サブカルアキバパパ

アキバ、サブカル、子育てについて語っていきます。


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EWI奏者とシンセ奏者との垣根とは?


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みなさん、EWIって楽器をご存知ですか?

 

一昔前にF1グランプリのテーマとなった曲を演奏していたT-スクエアってグループが一役買ってちょっと有名になったんですが、ぶっちゃけ一般にはあまり知られていないですね。

 

ウインドシンセサイザーと言って、簡単に言うと笛の電子楽器だと思って下さい。

 

エレキギターならぬ、エレピならぬ、エレキ笛です。

 

友達が音楽系の専門学校に通っていた時に、先生に言われたというエピソードで以下の様な話があります。

 

「ようこそ、絶滅寸前のクラスへ」

 

彼はキーボードのクラスへ行っていたそうなのですが、音楽系専門学校の2大勢力がボーカルとギター、ついでドラムとベースなんだそうです。

 

そして、一番人数が少ないのがキーボードのクラスなんだったそうで、それで絶滅危惧種へようこそみたいな話に行き着いたらしいです。

 

そして、このウインドシンセはその絶滅危惧種を上回る程、奏者人口が少ない楽器だと思われます。

 

そもそも、ピアノとかバイオリンとか管楽器系や弦楽器系の人って、優秀な人は音大の方に行っちゃうんですよね。

 

音大行くと、電子系の方はめっちゃ情弱ってか触れもしない、知りもしない感じに寄りやすいです。

 

でも、ギターやボーカルってバンドやりたい!みたいな人がやるのと、音大みたいな狭き門ではないので、人が集まりやすいんですね。

 

ドラムとベースもバンド熱でギターとボーカルの吸引力で吸い寄せられているんだと思います。

 

ところが、キーボードって、ぶっちゃけて言うとバンドには決して必須な存在では無いんですよ。

 

いると便利だけど、いなくてもそれはそれで成立しちゃうみたいな。

 

更に、ブラスなんてもっとバンドの必要性が少ないんですね。

バンドの指向性にもよりますがね。)

 

曲によってはいるといいけど、曲によっては全くいなくてもいいみたいな場合も少なくない。

 

その上サックスやっていて、電子楽器も持っているってなると、まあ希少ですよね。

 

散々に言ってますが、実はこのウインドシンセって結構面白いなあって思うんですよ。

 

遡ること80年台。

 

なんとこのウインドシンセの構想って実はあのDX7が出てた頃に既にあったんです!

 

ってか、MIDIの規格が登場した当初から、将来こういったコントロール値が必要になってくるだろうって予測されてて、その当時は全然そんなウインドシンセなんて概念がなかった頃に既に規格に用意されていたんですよ。

 

(自分が発見していない原子を、将来発見されるであろうと予測して、予め空けて原子の周期表を考えたメンデレーエフみたいですね。)

 

そして、DX7にはウインドコントロール端子と言って、別売りのピアニカにくっつける短い方みたいなのがあって、そこに息を吹き込みながら演奏すると、息の変化に合わせて音色が変わるみたいな仕組みがあるんですよ!!

 

そんな前からあったのかって驚きでした!!!

 

そして、時は経ち、様々な機材や技術が発展して、なんと今やリーズナブルにウインドシンセが楽しめる時代がやって来たんです!

 

そう、ちょっと前はまだウインドシンセって、音源って高い機材を一緒に買わないと、コントローラ端末(笛みたいな奴)だけ買っても音は出せなかったんですよ。

(ってかそもそもコントローラだけで売ってなかったかもですね・。・)

 

所が今や、パソコンに音源が入る時代!

 

更には無料で音源がダウンロードして使える時代!!!

 

色んな有志の人が無償で作ったソフトを沢山の人達でシェアして使える時代です。

 

つまりは、コントローラだけ買えばウインドシンセが楽しめるようになったってことで、昔に比べてかなりリーズナブルにお手軽にパソコンに繋げて、或いはスマホやパッドに繋げて楽しめるようになったんです。

 

まあ、そんな未来が明るいウインドシンセサイザーEWIなんですが、どんな音が出るかというと、大体が本物のブラス系の音をシミュレートした音かシンセ系の音かに分かれます。

 

ブラス系の音源は稀にウインドコントローラーにも特化した設定だったり仕様になってたりするのもありますが、大体はキーボード奏者がアレンジで入れるブラスサウンド用音源みたいな感じのが多いです。

 

更にシンセ系の音に関してはそれが如実にあらわれていて、もうシンセって言ったら鍵盤一択です。

 

唯一といっていい位だと思いますが、IFWというウインドシンセ用のシンセがある位ですね。

 

なので、EWIをパソコンで吹いていても、鍵盤弾ける人からしたら、多分、これ手で鍵盤弾いた方が良くね?ってなっちゃう訳ですよ。

 

つまり、別にウインドコントローラー使わなくても鍵盤あればいいんじゃね?ってコトですね。

 

ってか、EWI使う意味あんの?みたいな。

 

そんでね、表題にも書いた、EWI奏者とシンセ奏者って何が違うんだろうって考えてみたんですよ。

 

まずね、T-スクエアのTruth、F1グランプリのあの曲ですね。

 

元はあれEWIではなく、リリコンって別のウインドシンセなんですが、あの雰囲気をキーボードで出せるかって考えたら、多分出せないんですよ。

 

音色としてはリリコンの音色も色んなシンセの知識を駆使して作れば、ほぼ同じ音色は作れると思うんですけど、それでも、その音色を鍵盤で弾いても多分あのニュアンスというか、あの雰囲気は出ない。

 

何が違うのか?

 

自分でシンセを弾いてみて、次に自分でウインドコントローラーで同じシンセを吹いてみる。

 

うん、同じだ。

 

何が違うのだろう?

 

達人達がやるとキーボード演奏とウインドシンセ演奏が違うが、冬獅郎(素人)がやると一緒っぽい。

 

んで、色々なyoutubeを見ながらよくよく見てみることにしました。

 

すると何となく、ん?っと思うところが!

 

あ、

 

もしかして、

 

そう、ウインドシンセはブレスの吹き込み方で音の立ち上がりとか音色が何となく変化してるっぽい!

 

そりゃそうか、だって、管楽器って元々そういう楽器だもんね。

 

それからもう一つ気が付いたことが!

 

使える音域がキーボードの方が多く、当たり前だが、キーボードは同時に2音以上出せる。

 

つまり、音の使い方がキーボードと管楽器系とではそもそも考え方が違うっぽい。

 

例えば、ある音を起点にシーケンスで上昇していくフレーズを考えたとして、キーボードの場合はどんなキーのどんな音から始めても、大体がキリの良い小節まで最後まで弾ける場合が多いんです。

 

所が、管楽器系だと、音域がかなり限定されているので、とあるキーの時に使えたフレーズが、移調すると使えないとか、とあるコードの時に使ったフレーズが、別のコードの時はキリの良い所に行き着く前に楽器としての限界最高音に達してしまうとかなる訳ですよ。

 

なるほど、なるほど、ウインドシンセと鍵盤のシンセの違い足らしめるモノは、ブレスによるコントロール変化と音の使い方なんだな。

 

EWIとシンセの違いが分かった所で次は管楽器とEWIとの違いについて考えてみることにします。

 

まあ、ぶっちゃけ、見た目は管楽器の方が絶対カッコいいです。(独断と偏見ですが)

 

なぜならば、エレキギターやキーボード(シンセサイザー)って電子楽器と言っても、元となった生楽器よりもカッコいいモノもありますが、それって、エレキギターもキーボードも生産された種類が豊富だからなんですよ。

 

つまり、種類が豊富だとカッコいいモノが出来る確率が高くなるって訳です。

 

生楽器の場合は、楽器全体が音を出すために、最適化されているので、形を大幅に変えたり、見た目を思いっきし違うものにしたりするには中々難しい所があります。

 

ですが、電子楽器は結局楽器の形をしつつも、音をだすのは電子部とそれを取り巻く機構になるためにそれ以外のところでは割りと融通が効く訳ですよ。

 

つまり、電子楽器の方が生楽器よりも本体の形や見た目を色々と変えやすいって訳です。

 

また、生楽器の場合はボディそれ自体が音を出しますから、染料、塗料などにもとてもデリケートです。つまり、色も電子楽器に比べて非常に制限があるという訳です。

 

ところが、ウインドシンセは種類と言っても、リリコン、EWI、WX、エアロフォン、(中でもリリコンは販売中止になっちゃいました。)しかなく、形も個人的にはリリコンが一番かっこ良かったのだけど、作ってた所が倒産しちゃいました。

 

(後で知ったのですが、リリコンの技術をヤマハが買い取って作られたのがWXシリーズだそうですが、やっぱりリリコンのあの質感の方がカッコいいなあって思うんですよね。)

 

んで、気が付いたのは、そっか!多分だけど、ギターのボディが、シンセのボディがプラスチックだったら、きっともっと売れてないはず!

 

そう!

 

あの金属の質感が良かったんですよ。

 

だから、EWIもWXもエアロフォンも、プラスチック製じゃなくて、金属とか木の部品を使って作られたウインドシンセを作れば、きっとカッコいいデザインのモノが出来るんじゃないでしょうか????

 

WXもリードを本物を付けられるようにするとか、マウスピースをサックスのマウスピースが使えるとか、インターフェース部分に本物に近い部品を持ってくれば、もっと生楽器プレイヤーからウインドシンセに流れていく流れも作れるんじゃないかな何て思うんですよね。

 

WXシリーズは折角リリコンから受け継いでいるんだし、モノホンリード付けられるとか、どうなんでしょう?ヤマハさん!!

 

特にWXはプラではなく、金属機構にして欲しいなぁとか思うこの頃。

 

んでもって、これを書いていて気が付いたんですが、リリコンの音の良さの理由の一つが、昔の名機と謳われたアナログシンセ達が生まれたあの時代のアナログ音源なんですよね。

 

プラスして、ブレスのコントロール値がアナログなので、非常に滑らかだって何かの記事で言ってるのを見ました。

 

なるほど、なるほど、そもそも、TruthはリリコンあってのTruthだったのかって所に行き着く。

 

色んなアレンジがあったり、ライブバージョンがあったりしますが、オリジナルの音がやっぱ一番いいなぁとか思っちゃうんですよね。

 

唯一、本田雅人氏のソプラノで吹いている版(でもサビでオクターブ下がっちゃうのだ残念なんです!)とEWIでめちゃくちゃ超技巧で吹いている版が次点かなぁなんて思いましたが、アレは音色よりも本田さんの技量で魅せている感があって、そう考えると、音色としてはリリコンのオリジナルのが一番いいなぁって。

 

ああ、なんだか書いてて、リリコンがめちゃくちゃ欲しくなる。そして、リリコンのデジタル版を誰かクラウドファンディングで作ってくれないかなぁ。

 

(ちなみに、リリコンのデジタル版って、ソフトじゃなくて、ハード回路の方ね。)

 

脱線しまくりでしたが、管楽器、生楽器との違いの続きで、まあなんといっても見た目の次は音色でしょう。

 

そりゃそうだ。

 

んでね、音色もそうなんですが、音量もなんですよ。

 

電子楽器の優れたところってのは、生楽器に比べて1つの楽器でメチャクチャ大きな音を出せるって事だと思うんですよ。

 

それと、音色を色々と変えられるってのがありますよね。

 

そんで、はじめに思ったのは、ギターや弦楽器は電子化するメリットとしてソロで大音量に出来るってことかなと思い、キーボード系の電子化メリットは音色を変えられるところかなと。

 

んで、管楽器系の場合は、管楽器自体が大音量なので、電子化する恩恵があまり受けられなかったのかなと。

 

また、音色のチェンジにしてもシンセ音色だとピアノ(減衰系の音色)からパッドやストリングス、オルガン、リード系などの持続音系の音色に差し替えるメリットがありますが、管楽器って元々は息が続く限り持続音なので、切り替えるメリットが少ないみたいな。

 

では減衰系に切り替えれば?と思うかもなんだけど、管楽器はブレスコントロールによる表現が結構大事で、減衰系の場合は音を出した後にドンドン音量が小さくなっていくので、ブレスに寄る表現の幅が逆に狭くなってしまうデメリットとなってしまうのです。

 

つまり、音量の面でも、音色切り替えの面でも、管楽器の場合はあまり恩恵が少ないんだと思う訳です。

 

それに、バンドの中でブラスの音が必要だったら、一昔前からPCM音源も非常に進化しているので、鍵盤でブラスの音を出してしまえばブラスの人が要らなくなっちゃいます。

 

などなど、管楽器とバンドとの相性や電子楽器との相性が他の楽器のそれ程はマッチしてなかった事が分かります。

 

そもそも、ウインドシンセが発展しなかった背景にはプレイヤー人口が少ない事があります。

 

売上が見込めなければ、単価が上がるし、そうなると次の開発コストもかかる。

 

楽器が高いと、敷居も高くて、始める人の裾野が狭くなるからプレイヤー人口が必然的に少なくなる。

 

みたいなデフレスパイラル的な流れです。

 

また、ブラスなどの管楽器の魅力って、ダイナミックさと言いましょうか、小さな音はそれで色っぽかったり怪しかったりですが、ひとたび大音量を奏でたら、ビリビリするような迫力のあるサウンドが身体を刺激するみたいな。

 

それがブラス系生楽器の魅力でもあると思いますが、ウインドシンセだと先のデジタルな問題からか、そこまでのダイナミクスの差を表現するのって何か難しいのかなぁって。

 

生楽器は奏者も一緒に振動して、楽器の音色の1つになってるんじゃないかなって思いますが、電子楽器の場合はスピーカーからの響きだけみたいな感じです。

 

さてさて、散々ウインドシンセについてケチョンケチョンに言ってきたような気もしますが、別にウインドシンセが嫌いなわけではありません!

 

むしろ、好きだからこそ、もっと沢山の人が手軽に出来たらと思っています。

 

そもそも、EWIってリコーダーに似てますよね?

 

息を吹き込んだら音が鳴る。

 

運指もサックスはリコーダー準拠なので、小学生でも覚えられる。(少なくとも1つのメジャースケールは)

 

なので、リコーダーの次の楽器としてEWIを義務教育に入れたらどうなんだろうって思う訳です。

 

パソコン教育が取り入れられて来る教育界に、ソフトウェアシンセを導入する訳ですよ。

 

多分、全員ノートパソコンが授業で必須になるでしょうから、EWI-USBのもっと廉価版みたいなのでいいので、中学生でも楽に使えそうなちょっとサイズを小さめにしてコストダウンするとか、オクターブ幅をちょっと狭めるとか、ベンドキーを無くすとか、そんな感じでアルトリコーダーと同じ位の値段まで下げられないでしょうかね。

 

つまり、EWIが電子楽器とかシンセとかそういうのの架け橋的な存在になれるんじゃね?みたいな提案です。

 

そこから始まって、クラリネットやフルート、サックスを始めたいって人が出てくるかもしれませんし、バイオリンや他の楽器をやりたいって人が出てくると思うんですよ。

 

リコーダーの次、アルトリコーダーにするよりも絶対に他の楽器への興味って出てくると思うんです。

 

ヘ音記号譜なんて、ベースに興味がある人以外はきっと絶対単体だとつまらないですよ。

 

あれはアンサンブルがあって、上のパートとかがあって、始めて楽しめるモノだと思うんですよ。

 

なのに、ヘ音記号譜で全員で地味な音域をただただ義務教育のノルマとしてこなすなんて、絶対つまんないですよ。

 

EWIなら、ソプラノの音からバスの音まで出ますから、複数のパートにして練習させたり、パートを入れ替えて練習させたりすれば、前回のト音記号譜とか、調子に乗ってハ音記号譜とかやっちゃってもいいじゃないですか!

 

また、音色も変えられますから、それぞれがそれぞれに好きな音色でアンサンブルを吹く訳ですよ。

 

おお、あそこのグループはこんな編成で来たか!

 

みたいな。

 

それに、EWIならヘッドホンやイヤホン使えば、近所迷惑にならないから、夜中だろうと幾らでも練習出来まっせ!

 

ってか、小学校でも今はパソコン教育とかプログラム教育とか言ってる位ですから、EWIも子供向けに軽量型のリコーダー位のサイズで、ストラップ使わなくても持てる感じの奴を作ったらどうでしょう?

 

音源もiPhoneスマホに繋げてとか、まぁノートパソコン全員支給だったらパソコンに繋げればいいですね。

 

シンセもIFWとかSynth1とかフリーのでいいじゃないですか!

 

そう!EWIって実は、他の楽器からEWIに行き着く流れは中々ないんですが、これから始めると、EWIから他の楽器に行く流れの可能性ってメチャクチャあるんですよ。

 

要素として色々あるから。

 

音色が色々あるから、それぞれの音色の楽器(バイオリン、チェロ、フルート、クラリネット、トランペット、サックス、オーボエなどなど)に興味が行く流れ、シンセ要素が強いので、シンセサイザーに興味が行く流れ(この場合はキーボーディスト的な奏者側と音の出る仕組みなどのハード側と両方広がりがあります。)、パソコンを使うので、パソコンに興味が行く流れ、もう、ある意味無限大ですよ!

 

しかも、操作性は小学生でも出来る程シンプルに音が出せる。(今のモデルだと小学生には大き過ぎて、難しいですが、軽量モデルが出て、リコーダー位の大きさになれば十分考えられます。)

 

そして、先生は別にシンセの仕組みなんて知らなくていいんですよ。

 

繋げて吹けば音が出るってそれだけわかっていれば。

 

後は興味があればググったり個人で調べてね、でいいじゃないですか!

 

だって、パソコン導入している授業でも、パソコンのアーキテクチャとかハードの仕組みとか全部知っている先生なんて必要ないですよね?

 

そんな風にEWIを教育の基軸に無理やり突っ込んで、子供達へ楽器の楽しさとか、音楽の面白さをもっともっと浸透させられたらいいんじゃねーかって思うんですけど、これを読んでいる貴方はどう思いますか???

 

まあ、めっちゃ僕の独りよがりだなあとは思うんですけどね。

 

読み返すと物凄い支離滅裂な文章だったんですが、最後まで読んでくれてありがとうございます!!

 

もしAKAIとか各メーカーさんや教育現場の方で賛同してくれる方がいましたら、是非とも本案のご検討をお願いしたいです!!

 

EWIのより多くの人への認知及び浸透と、全人類が音楽へ導かれていきますように!!!!