サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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コミック高岡の閉店にショック!!

そう、皆さんは神保町にあるヲタの聖地とも言われる本屋、いや、コミック屋であるコミック高岡ってご存知でしょうか?

 

ここの本屋さんにはかなりの品揃えの漫画が売っておりまして、単に最新作や今流行の作品とか売れ筋作品だけではなく、昔からの名作とか、今売って無くなってしまった作品なども置いてあったりしてた本屋さんなのです。

 

また、この界隈には三省堂書泉ブックマート(こちらもだいぶ前に閉店してますね)、グランデなど大手書店がひしめく中で、コミック高岡はその大手大型書店のコミック売り場よりもあるところでは品揃えが勝っている所があったんですね。

 

なので、しばらくぶりに僕も行ってみようと思って夕方に足を向けたのですが、なんとやってなかったので、もう少し早く行けばよかったなと思いつつ、三省堂書泉グランデとコミックコーナーを見るも目当ての物が見つからなかったので、他にコミック売っている書店無いかなって探してたんですが、そしたら、たまたまコミック高岡が今年の3月末で閉店したって情報が飛び込んできまして、もうビックリでした。

 

あそこは割と立ち読みにも寛容な所で、行くと必ずと行っていいほど、沢山の漫画を立ち読みしている人達で溢れていた気がします。

 

また、昔集めた漫画で、その続きが欲しい時とか、あるいは前に誰かに貸したりしてなくしてしまったコレクションを揃えようとする時には、まずここに足を運んだものでした。

 

それから、新刊の早売りなどもしていたので、リアルタイムで最新刊をいつもよりも早く手に入れたい!って時は最新刊の発売日から逆算して、その何日か前からコミック高岡をクロールして、今か今かと出るのを待っていたものでした。

 

それで、目当ての漫画があった時の嬉しさたるや、もう、今思い返しても、胸が熱くなる思いですね。

 

それだけ漫画に関してはコミック高岡はすごくよく利用していた事もあり、閉店の事実を閉店後に知ったのはちょっとショックでもありました。

 

信号待ちしている時にスマホで調べてて、思わず一人で

 

「うわぁ、マジかぁ。。。。」

 

って声が漏れてしまいました。

 

それくらい、僕にとってはコミック高岡は非常に特別な場所で、書泉や三省堂とか大手の書店に無い漫画は大抵はコミック高岡に行けば見つかるって感じでした。

 

そう、当時、人気な漫画とかは発売日から何日かとかで既に大手大型書店では売り切れていて、入荷待ちだったりする事もざらだったんです。

 

ですが、そんな時にコミック高岡に行くと、なぜか置いてあるんですよ。

 

なので、僕の中ではある意味でコミック高岡は最後の砦のように、思ってました。

 

だったら、先に最初からコミック高岡行けばいいじゃんってなると思うんですけど、なんというか、何となく当時はコミック高岡は最後に行きたい感じだったんですよね。

 

何ででしょう?

 

そんなコミック高岡、実はその店員さん(当時アルバイトだった)が進撃の巨人を一番早くこれは売れる!ってツイートした人だそうで、その界隈ではとても有名な方らしいんですね。

 

また、その方は、島本和彦の「燃えよペン」が当時30冊しか入荷する予定が無かったそうですが、それをその方が提案して、

 

「300冊入れましょう!!」

 

って上の方に掛け合ったそうなんですね。

 

そうしたら、仕入れて即完売。

 

そしてたちどころに1000冊近く売れたそうです。

 

その経緯からアルバイトから社員へとなられた模様です。

 

そんな伝説のあるコミック高岡は実は100年以上に渡って神保町にあった老舗中の老舗の本屋だったんですね。

 

もう、創業が分からないくらい。

 

それが、どうも経営者の後継問題やら、書籍の電子化などもあったりで、どうにも立ち行かなくなってしまったようで、とても残念ではありますが、きっと多くの方に惜しまれながらの閉店だったんだなぁと思いつつ、まだあの黄色いシャッターとひさしが残っているのを見ながら感慨深く昔を思い出したりして、神保町を後にしました。

 

新しい良いものが生まれていく中で、古き良きものも時代の流れとともに消えていく、そんな事を感じた時でした。

 

今日はそんな感じです。

 

 

進撃の巨人(29) (講談社コミックス)

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進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

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