、二人プレイであまりに興奮するので、そこからは暫くまた間を開けて、やらせないようにしました。

 

スマホもDSも無かったので、基本ゲームの管理は僕が行っていました。

 

あ、スマホ、一時期だけ昔に自分が使っていて、機種変で使わなくなった物をちょっとだけ使わせてみた事があったのですが、そしたら、二人共こぞってYou Tubeドラえもんしか観なくなったんですよね。

 

それで、バッテリーが直ぐに切れるので、なんやかんやと面倒だし、あんまこれは今与えても百害だなと思い、封印したんでした。

 

んで、そこからまたゲームから離れますが、ある時、スーパーファミコン聖剣伝説2をなんのきっかけだったか忘れましたが、3人でやろうって事になり、始めたんですよ。

 

あれかな?子供達二人でやると喧嘩になるからとかそういう理由だったかな?

 

それともパパも一緒にやりたいみたいなそんなだったかで3人プレイ出来るゲームってなんか無かったっけ?って探して、意外と選択肢がなくて、聖剣2に至ったみたいな経緯だった気がします。

 

それで、始めに僕がプレイして、これはこういうゲームだよと教えて、やってみる?って聞いた所、二人共めっちゃ面白そう!!ってなり、ランディは僕が担当し、プリムとポポイを子供達が担当する事になりました。

 

いやー、これには僕もハマりました。

 

子供達もハマりましたが、僕が何よりもハマりました。

 

なぜかって、子供の頃に聖剣2やった時、上に姉がいたのですが、既にその頃は一緒に遊ぶなんて事もなく、年も離れていたので、今更ゲーム一緒にやってとも言えなかったんですよね。

 

それに聖剣2ってRPGじゃないですか。

 

だから、友達とって言っても、ほぼほぼ毎日一緒に居る友達とじゃないと出来ないから、まあ、一人でずっとプレイしてたんですが、いつか3人マルチプレイやってみたいよなぁってマルチプレイに憧れながらやってたんですよ。

 

それが、何年越しに自分の子供達とで実現出来たのが、何よりも嬉しくて、ある意味感動で、それで僕がその時の感覚も相まみえてハマりました。

 

ハマったんで、当然魔法のレベルアップとか、子供達が寝ている間に勝手にその時点での最大値まで上げてたりとかしてました。

 

武器は自分達で上げさせようって勝手に思ってて、でも魔法のレベル上げって結構地道で大変じゃないですか。

 

なので、それだけは僕が勝手に夜にやってました。

 

一人でやってた時は魔法のレベル上げなんてしないで、勝手に使っている魔法だけが上がる感じだったので、ヒールウォーター以外は全然レベルが上がってなかった記憶があります。

 

それが、魔法レベルを上げておくと、魔法が使える使える。

 

レベル1だと全然効果も薄かったり、時間が短かったりしますが、レベルをその時点でのマックスにしておくと、かなり補助魔法が有用なんですよね。

 

勿論、攻撃魔法も強力なので、ポポイにはとにかく唱えまくるように指示を出し、プリムには補助と攻撃を指示し、自分はとにかく突っ込んで攻撃しまくるという作戦でボスを戦ってました。

 

ボス戦は毎回緊張してましたが、勝てると3人で喜んで、やったー!ってなってましたね。

 

純粋に3人で力を合わせて戦い抜いていく感覚が楽しかったんです。

 

終盤では、プリムがティンクルバリアで味方を守り、ファイアカクテルで敵の攻撃力を下げ、ポポイはアッシドストームで防御力を下げさせ、スピードダウンで回避率を落としみたいなのがルーティーン化され、後は敵の弱点を探りながらポポイは弱点っぽい魔法攻撃、プリムは弱点属性のセイバーとエナジーボールをみたいな感じでやってましたね。

 

また、最初はピコンピコン鳴って(瀕死状態になるとタイマーみたく音がなる)から回復していたのが、ピコンピコンなる前に今このくらい減ったから、予めもう回復しておいた方がいいかなみたいな事を考えるようになったり、ザコ敵の戦い方に応じて必殺技を溜めてからやった方がいいか、とにかくひたすら100%で殴りまくった方がいいかとかやってましたね。

 

まあ、それでもコカトリスやマナの聖域のグリフォンハンドとかは天使の聖杯(戦闘不能を回復する道具)使いまくってまいしたけどね。

 

そんなこんなで最後クリアする訳ですが、あのマナの魔法を二人でかけて!って時がやっぱ感動しますね。

 

そう言えば、終盤にルナの魔法を覚えてからポポイは魔法を使わせまくったんですが、アブソーブやりまってたら、アブソーブって言葉をめっちゃ覚えましたね。

 

多分今でも覚えていると思います。

 

ってか今上の子がPS2版のドラクエV やってますが、マホトラの説明をアブソーブだよって言って説明してました。

 

そうそう、話戻って、聖剣2がクリアした時なんですけど、まあ、ネタバレになるんで言わないんですが、最後の話の流れで下の子はなんか、少し寂しさを感じたのか、泣いちゃいまして、クリアしたその夜、ずっと泣いてたらしいです。

 

ゲームが終わった寂しさとゲームの物語の寂しさがちょっとリンクしちゃったのかも知れません。

 

ですが、僕はそんな子供達の感性がすごいいいなって思ったんです。

 

ゲームって色んな事がデフォルメされているじゃないですか。

 

でも、それって現実に全く無いことか?っていうと、そうじゃないと思うんですね。

 

人間の作った物語は、どこか人間の世界で実際に起こっている事が凝縮されてそこに紡がれている部分って何かしらあると思うんです。

 

なので、ゲームの物語から学んだことって僕はすごくあるなって思うんです。

 

FFIIのヨーゼフに絶叫した人、その流れからのFFIVのヤンに同じ想いを重ねた人も多いと思います。

 

FFIIIのウネとドーガ、水の巫女エリア、FFIVのテラやFFVでのガラフの特攻。

 

ドラクエIのドムドーラドラクエIIムーンブルク、そして少し毛色が変わったドラクエIIIのテドン。

 

ドラクエIVのシンシアにはアレ、みんな泣きますよね?涙流さないまでも、心で泣いてますよね。

 

そして、ドラクエVのパパスですよ。

 

これね、もうね、子供にパパはドラクエ何が一番好き?って聞かれてふと気が付いたんですけど、ドラクエってIIIのが一番の名作って言われたり評価されることあると思うんでうけど、それは確かに疑わないんですが、僕はやっぱりね、ドラクエVのあのよくわからないけど、感じた温かみって忘れられないんですよ。

 

なので、上の子がドラクエVやってるの観てて、ふと気が付いたのが、僕は歴代のドラクエではVが一番好きなんだなって思ったんです。

 

音楽は1~4が特に覚えてましたが、レヌール城の怖そうだけど、少し寂しさも混じったような音楽、街に入った時の温かい音楽、そして、ドラクエではVが初めてボス戦闘の音楽が出来ましたよね。

 

それで、パパスの場面ですが、PS2のリメイク版だとかなり描写が凝っているんですね。

 

んで、それを見た下の子は、まあ泣いてました。

 

感動して涙でちゃったとか言って、泣いてました。

 

でも、分かります。

 

あの場面、そして、キラーパンサーのその後の動きとか含めて、泣けますよね。

 

こういう感情移入してしまうのって、映画や小説でもあると思いますが、中々子供でここまで感情移入出来るのって無いと思うんですよ。

 

それが、ゲームの名作の良さでもあると思ったんです。

 

それで、気が付いたんですが、本とか映画って自分の子供には昔自分が衝撃を受けた作品だったり、自分が好きな物を読ませたり観せたりしたくないですか?

 

僕は映画だったらバック・トゥー・ザ・フューチャーを観せたいですし、本だったら、坂口安吾を読ませたいです。

 

で、実際に観せましたし、坂口安吾は寝る時の読み聞かせで読んでました。

 

でも、ゲームの場合ってどっちかっていうと昔の名作をやらせるってよりは、その時の新作やはやりをやらせる傾向にあると思うんですよ。

 

これってね、多分なんですけど、与える側が知らないからなんじゃ無いかなって。

 

つまり、お母さんです。

 

お母さんでも名作を知っている人からしたら、多分ですが、ポケモンやらせるにしても、まずはマサラタウンの初代からやらせるんじゃないでしょうか?

 

ってかポケモンの前にまずRPGは王道から入らないですかね?

 

ドラクエI、FF I ですよ。

 

もしくは、男の子だったらメタルマックス

 

これね、昔のゲームって僕は古書並に、文化的な価値があると思うんですよね。

 

そして、同時に子供への影響として、教養としても昔の名作は文学作品と同じ様に価値があり、影響力があると思うんです。

 

なので、ゲームばっかやってる問題についてなんですが、今のゲームってどちらかというと、とにかくドーパミンを出させる事に特化しているゲームが多くないですか?

 

スマホ課金の仕組みがまさにそうなんですが、パチンコのシステムをスマホに応用してるんですよね。

 

スマホゲーム以外でも、コンシュマーにしても、結局そこで描かれているモノ、伝えたいことってなんなのか?が明確に伝わって来るゲームってすごく少なくなってる気がするんですよね。

 

面白さや快感、爽快感と興奮、リアリティと没入感、そういうところは非常に強いと思うのですが、後世に残るか?って言われると疑問があると思うんです。

 

その点ではラスト・オブ・アスはラストを含め非常に考えさせられるゲームでしたよね。

 

でも、これは結構大人向けなゲームですよね。

 

もっと子供向けでありながらも、ラスト・オブ・アスみたいなメッセージが突き刺さるゲームは最近ではあまり見たいと思うんですが、僕が単に知らないだけかもですかね。

 

まあ、要は、本でもそうで、子供に今の新刊、新書を与えるってよりは、昔からある絵本とか、昔からある名作な本を子供には読ませる文化があるけど、ゲームの場合はとりあえず今ある最新作とかを与えるだけで、それがないよねって言いたいだけです。

 

昨今では秋葉原のスーパーポテトを筆頭に駿河屋とかレトロゲームを取り扱う所も結構盛り上がっています。

 

スーパーポテト行くと、ほぼ、必ず外国人観光客の方が大勢来ています。

 

また、昔の名作は音楽も素晴らしく、海外のYouTubeで色んな人がゲーム音楽を本気で演奏している動画を見ることが出来ますね。

 

アメリカのある所では、イベントでレトロゲームの祭典みたいなのがあるようです。

 

そんな感じに、ゲームって日本が生んだ世界的にも非常に価値の高い文化だと思うんです。

 

浮世絵とか伝統工芸とかそういうのにも劣らない、日本が誇る文化だと。

 

なので、ゲームと子供の接し方を考える前に、まずは親自身がゲームについて知ることから始めれば、正しいゲームとの向き合い方って自ずと見えてくるんじゃないかなって思うんです。

 

よく知らない物を、適当に与えるから、子供が制御出来なくなる訳で、親側にある程度知識が備わっていれば、その問題は回避出来るんじゃ無いかと思うのです。

 

ゲームには大きく分けて2種類。

 

テキストを読むゲームと感覚的に反射神経でやるゲームがあります。

 

そして、それぞれに始めるのに最適年齢や性別特性があります。

 

こういう情報って確かにそう考えたら無いですよね。

 

なので、ちょっと長くなったので、この次はゲーム別というかゲームを知らない人向けのゲームについての子供をメインにしたゲーム論的な事を話してみようと思います。

 

今日はそんなところです。

 

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。