サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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シムシティの本当の遊び方を子供から教わった話

昨日はうちの子がファミコン版のドラクエIにハマった話をしました。

 

実はその前にスーパーファミコンもやっていて、その中でもシムシティをやらせてみた所、意外なハマり方をしていたんですね。

 

今日はそんなうちの子のシムシティにハマっていった話をしていきます。

 

そもそも、ぬいぐるみでおうちごっことか絵を描いたりするのが好きだったんですが、そんなあの子にとっては箱庭を作っていくシムシティというゲームがどうもすごくいい感じにマッチしたみたいなのです。

 

最初はやり方を色々と教えつつ、適当にやらせてみました。

 

ですが、直ぐに分からないって感じだったので、まずはお金を無限に増やす裏技からやらせてみようとしたんですね。

 

ところが、タイミングが結構シビアだったのか、操作ミスしてしまったからなのか、裏技失敗しちゃうんですね。

 

それで、もう一度やり直そうかって言ったら、どうもこの裏技の工程で操作方法を覚えたみたく、今度は裏技無しで自分でやってみたいって言うんでまあ、やらせてみました。

 

まずは、練習モードで教えてくれるキャラクターの言う通りに発電所を作って、工業地を作って、商業地を作って、住宅地を作っていく訳です。

 

そしたら、結構な反映をしてくれて、市長の家を割と早く手に入れるんですね。

 

でも、市長の家は中々建てなくて、どうして?って聞いたら、

 

「市長の家は他に町をもっと良くしてから建てたいんだ」

 

って言うので、なかなか面白いこと言うなって思って見てました。

 

んで、ある程度建てていると、お金が無くなりますよね。

 

そしたら、12月の決算の時にお金が入る仕組みを理解し、それまで時間を早めて過ぎるのを待ってたりしてます。

 

その時間がつまらなくないかなと思い、お金を無限にする裏技使えば、待って無くても直ぐに沢山作れるようになるよ!って言ったら、なんと、

 

「いい、こうやって待っている時間が楽しいから!!」

 

って言うんですね。

 

で、見てると、商業地や住宅地がランダムに発展したり、道が渋滞してたりとかそういうちょっとした変化を色々と眺めて楽しんでる訳です。

 

あー、なるほど、シムシティってこうやって楽しむものなのねって子供のやり方、進め方を見て、なんか納得した感じで、逆にうちの子はシムシティを楽しむ素質があったけど、僕はあまり、そういう気質では無かったのだなみたいな事に気が付くのでした。

 

色々と町を発展させていくのですが。ある所で、何を思ったのか、ふと。

 

「もう一回最初からやってみる!」

 

って言って、さっき作ったマップは置いていて、最初からやろうとするんですね。

 

なので、裏技使う?って軽く言っても、

 

「使わない!」

 

って予想通りの言葉が返ってきて、それでどうやら、うちの子が最初のマップをやっていて、自分の中でこんな町を作ってみたいみたいなイメージが出来たらしいのですね。

 

それで、最初のマップ選択の画面ですごく色んなマップを探して、こんな地形がいいみたいな理想の地形選びから始めていって、理想の街つくりが始まりました。

 

せっかくなので、工業地は発電所近くにして商業地と住宅地から離し、商業地と住宅地はそれぞれを複数くっつけて、まとめて作るようにして、道路はなるべく作らないで線路を引くみたいな感じで軽く攻略法は教えてあげました。

 

それらを聞くとふんふんと色々と納得したり、それは何でなの?みたいな質問をしたりしつつ、答えて行き、自分なりにそれらを吸収してやってました。

 

大分大きくした頃、住宅地と商業地に巨大なビルが建ちました。

 

あれ?と思ってランク調べてご覧って言ったら、どちらもマックスになってたんですね。

 

レベル5ですね。

 

それを見て、すごく嬉しかったみたいで、その周りをもっと良くしようとか、他にもビルが建つようにしようとか、色々と考えたり試したり、そうこうしてると、さっきとは別の場所にビルが建ち、やったー!!って言ったのも束の間、最初にビルが建っていたところがレベルダウンしてレベル4に下がってしまい、ビルが無くなるなどなど。

 

紆余曲折しつつも、それなりに大きくなったら、今度は公害問題が出てきました。

 

そうしたら、工場地に公園を作ってあげたら?って教えると、工場の周りを沢山公園で埋め尽くすようにしたり、後は町の中心から離れた所に公園を作ると効果的だよと言うと、郊外の住宅地に公園を作って、住みやすい街になったかな?とか言いながら、どうしたらもっと快適になるかな?とか考えながら進めていました。

 

そんな様を見てて、まちづくりってこんな感じに計画を立てたり、実際に作ってみて問題が起こったらそれを解決したり、予算を立ててそれに従ってお金を使うとか、今は一人で決めているけど、街から集めたお金をどこにどうやって使うかってのはそれを決める人達で集まって考えたり話し合ったりして決めるんだよみたいな事を話したりしました。

 

そのために税金があるよとかお役所があるんだよみたいな簡単な仕組みについても、シムシティの仕組みを通して教えてあげたら、何となくあー、なるほどみたいな感じで分かったみたいです。

 

そんなこんなをしていて、シムシティってかなり教育に使えるゲームだよなぁって思いました。

 

税金ってなんで必要なの?とか、商業地、工業地、住宅地って概念とか、それが実際の街だとどんな感じなのかとか、説明するのも、

 

「ここはシムシティの黄色いマスだよ!」

 

とかって説明すると、

 

「ああ、なんか確かに見たことある感じ!」

 

と言って、実際の工場の風景と、ゲームの中で見たオブジェクトを重ねて、理解も早いんですよね。

 

だから、政治や社会とか地理のお話をするのにとっても便利なツールだなぁとか思いました。

 

今日はそんなところです。

 

 

 

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