サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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インベンション1番を速く弾きたい2

昨日からの連投ですが、実際にやってみた感想を言ってみたいと思います。

 

まず、速弾きの為の準備として、目標テンポの半分から何回も弾いて間違えなければテンポを少し上げるというのを繰り返すという事にしました。

 

また、繰り返す回数は10回とし、上げるテンポは2ずつに制限します。

 

インベンション1番の場合、テンポ60で21小節だと約1分半です。

 

それを10回やるだけでも、15分かかります。ノーミス、ノー休憩で15分です。

 

ちょっとした間をおいたり、ミスを考えると20分~30分はかかってます。

 

そして、これをやってみて思ったのですが、この15分という時間が物凄く長いのです。

 

比較的ゆっくりとしたテンポなので、弾くコト自体はそれほど難しくないのですが、まるで水の中を泳ぐように、ゆっくりとした中を弾き続けているのに、一向に回数は縮まらないみたいな、そんな感覚です。

 

3回目、4回目位で、段々と息苦しくなってきました。

 

ですが、5回目を超えた辺りから、ちょっと意識に変化が生まれました。

 

何ていうのか、脳のクロックが変わったというのでしょうか。

 

指は相変わらずゆっくり動いていますし、時間の流れは普通なのですが、意識だけ物凄く速く動いているようなそんな感覚です。

 

銃夢9巻の最終話で、ガリィが音速を超える動きをした時になった、脳のアクセレーターが作動したみたいな状態です。

 

何となくですが、脳のモードが変わった気がしました。

 

そして、そのモードで弾いていると、凄く冷静に自分が次になにをするのか、指の向きがどうなのかとか、強さはどうか、テンポ感はどの位もたついてるのか、あるいは走っていそうかなど、何となく色んなパラメータについて、瞬時に同時に入っていく感じがしたのです。

 

勿論、複数のパラメータを同時に知覚出来たからといって、同時に瞬時にコントロール出来るかというのは、また別な話です。

 

知覚は出来ても、コントロールできるパラメータと、コントロールできてない、あるいは出来ないパラメータとあります。

 

また、パラメータとしては存在していても、そこは変化を付けなくていい場合や、自分の体の構造(指の長さとか姿勢とか体の大きさとか体重や重心の持ち方とか)上、どうしても変化が付いてしまう場合もあります。

 

そして、この状態で何回か弾いていると、確かに色々と気が付くので、これで沢山弾き続ければ、なるほど、これは上手くなるに違いないという確信が得られました。

 

ところがどっこい、この脳のモード、めちゃくちゃ集中力使うんですよ。

 

なんか、続けてぶっ通してこれを1時間やれって言われたら、多分、今の僕では、脳が栄養分を吸い過ぎて、餓死すると思います。

 

まあ、これは言いすぎですが、脳と身体に十分に栄養を与えた状態でも、30分以上やると、やっぱり、きつい感じがします。

 

まあ、僕は藤四郎なんで当たり前ですが、プロ(演奏会だったり、ライブだったり)の人は、こういう状態でも、きっと何時間も演奏出来るように訓練されているんだろうなと思うと、凄いなぁなんて思いました。

 

でも、確かに1曲が30分とか1時間を超えて持続して一人の人が演奏し続ける曲って中々珍しいですもんね。

 

これをやってたら、絶対寿命が縮みますよ。

 

演奏のマラソンみたいなモンですよ。

 

とにかく、やってみて、1日で出来るのは、ぜいぜいが10回か20回位だろうと言うことですね。

 

なので、1日でテンポアップできるのは1回か2回が今のところでは限度ではないかなと。

 

ですが、テンポアップしていけば、演奏時間が短くなりますので、徐々に回数も重ね易くはなるのかなと。

 

でも、テンポが上がれば、正確性や速度が求められますので、まあ、上がれば上がるほど、時間は短時間かも知れませんが、結局失敗等を含めたトータルの時間は同じかも知れないですよね。

 

その辺はまあ、やってみて、どうなるか、実際にレポートしてみようと思います!

 

まずは、今日はテンポ60で10回出来ましたので、明日は62で10回やってみます。

 

このペースで行くと、今月は、ノー壁で92まで行く予定ですね。

 

90というと、以前やっていた倍テンで考えると180ですので、かなり速いテンポだというのが分かります。

 

これを正確に弾けたら、相当上手くなったなと思いますので、そこを目指してまずはぶつかっていこうと思います。